DRAGON VOICE
以下はWikipediaより引用
要約
『DRAGON VOICE』(ドラゴンボイス)は、西山優里子による日本の漫画作品。
講談社『週刊少年マガジン』にて連載された。単行本は全11巻。芸能界で活躍するアイドルを題材とした作品である。
あらすじ
少年・天海凛は、これといってやりたいことも見つからず、友人と路上でアイドルの生写真を売ったり、ダンスを披露したりしながら退屈な日々を過ごしていた。ルックスが良くダンスも上手い凛は、地元ではそこそこの人気者だったが、彼には「ひどいしゃがれ声」という致命的な欠点があった。
自分の声にコンプレックスを抱き、人前で歌を歌うなど考えもつかない凛だったが、アイドルグループ "BEATMEN" (ビートメン)との偶然の出会いが、彼の隠れた素質と歌を愛する心を目覚めさせ、運命を変えてゆく。
登場人物
BEATMEN
天海凛(あまみ りん)
主人公。中学3年生(連載開始当時)。15歳。
まっすぐで、負けず嫌いな性格。一度目標としたことは、どんな無茶をしてもやり遂げる。
顔もそれなりに良く、他人の踊りを見ただけでコピーできてしまうほどのダンスの腕前を持つが、唯一の欠点が「聞く者を驚かせるほどのしゃがれ声」。これといった目標もなく、友人と共にストリートダンスを踊るだけの怠惰な日々を過ごしていたが、ひょんなことからアイドルグループ "BEATMEN" と接点を持ち、グループに入る事に。彼のしゃがれ声は「ドラゴンボイス」と名付けられ、BEATMENの面々の歌声の中で一人異彩を放つが、次第にその欠点を補って余りある個性と魅力を発揮し、他のメンバー達と共に歌を彩ることになる。
父親の純一郎は大手自動車メーカーのエンジニア。母親の沙羅は天才と呼ばれた歌手だったが、夢半ばで事故により夭折した。凛のしゃがれ声は、彼女の死後三日三晩喉が切れるまで大声で泣きながら歌い続け、声帯を傷つけたことが原因である。
サラに惹かれつつも、SEIRENのことが気になっているが…。
作中で、他のメンバー達と共に私立藤宮学園高校に進学。なお、元々学業の成績は悪くはないという設定だったが作中のエピソードに合わせて「勉強は苦手」に変更された。
一人暮らしが長いため料理が得意で、作中でも様々な人物に手料理を振る舞っている。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の大ファンで、本人曰く50回は見ているとのこと。
春日信乃(かすが しの)
江藤勇吾(えとう ゆうご)
岩城豪(いわき ごう)
REDSHOES
近藤奏(こんどう そう)
椎名聖子(しいな せいこ)
BEATMENのライバル
響邦彦(ひびき くにひこ)
小比類巻誠司(こひるいまき せいじ)
SEIREN(セレン)
16歳。アメリカ出身の日本人歌手。
アメリカから鳴り物入りで逆輸入デビューを果たした謎の大型新人。凛に対して何かと思わせぶりな発言をし、彼を惑わせる。
愛らしい美少女で、聴く人全ての心をとろかせてしまう天使の歌声を持つ。作詞・作曲やギターの演奏までこなし、音楽の面では天才であるが運動神経はゼロで、ダンスもままならないらしい。
実はサラの歌手としての姿で、天海沙羅の妹の娘(凛のいとこ)であるが、凛は全く面識がなかったため気づかなかった。クリスマスの夜に凛の前で正体を明かし、想いを通じ合わせた。
後にシャールと共に音楽十字軍に参加し、これがきっかけでノーベル平和賞を受賞したことが最終話で描かれている。
外見のモデルは、連載当時の浜崎あゆみである。
シャール・レム・ガブリエル
BEATMENメンバーの家族
天海純一郎(あまみ じゅんいちろう)
天海沙羅(あまみ さら)
奥村藤雀(おくむら とうじゃく)
その他
サラ・L・クーガー
二葉さくら(ふたば さくら)
名武潤(なたけ じゅん)
ロラン鈴木(ロランすずき)
単行本
少年マガジンKC