Another Genesis
以下はWikipediaより引用
要約
『The Spirits of TSUBURAYA PRODUCTION WORLD Another Genesis』(アナザージェネシス)は、アスキー・メディアワークスから発行されている模型雑誌『電撃ホビーマガジン』において2011年9月号 - 2012年5月号まで連載されたウルトラシリーズを題材とした足木淳一郎の小説。挿絵は後藤正行が担当している。
概要
従来のウルトラシリーズテレビ作品とは異なる世界観を舞台に、“光の国の消滅”という事件に翻弄される登場人物たちを描く。
劇場作品『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』同様、「牢獄から脱出するベリアル」「光の国が壊滅する」「新たな戦士が主人公」と共通点が複数あるが、ストーリーはよりシリアスかつハードなものとなっている。ウルトラマンらのデザインも大幅にアレンジされ、クリーチャー的なデザインになっている。全体的に広大な宇宙を舞台としていることもあって、どこか神話的な群像劇の様相を呈している。
『電撃ホビーマガジン』2012年5月号の第9話にて第一部が完結した。
雑誌掲載以外の書籍収録はされてないが、2021年3月17日に開設された円谷プロの公式定額制デジタル・プラットフォーム・サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」にてプレミアムプラン向けの配信が開始された。
あらすじ
宇宙のどこかにある「闇の牢獄」に何万年もの永きにわたり捕えられていたウルトラマンベリアル。だがある時、その未来永劫動くはずのない緊縛に僅かな弛みが生じ、それを機にベリアルは牢獄を破壊して脱獄。自らを幽閉した光の国に復讐すべく、光球を放って光の国を僅か数分で跡形もなく消し飛ばした。光の国の破片は無数の流星となって宇宙に散らばり、宇宙全土の生物たちに影響を及ぼす。
登場人物
超人
ブラスト
本作品の主人公。第1話から登場。元々は地球人の兵士で、名前は本名ではなく「爆弾みたいな奴」という意味の仲間から呼ばれる徒名。宇宙の辺境の惑星で侵略軍として敵兵と交戦していた最中、宇宙から降ってきた光の国の破片と接触し、本人の意思とは無関係に半超人へと変貌した。
その後、数百年以上に亘って宇宙を放浪する間に、光の国の戦士と同程度の数十倍の体躯に巨大化。右腕から光線技「ヴォルテック・インパクト」を放つことができるが、力を制御できておらず、異次元の怪物に使用した際は右腕を負傷してしまった。
キング星に辿り着き自らの力の発祥を知るが、突如現れたウルトラマンに光の国の破片を奪われ絶命する。その亡骸は巨大な王の魂に見下ろされていた。
人間だったころの姿は第6・9話の挿絵に描かれている。
出自こそ異なるが、セブン・レオ・グレンファイヤーとかかわりがあり、また青と赤の光を受け入れるシーンなど、ウルトラマンゼロを彷彿とさせる描写が多く存在する。
ウルトラマンベリアル
ウルトラマン
ウルトラセブン
<武を司る神>ジャック
<月の女神>エース
<荒ぶる闘神>タロウ
<青白い巨人>、<赤黒い巨人>
ティガ
無頼の漢<父>
グレンファイヤー
獅子<レオ>
怪獣
アントラー
アイアンロックス、キングジョー、ジャンボット
破壊の神<ミラーマスター>