Dr.スランプ
漫画
作者:鳥山明,
出版社:集英社,
掲載誌:週刊少年ジャンプ,
レーベル:ジャンプ・コミックス,集英社文庫,
巻数:JC:全18巻愛蔵版・文庫版・電子書籍版:全9巻完全版:全15巻,
話数:全236話,
以下はWikipediaより引用
要約
『Dr.スランプ』(ドクタースランプ、Dr.SLUMP)は、鳥山明による日本の漫画作品。
概要
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1980年5・6合併号(1・2話を同時掲載)から1984年39号まで連載され、『月刊少年ジャンプ』2007年4月号には2007年特別編が掲載された。全18巻の単行本以外にも、1991年に愛蔵版、1995年から1996年に文庫版、2006年から2007年に完全版が発売されている。第27回(1981年度)小学館漫画賞受賞作品。
ペンギン村に住む発明家、則巻千兵衛が作った女の子タイプの人間型ロボット(アンドロイド)、則巻アラレのハチャメチャな日常を描いたギャグ漫画。基本は1話完結型だが、千兵衛とみどりの新婚旅行や、運動会の話など複数回に渡って続く時もある。当初は則巻千兵衛を主人公として毎回発明品で失敗する、という方向性のストーリーであったが、担当編集者の鳥嶋和彦の強い主張により、アラレを主人公に据えて展開された。また、本作が短期打ち切りとなった時のことを配慮し、連載開始前からすでに鳥嶋と次回作の打ち合わせをしていたことも明かしている。作者の鳥山が大の車好きということもあり、扉絵にはアラレが自動車を運転する場面などが多く描かれた。しかしあまりに描きすぎて、担当の鳥嶋に注意されたこともあった。大概は鳥嶋の意向を汲んできた鳥山であったが、恋愛漫画を描くのが大の苦手であり、アラレとオボッチャマンのラブシーンの要求には気が進まず拒否したという。
1981年4月には『Dr.スランプ アラレちゃん』のタイトルでアニメ化され、視聴率36.9%のアニメ視聴率歴代3位を記録する大ブームを巻き起こした。原作が少年誌掲載でありながらも、その人気は女性や未就学児にまで広がった。
同年12月に発売されたジャンプ・コミックスの第5巻はアニメのヒットに伴い、それまで『ドラえもん』が保持していた日本におけるコミック単行本の初版部数(120万部、巻数は不明)を上回る初版130万部を発行。第6巻では初版220万部とその数をさらに伸ばした。単行本の累計発行部数は3000万部を突破している。
1997年には2回目のアニメ作品『ドクタースランプ』(以下、第2作)が放送。作者の鳥山がキャラクター原案・監修を担当している。また、『Vジャンプ』にて1997年12月号から2000年7月号までリメイク版の『ドクタースランプ』漫画版(原作・監修/鳥山明、脚本/成田良美、作画/山室直儀)が連載された。こちらは単行本化されていないが、2008年3月21日に発売されたTVアニメ『ドクタースランプ』DVD-BOXの特典として復刻コミック化している。
登場人物
則巻アラレやその同級生などのペンギン村の面々が主として登場。時折、さまざまな宇宙人などもゲストキャラクターとして姿を見せる。
世界観・地理
世界観
年月
1月 | ハコフグ |
2月 | ニジマス |
3月 | ホヤガイ |
4月 | ヘラブナ |
5月 | トビウオ |
6月 | イソギンチャク |
7月 | ロボソ(クチボソ) |
8月 | ハリセンボン |
9月 | ザリガニ |
10月 | ペンケイガニ |
11月 | プランクトン |
12月 | シーラカンス |
