BLUE GIANT
漫画:BLUE GIANT
作者:石塚真一,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミック,
レーベル:ビッグコミックス,
発表期間:2013年5月10日 - 2016年8月25日,
巻数:全10巻,
話数:全80話,
漫画:BLUE GIANT SUPREME
作画:石塚真一,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミック,
レーベル:ビッグコミックススペシャル,
発表期間:2016年9月10日 - 2020年4月25日,
巻数:全11巻,
話数:全88話,
漫画:BLUE GIANT EXPLORER
原作・原案など:NUMBER 8,
作画:石塚真一,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミック,
レーベル:ビッグコミックススペシャル,
発表期間:2020年5月25日 - 2023年5月10日,
巻数:既刊8巻,
話数:全72話,
漫画:BLUE GIANT MOMENTUM
原作・原案など:NUMBER 8,
作画:石塚真一,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミック,
発表期間:2023年7月25日 -,
映画
原作:石塚真一,
監督:立川譲,
キャラクターデザイン:高橋裕一,
音楽:上原ひろみ,
制作:NUT,
製作:映画「BLUE GIANT」製作委員会,
以下はWikipediaより引用
要約
『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)は、石塚真一による日本の漫画作品。ジャズを題材とした作品で、『ビッグコミック』(小学館)にて2013年10号から2016年17号まで連載された。第1部の舞台は仙台と東京。同誌2016年18号からはヨーロッパに舞台を移した第2部『BLUE GIANT SUPREME』(ブルージャイアント シュプリーム)が2020年9号まで連載され、同誌2020年11号から2023年10号までアメリカを舞台とした第3部『BLUE GIANT EXPLORER』(ブルージャイアント エクスプローラー)を連載。ニューヨーク編である『BLUE GIANT MOMENTUM』(ブルージャイアント モメンタム)が同誌2023年15号から連載されている。なお、『SUPREME』単行本9巻以降と『EXPLORER』では、story directorの肩書きでNUMBER 8が著者名に併記されているが、これは第1作からの担当編集者の別名義である。
マンガ大賞2016で第3位。2017年、第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。2023年4月時点でシリーズ累計部数は1100万部を突破している。2023年2月に劇場アニメ映画版が公開された。
本作を執筆するにあたり、名門ジャズ・レーベル、ブルーノート・レコードの1950年代から1960年代におけるアルバムジャケットのデザインが大いに参考にされた。
最初の舞台を仙台にしたのは、石塚の担当編集者(NUMBER 8)が仙台出身であることに加え、ジャズフェスティバルなどを取材し仙台にジャズの土壌があると感じたことも理由としている。
あらすじ
BLUE GIANT
仙台編
東京編
BLUE GIANT SUPREME
単身、ドイツ・ミュンヘンへ乗り込んだ大だったが、『アジア人のジャズは聞いたことが無い。』とジャズ・バーでの飛び込みは全て断られる。コーヒーショップで途方に暮れていると、隣で読書をしていた大学生・クリスが声をかけてくる。事情を聞いたクリスは空き部屋を提供し、ジャズ・バーへの出演交渉までしてくれた。クリスは "大(DIE)"は不吉だからと"D(ディー)"と名付けた。小さなバーでの出演が決まり、クリスは大学の友人に片っ端から声をかける。当日の観客10人全員はクリスの友人。ほぼジャズを聞かない友人たちは大の演奏に不思議と圧倒された。大はバンドメンバーを見つけるため、色々なライブハウスを回り見つけたベーシスト・ハンナ・ペーターズに声をかけるも得体のしれないアジア人の誘いもありハンナは断る。大はハンブルクに移ることをクリスに伝えミュンヘンをあとにした。
