BLUE MOON (漫画)
漫画
作者:森脇真末味,
出版社:小学館,
掲載誌:プチフラワー,
レーベル:PFビッグコミックス,
巻数:単行本:全5巻『躍るリッツの夜』全1巻『ゼネツィオの庭』全1巻,
話数:全14話,
以下はWikipediaより引用
要約
『BLUE MOON』(ブルー・ムーン、英一&英二シリーズ)は、森脇真末味による日本の漫画。読み切りシリーズとして、小学館『プチフラワー』に発表された。「緑茶夢」・「おんなのこ物語」と並ぶ作者の代表作の一つ。元は、金子&仲尾シリーズの一篇で、発展(スピンオフ)する形でシリーズ化された。当初は『BLUE MOON』というシリーズ総称は存在せず、「英一&英二シリーズ」としか呼ばれなかった。第5作『BLUE MOON』がシリーズ全体を呼ぶタイトルとして定着し、『躍るリッツの夜』・『ゼネツィオの庭』より後の単行本はこのタイトルで出版されることとなった(この項目では、シリーズ名がつく以前の作品群も含めて、『BLUE MOON』として一括して扱うことにする)。
登場人物
菅野 英一(すがの えいいち)
主人公で、画家。表向きの仕事は美容師。17歳で、戸籍を有していない。弟とは生年月日が異なる一卵性双生児の兄。弟を養うため、詐欺、ジゴロ行為をしており、いつでも逃げ出せるように預金通帳と印鑑を持ち歩いている。弟とは性格がまるで異なり、おしめ交換・授乳・夜泣きの時間が異なったため、母親をノイローゼにしてしまったという。弟を養っており、足かせのように感じているが、それでも弟を見捨てることができない。母親から英一として認知されておらず、そのことが彼の性格を複雑なものにしている。
連載中、作者は英一の方を主人公に決めていたという。世界は自分の味方ではないと知っている子供の目は渇いていて、その分、奇妙に澄み渡っている、というイメージが、英一のキャラクターにはこめられている。
菅野 英二(すがの えいじ)
菅野 亜矢子(すがの あやこ)
石橋 ユカリ(いしばし ユカリ)
青木 薫(あおき かおる)
作品
※ TIME・TIME2(1985年1月号 - 2月号、初登場作。「男は寡黙なバーテンダー」〈金子&仲尾〉シリーズの一篇)
- ヘンゼルの森 1988年12月号 ※ 青木薫・土屋貴志兄弟を主役とした番外篇。
書誌情報
- PFビッグコミックス(小学館)『森脇真末味傑作集-2 躍るリッツの夜』(B6判)「TIME」・「はがねの輪」収録
- PFビッグコミックス(小学館)『森脇真末味傑作集-3 ゼネツィオの庭』(B6判)
- PFビッグコミックス(小学館)『BLUE MOON』全5巻(B6判)。
- 『BLUE MOON』(ブッキング)全3巻