ペンギン村では日付の月の部分は通常の「XX月」の代わりに、魚などの水棲生物の名前を使用している。小説『Dr.スランプ(映画編)』によると各月との対応は表の通りである。これらの頭文字を繋げると「ハニホヘトイロハザペプシ」となり、ペンギン村の小学園で真っ先に教えられることとされる。年については、本作中では連載時の現実の世界にあわせた西暦が使用されている。作中の季節は掲載当時にあわせてあり、現実にあわせて夏休みやクリスマスなどの話も描かれた。
作中の時間経過は現実にあわせてあり、千兵衛の年齢は連載当初では28歳だったが終盤では33歳になっている。また、アラレたちも進級し、終盤では高校生だったタロウが就職したり、アラレやあかねが自動車の免許を取る話もあった。
住民
人間とともに、人語を話し二足歩行する動物も、数多く在住し、人間と同等の権利を有している。その一方で人語を話さず二足歩行しない動物も棲息。架空の動物や怪獣の類いも数多く在住、あるいは棲息し、モブキャラクターにはモビルスーツなどもおり、かなり混沌とした状況となっている。鳥山が愛知県清洲町(現・清須市)出身ということもあり、その地域で使われる方言の名古屋弁が作中で多用されている。
住民の気質は総じてのんきで大らかであり、細かいことは気にしない人々ばかり。作中でも身代金目的の誘拐や、銀行強盗などの凶悪犯罪が何件か発生していた。怪獣が暴れたときにはウルチョラ警察隊が応戦することもあるが、隊員が乗っている戦闘機の武器は投石だけ。家賃が払えなくて追い出されたヤクザが、となり村からペンギン村に初めて現れたときには珍しがって、大勢の村民の前で壇上に昇らせた。第2回ペンギングランプリでアラレが村長になる前は、眼鏡をかけたペンギンが村長だった。『Dr.スランプ アラレちゃん』(以下、アニメ第1作)の千兵衛が警察署長役で登場する話では、村は平和でのんびりとしているようにも見えるが、アホしかいないだけに犯罪件数も決して少なくはないと、治安の悪さを物語るエピソードが存在する。
地理
作中では何度もド田舎であることが強調されており、風景は山々や地平線ばかりがのぞき、民家もなだらかな平地や丘陵にまばらにしか存在しない。
海岸には灯台もあり、村には蒸気機関車も走っている。ペンギン村で一番高い山・イチニーノ山ではサンタクロースが弟子の八龍(はーろん)に修行をつけている。レストランはペンギン村の衆にとってあこがれの存在で、ペンギン村では9千円あったら自動車が買えてしまう。村の中学生たちは、地下鉄やエスカレーターも知らなかった。
ゲンゴロウ島には「あげは町」、「モンシロ町」、「カナリア村」があり、ペンギン村の南部にある海峡を隔てた離島には「カモシカ村」がある。高校も、ゲンゴロウ島にはペンギン村村立高等園以外に、アラレに一目惚れした番長が通っているカナリヤ高校もある。
地球
本作の主な舞台となる太陽系の惑星で、神様は「このように美しい星はめったにあるものではない」と称賛している。基本的には現実世界の地球と同じ設定で、作中でも複数の国が描かれており、日本、中華人民共和国、エジプト、ニューヨーク、スイス、フランス、ナイル川、ナナバ王国、チャカボ王国、オーサム地方、北極、南極など、実在の国と架空の土地が入り混じって色々と登場している。
日本ではメインの舞台となるゲンゴロウ島の他に、日本本土で名古屋も登場しており、マシリトは千葉の地名も口にしている。
ペンギン村
アラレやタロウが自動車運転免許を取得するため入学した「ゲンゴロウ島自動車学校」は、看板に合格率100%と謳っているだけあって、法規のテストはタロウが駐車禁止の標識を正しく答えただけで合格、実地テストは1台しか無い教習車が故障中だったため、タロウは自転車の運転ができただけ、アラレはラジコン戦車の操作ができただけで合格してしまっており、2人ともゲンゴロウ島公安委員会が発行した、普通自動車第一種免許と原付免許の欄に1と刻印された免許証を取得できた。ペンギン村でも原則、普通自動車第一種免許を取得できるのは18歳からだが、ここの教官はアラレに脅されて17歳なのに入学を認め、アラレの法規テストも一時停止の標識を「三角」と答えたのに合格にしている。