BLUE GIANT EXPLORER
大は「NUMBER FIVE」での活動を終わらせ自動車免許を取得するため帰国、玉田と再会を果たす。次に単身アメリカへ行くことを告げると、退院した雪祈が作曲の勉強でアメリカの音楽大学に入学したことを知る。そして大はジャズの本場・東海岸ではなく、西海岸・シアトルの地に降り立った。現地で車を購入しようとするが予算が足りず全く相手にされない。ある古びた整備工場の工場長ジャック・アダムズとの出会いがきっかけで働くことになった。工場の従業員であるエディはロックギタリストを挫折した経験から、大に音楽の道は諦めなと促すが、自身が紹介したジャズバーに飛び込みで演奏した大のプレイに心を動かされる。休日に大を誘ってキャンプをしたエディは昔のメンバーとステージに立つことを話し、大をゲストプレーヤーに誘った。本番のステージで大はロックバンドとプレイし観客から賛否の歓声が飛び交う中、大のプレイは完奏した。ジャックは中古の日本車を見つけ、エディと三人で整備を行い、大が最初に告げた予算額で売った。翌日、工場内でエディとセッションを行ったのちシアトルを旅立った。
BLUE GIANT MOMENTUM
Dai Miyamoto Momentumは新たな活動としてジャズの聖地・ニューヨークへ到着した。
登場人物
声の項は劇場アニメの声優。
宮本 大(みやもと だい)
宮本 雅之(みやもと まさゆき)
宮本 彩花(みやもと あやか)
声 - 須田美玲
大の妹。天真爛漫な性格の小学5年生でダンスに夢中。雅之をおっきいお兄ちゃん、大を小さいお兄ちゃんと呼んでいる。大のおおらかな性格があまり好きではなかったが、上京を知ったあと号泣している。大が東京から贈ってきたフルートを由井のもとで練習している。
三輪 舞(みわ まい)
由井(ゆい)
声 - 乃村健次
個人スタジオで音楽教室を開き、地元のCMソングなどを楽曲提供している。大の酒好きでピアノの上に空瓶が並んでいる。 幼少期からサックスを吹き、学生時代に渡米しジャズに没頭、自分の限界を知ったことで、現在の生活となっている。大の才能を見出し、サックスを無償で教える。大が上京する際や海外行きを決めた際にも快く送り出した。
近藤 周平(こんどう しゅうへい)
小熊
玉田 俊二(たまだ しゅんじ)
声 - 岡山天音
大の同窓生。夏期講習でナンパしたり、未成年で喫煙をしたりと自由気ままな性格のサッカー部員。花のキャンパスライフを送るため大学進学で上京するも、大に居候として住み込まれる。大学生活の理想と現実に違和感を覚え、サークルを辞める。大に誘われドラマーとしてバンド練習に参加するが、沢辺からは猛反対されたことで、練習用のドラムセット を購入。また、音楽教室にも通い始め、音楽に没頭し大学を休みがちになるほど打ち込み、トリオ「ジャス(THE JASS)」を組むことになる。
沢辺 雪祈(さわべ ゆきのり)
声 - 間宮祥太朗
大がライブハウス巡りで出会う人物。大と同い年で、4歳からピアノを始めたピアニスト。才能をひけらかすような態度をとったり、下手な演奏には容赦の無い批判をするが、非凡な才能を持つ。大・玉田と出会い紆余曲折を経てトリオ「ジャス(THE JASS)」を組むことになる。憧れのライブハウス「SO BLUE」のステージに立つため支配人の平と会うことになるも、横柄な態度が災いし、叱咤されてしまう。以降、自身を見つめ直しながら再び演奏に取り組むようになる。
平(たいら)
声 - 東地宏樹
ジャズライブハウスとして国内最高峰の『SO BLUE』支配人。雪祈が憧れるライブハウスでもあり、是非とも演奏を聴いて判断して欲しいと直談判するも、初対面での横柄な態度に対し性格を叱咤した。しかしまだ演奏力は不十分でありながらも「ジャス」が気になっており、雪祈を叱咤したことで若い芽を摘んでしまったのではないかと自問自答していたが、たまたまライブハウスで出会った大と話し、雪祈の近況を聞いたことで胸をなでおろした。また、海外からのジャズバンドの欠員として急遽雪祈を指名し、彼も快諾。そのプレイに魅了されたことで「ジャス」の出演を打診した。敷居が高い『SO BLUE』での無名の10代バンド「ジャス」の出演にはスタッフの間で賛否はあったものの、平が最後まで押し通し、出演を決定させた。
川喜多(かわきた)
声 - 青山穣
プロとして活動するジャズギタリスト。サポートに雪祈を起用して以来、正式なツアーメンバーとして勧誘するも断られている。その後プライベートで「ジャス」のライブを見にきた際に、ライブハウスにあるギターを借りて乱入、セッションをしたことで「ジャス」を応援するようになる。
アキコ
声 - 木下紗華
大が上京後に初めて訪れた小さなジャズバー「TAKE TWO」の店主。膨大な数のジャズレコードを所持している愛好家。楽器は置いてあるがしばらく生演奏は行われていない。その縁から営業時間以外は、ジャスの練習スタジオとして貸しており、3人の成長を見守っている。
五十貝 勝(いそがい まさる)
天沼 幸星 (あまぬま こうせい)
声 - 木内秀信
有名ジャズバンド「Act(アクト)」のピアニスト。評論家としてもメディアに出演し国内では有名。ジャスを自ら出演するフェスに推薦したが単に『若者のジャズバンドと言うだけでウケる』であった。
望月(もちづき)
声 - 高橋伸也
大が配っていたライブのフライヤーを無意識に受け取った会社員。大に『ライブハウスに来てくれる可能性は』を突然聞かれた際に『10%かな』と返答したが、逆に大から感謝されたことが気になりジャスの初ライブに訪れた。それまで全くジャズは聞いたことがない。
内山(うちやま)
BLUE GIANT SUPREMEの登場人物
クリス・ウィーバー
ハンナ・ペーターズ
ブルーノ・カミンスキ
ラファエル・ボヌー
ボリス・リッケュ
アーネスト・ハーグリーブス
コラボレーション
担当編集者が「ヤマハ大人の音楽レッスン」でサックスに挑戦する企画や、サックス奏者の栗原健がリットーミュージックの『サックス&ブラス・マガジン』にて、奏者の視点から本作を語る『マンガ「BLUE GIANT」を読む!』を連載している。
また、石塚が選曲したジャズのコンピレーションアルバムが、ユニバーサルミュージックから発売されている。ブルーノート・レコードとも正式にコラボし、同じくユニバーサルミュージックから発売されている(アルバムジャケットは石塚による描き下ろし)。
2020年10月30日から11月15日まで、服飾ブランド『ブルックス ブラザーズ ジャパン』とコラボレーションイベントを開催(表参道店)。「白いシャツはジャズマンの証なんで!!」という主人公・宮本の名言にフォーカスした商品の展示や、描き下ろしイラスト、原画の展示など行われた。関西での開催を望む声に応えて翌年、2021年3月24日から4月13日まで梅田阪急店にて第2弾イベントを開催した。
その他
- 2017年6月29日に放送された『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「本屋でマンガ大好き芸人」において、川島明(麒麟)が「最近のダントツ1位」として本作を紹介した。この番組の放送後、単行本第1巻の売上が放送前の約20.8倍になったという。
- 小峠英二(バイきんぐ)は、本作の影響でサックス教室に通い出したという。
- ブルーノート・レコード現社長のドン・ウォズは、石塚との対談の中で「僕には日本語がまったくわからない。でも、君の本を見てジャズ・クラブの匂いが嗅げる。君もさっき言っていたよね、ジャズを知らない人が音が聴こえてくると言う、って。それは素晴らしいことだ。それこそは、君がやっていることの素晴らしさなんだ」と激励した。
- 有吉弘行、岡田准一、吉沢亮、六代目中村勘九郎、ケンドーコバヤシ、伊達みきお(サンドウィッチマン)、などが、本作のファンであることを公言している。
- 2023年3月発表のブックライブ主催「マガデミー賞2022」では『BLUE GIANT EXPLORER』の宮本大が主演男優賞に選出された。審査員からは主に彼の「実行力」に支持を集めた。
書誌情報
- 石塚真一『BLUE GIANT』小学館〈ビッグコミックススペシャル〉、全10巻
- 2013年11月29日発売、ISBN 978-4-09-185678-4
- 2014年3月28日発売、ISBN 978-4-09-186245-7
- 2014年7月30日発売、ISBN 978-4-09-186460-4
- 2014年12月26日発売、ISBN 978-4-09-186828-2
- 2015年2月27日発売、ISBN 978-4-09-186850-3
- 2015年7月30日発売、ISBN 978-4-09-187257-9
- 2015年11月30日発売、ISBN 978-4-09-187406-1
- 2016年3月30日発売、ISBN 978-4-09-187585-3