大都会島
高層ビルが建ち並ぶ都会の島。地下鉄やエスカレーターもあるが、ペンギン村と違って怪獣はいない。大都会島大都会市字大都会1-1の住所にある19チャンネルのテレビ局「AHO大都会島テレビ局」で午後3時から生放送されるテレビ番組『世界あのアホ!このアホ!大都会の博士VSどイナカの博士』に千兵衛が呼ばれたときに、アラレたちは初めて上陸したが、アニメでは中学の修学旅行でも行っている。都会島アメリカンハイスクールの野球部がペンギン村高学園にやって来て大高校野球(ベースボール)大会が開催されたこともある。
桑方村(くわがたむら)
不思議島(ワンダーアイランド)
でっかいワニの島
とりしま
鍔北弊(つばぺっぺい)
ナナバ王国
チャカボ王国
オーサム地方
その他の舞台
作中では、太陽系の天体以外にも、いろいろな天体が登場する。他には、死後の世界・あの世も登場する。作中の天体はアラレたちによって何度も割られたり粉砕されたりしているが、いつの間にか元通りになっている。どうやって元に戻ったのかアシスタントの松山が尋ねたが、鳥山も答えられなかった。
宇宙には、銀河系を担当する神様がいる。神様は普段、宇宙空間に浮かぶ小さな雲の上に建っている和風の平屋に住んでいて、愚かな文明が栄え取返しの付かないことをしてしまった星があるときは自分の手で消滅させることもある。知的生命体が生まれ始めた星には、部下の天使を送り込んで危険な文明が栄え始めたら食べつくすという任務を与えることも。アラレや千兵衛が暮らす時代の地球は、神様から見て危険な文明が栄え始めた状態にあったらしい。宇宙には宇宙警察もいて、惑星ハナノオエド支部に所属しているヘイジは身長こそ地球人の半分くらいだが、数百万光年の距離を瞬間移動できる機能を備えた宇宙船に乗っている。
作中では、地球以外にも知的生物の住む星が多数あり、占領や壊滅を目的に地球へやってくる凶悪な宇宙人も少なくない。太陽系惑星には地球の他にも民宿や旅籠があるらしく、千兵衛が予定していた新婚旅行は、金星の民宿で1泊して冥王星の旅籠で1泊する、銀河系の旅2泊3日だった。また、作中には登場しないがブビビンマンの故郷のハエブンブ星がある。
また、下記以外にも、水星や金星、火星はアラレとキャラメルマン1号の戦いで登場しており、キャラメルマン1号がぶつかり、ひびが入った。火星はニコチャン大王の初登場回でも出ている。
太陽
目と眉毛と口があり、常に陽気な表情をしている。喋ったり、遅刻することもあり、ブタに起こされる。団子などを食べている時もある。太陽の務めをサボったこともあり、皆から怒られている。アラレのパンチによって破壊されたこともある。アニメ第1作ではアマノ岩戸に住み、妻も登場している。
アラレに割られた地球や月は、太陽が絆創膏を貼って治している。
月
太陽と同様に喋ることができる。また、アラレのデカチビ光線銃で巨大化している。アラレやオボッチャマンによって何回も破壊されているが、すぐに戻っている。食事をしたり、夜間に眠っている姿が描かれたこともある。実は、大昔に地球に衝突しそうになった巨大隕石が、たまたまタイムスリッパーでその時代に来たガジラが受け止めてアラレの頭突きで弾き飛ばされ衛星軌道に乗ったものであり、着陸した宇宙飛行士がその痕跡を発見している。
ニコチャン星
オカカウメ星
惑星ハナノオエド
ルマルタ星
竜宮星
エンヤコラ星
あの世