- 2016年9月9日発売、ISBN 978-4-09-187828-1
- 2017年3月10日発売、ISBN 978-4-09-189460-1
- BLUE GIANT LIVE SELECTION(CD付き限定版) 2020年8月28日発売、ISBN 978-4-09-943070-2
- ライブシーン収録回(全16話)、描き下ろし漫画(8ページ)などを収録
- 石塚真一、NUMBER 8(story director:9巻以降)『BLUE GIANT SUPREME』小学館〈ビッグコミックススペシャル〉、全11巻
- 2017年3月10日発売、ISBN 978-4-09-189467-0
- 2017年6月30日発売、ISBN 978-4-09-189585-1
- 2017年10月30日発売、ISBN 978-4-09-189743-5
- 2018年2月23日発売、ISBN 978-4-09-189843-2
- 2018年6月29日発売、ISBN 978-4-09-860022-9
- 2018年10月30日発売、ISBN 978-4-09-860169-1
- 2019年2月28日発売、ISBN 978-4-09-860265-0
- 2019年6月28日発売、ISBN 978-4-09-860352-7
- 2019年10月30日発売、ISBN 978-4-09-860499-9
- 2020年2月28日発売、ISBN 978-4-09-860583-5
- 2020年10月30日発売、ISBN 978-4-09-860811-9
- 石塚真一、NUMBER 8(story director)『BLUE GIANT EXPLORER』小学館〈ビッグコミックススペシャル〉、既刊8巻(2023年2月10日現在)
- 2020年10月30日発売、ISBN 978-4-09-860813-3
- 2021年2月26日発売、ISBN 978-4-09-861003-7
- 2021年6月30日発売、ISBN 978-4-09-861100-3
- 2021年10月29日発売、ISBN 978-4-09-861177-5
- 2022年2月28日発売、ISBN 978-4-09-861277-2
- 2022年6月30日発売、ISBN 978-4-09-861369-4
- 2022年10月28日発売、ISBN 978-4-09-861466-0
- 2023年2月10日発売、ISBN 978-4-09-861638-1
- 南波永人 『ピアノマン「BLUE GIANT」雪祈の物語』小学館、2023年2月27日発売、ISBN 978-4-09-386676-7
- BLUE GIANT LIVE SELECTION(CD付き限定版) 2020年8月28日発売、ISBN 978-4-09-943070-2
- ライブシーン収録回(全16話)、描き下ろし漫画(8ページ)などを収録
ライブシーン収録回(全16話)、描き下ろし漫画(8ページ)などを収録
BONUS TRACK
単行本各巻の巻末には、短い描き下ろしの「BONUS TRACK」が収録されている。本編に登場した宮本大の家族や知人、大と出会った人物が、本編の数年から十数年後に、インタビューに答える形で大のことを語る、という内容になっている。それとは別に、本編と同時期の宮本大の練習風景を描いたもの(以下では※で示す)、「OMAKE of BLUE」と題して作者と担当編集者の対話や取材の模様、こぼれ話などを描いたもの(以下では★で示す)などが併せて収録されていることもある。
巻数 | BONUS TRACK | TRACK 2 | その他 |
BLUE GIANT | |||
1 | バーナムの飼い主 バードでのボーカル京子 ピアノの三上 宮本彩花(妹) 友人の光明 |
★作者と担当編集者の対話、仙台での取材旅行記、ほか | |
2 | GSの店長 宮本雅之(兄) |
★定禅寺ストリートジャズフェスティバルの体験記 | |
3 | 入江(高校の同級生) 黒木(高校の音楽教師) |
★上原ひろみのライブの体験記 | |
4 | ライブハウスバードの店長 小野泰三(高校の同級生) |
★昔友人が団扇からブラシを作った話 | |
5 | アキコ (ジャズバーTake Two) |
||
6 | 川喜田 (ギタリスト) |
※東京ベイエリアでの練習風景 | |
7 | 玉田 (JASS:ドラマー) |
ハービー・ハンコック&ウェイン・ショーター 石塚真一インタビュー | |
8 | 五十貝 (21ミュージック) |
★作者と担当編集者の対話 | |
9 | 平 (ライブハウス:ソーブルー) |
||
10 | 由井 (サックスの師匠) |
★作者と担当編集者の挨拶 | |
BLUE GIANT SUPREME | |||
1 | クリス | ★作者と担当編集者の対話 | |
2 | ボリス (ハンブルクの楽器店主) |
※ハンブルク港での朝練 | |
3 | ハインドル (MNCレコード) |
★ヨーロッパでの取材旅行記 | |
4 | ガブリエル (NUMBER FIVE:マネージャー) |
||
5 | ブルーノ・カミンスキー (NUMBER FIVE:ピアノ) |
||
6 | ラファエル・ボヌー (NUMBER FIVE:ドラム) |
||
7 | コーバスとフィリップ (ホルスト・ジャズフェスティバル) |
||
8 | ハンナ・ペーターズ (NUMBER FIVE:ベース) |
||
9 | ノア・ヴァッサーマン (レコーディングエンジニア) |
ドン・ウォズ&石塚真一スペシャル対談」 (ウェブサイト「Mikiki」掲載のものを再構成) | |
10 | アーネスト・ハーグリーブス (テナーサックス奏者) |
||
11 | ドイツの田舎町の橋の上で 練習中の大と出会った男の子 |
★作者と担当編集者の挨拶 | |
BLUE GIANT EXPLORER | |||
1 | エディ (シアトルの自動車整備士兼ギタリスト) |
★作者と担当編集者の対話 | |
2 | シェリル・ハント (ポートランドのカフェ店主) |
||
3 | ジェイソン (アメリカでの大のエージェント) |
||
4 | デイブ (ロスのライブハウスTHE ORANGEの店主) |
★作者と担当編集者2人の 山梨県某キャンプ場での会話 |
|
5 | ハリー・アンダーソン (大が代理でレッスンした生徒) |
ニーラ・デクルーズ (大が代理でレッスンした生徒) |
|
6 | アクセル (大が代理でレッスンした生徒) |
★作者と担当編集者のアニメ映画化に関する対話 | |
7 | ストリートでクラリネット演奏をする女性 | ★アニメのライブシーン収録現場を見学 | |
8 | Mr.ペイトン | ★アニメの担当声優の読み合わせを見学 | ★アニメ音楽担当の上原ひろみとの 音合わせ現場を見学 |
劇場アニメ
2023年2月17日に公開。
ストーリーは上京編を中心に構成され、玉田家での居候、雪祈との出会い、バンド結成、「So Blue」出演を目指すエピソードが使用されている。クライマックスではSo Blueにて大、玉田の二人だけの演奏を終えたあと、入院中だった雪祈がバックヤードに現れ、最後はアンコールを三人で演奏するオリジナルシーンが組み込まれている。
制作に当たり、JASSの各メンバーの演奏パートは、先にプロの演奏家(サックス:馬場智章、ピアノ:上原ひろみ、ドラム:石若駿)の演奏を録音してから映像を作るという順序でおこなわれている。サックスの馬場は、「宮本大として演奏する」前提のため普段の自身とは異なるスタイルになったと述べている。
公開時にはハリウッド映画『バビロン』とコラボした予告編が公開され、同作の主演俳優・ブラッド・ピットの本人公認の吹替声優である堀内賢雄と本作の主人公・宮本大を演じた山田裕貴の両名がナレーションを務めた。
スタッフ
- 原作 - 石塚真一
- 監督 - 立川譲
- 脚本 - NUMBER 8
- 音楽 - 上原ひろみ
- ピアノ奏者(沢辺雪祈) - 上原ひろみ
- サックス奏者(宮本大) - 馬場智章
- ドラム奏者(玉田俊二) - 石若駿
- ピアノ調律 - 米澤裕而
- 絵コンテ - 立川譲、寺岡巌、望月智充、木村智
- ライブパートコンテ - シュウ浩嵩、木村智、寺岡巌、立川譲
- 演出 - 立川譲、シュウ浩嵩、木村智、尾形光洋、西畑佑紀
- 演出補佐 - 山本貴之、松原聡、三浦慧
- プロップデザイン - 牧孝雄、横山なつき
- イメージボード - シュウ浩嵩、木村智、梁博雅
- カラースクリプト - 潘婧
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 高橋裕一
- アニメーションプロデューサー - 角木卓哉
- アニメーション制作 - NUT
- 配給 - 東宝映像事業部