あの世に着いた魂は、閻魔大王に天国行きか地獄行きかの決定を下される。悪人は地獄行きになるが、蟻を気付かずに踏み殺してしまっても地獄行きになるらしい。閻魔大王の機嫌を損ねると地獄行きになることもあり、閻魔大王の顔にウンチを投げつけたせいでアラレは地獄行きを言い渡された。地獄行きの船は、帆に髑髏の印が描かれた大きな帆船で、地獄行きの者はその船に乗るため囚人服を着て1列に並ぶ。地獄には悪魔もいて、悪魔のチビルはタクシードラゴンと一緒に地獄行きの船に乗船する死者の誘導係もしている。千兵衛とアラレが地獄行きになったときは、チビルが「モクケラヒーッ!!」の呪文で足場である雲にこっそり穴を開けて、脱出させたおかげで2人は生き返ることができた。アルバイトの死神もいて、5巻に登場したモンスター一族のドランパイアたちも、死亡する死者を迎えに行く仕事に励んでいたが、アラレのしでかしたことに激怒した閻魔大王からクビにされた。
ペンギン村の西にあるパタパタ山から地上に飛び出した。チビルは人間を殺すと、男だと5円、女だと30円、可愛い女の子だと200円の小遣いが貰えるらしく、銃火器を使って人間を殺そうと頑張ったが、重傷を負ってもなかなか死なないギャグ漫画の特徴のせいで嘆いていた。
大会
- カンケリ大会
カンケリ大会
ジャンケンで鬼と缶を蹴る役を決め、蹴られた缶(「アラレジュース」ドラム缶サイズ)を鬼が拾いに行っている間に他の皆は隠れる。缶を元の位置に戻してから鬼は隠れた者たちを探し(缶を再度蹴る要素は削除された模様)、1か月間隠れ通した者が優勝。1か月以内に全員見つければ鬼の優勝となる。優勝者は鳥山が願いを叶えてくれる。
アラレがサハラ砂漠まで缶を蹴飛ばしたので、鬼役の千兵衛は缶を持ち帰るまでに9日かかった。
優勝:則巻アラレ、則巻ガジラ
宇宙空間にいたが、隠れ場所の範囲に規定が無かったので認められた。願いは「大人にして」だったが、大人になった2人を想像して堪えかねた鳥山は台詞を「ピロリンキャンデーがほしい」に書き換え、その後「結局インチキじゃないか」と怒ったペンギン村の人々から追い回された。
ジャンケンで鬼と缶を蹴る役を決め、蹴られた缶(「アラレジュース」ドラム缶サイズ)を鬼が拾いに行っている間に他の皆は隠れる。缶を元の位置に戻してから鬼は隠れた者たちを探し(缶を再度蹴る要素は削除された模様)、1か月間隠れ通した者が優勝。1か月以内に全員見つければ鬼の優勝となる。優勝者は鳥山が願いを叶えてくれる。
アラレがサハラ砂漠まで缶を蹴飛ばしたので、鬼役の千兵衛は缶を持ち帰るまでに9日かかった。
優勝:則巻アラレ、則巻ガジラ
宇宙空間にいたが、隠れ場所の範囲に規定が無かったので認められた。願いは「大人にして」だったが、大人になった2人を想像して堪えかねた鳥山は台詞を「ピロリンキャンデーがほしい」に書き換え、その後「結局インチキじゃないか」と怒ったペンギン村の人々から追い回された。
- ペンギン村グランプリ
ペンギン村グランプリ
第1回(94話 - 97話、8巻)
第2回(18巻)
- ハイスクール・チャンピヨン(117話 - 124話、10巻)
ハイスクール・チャンピヨン(117話 - 124話、10巻)
1年、2年、3年の学年対抗のペンギン村立高等学園の運動会で、実況は教頭、解説は校長、審査員はブータレブー。原作は6週(6回)にかけて行われた。アニメ1作では中学園と高等学園の対戦に運動会荒らしのプロチームが割り込み、2回にまとめている。得点は、各種目、1位:20点、2位:10点、ビリ:0点となっている。種目は、100メートル競走、走高跳、ハンマー投(競技用ハンマーではなく50kgの工具を投げる)、つなひき、ハードル、タマ入れ(タマという名の猫たちを投げ入れる)、走幅跳、800メートルリレー、格闘技大会の順で行われた。つなひきとタマ入れ以外は1人4種目までしか出場できない。最後の格闘技大会は、1年と2年で対決し、勝った方が3年と対決する。
2年(アニメでは運動会荒らしのプロ)は最後まで0点(全種目ビリ)、1年と3年(アニメでは中学園と高等学園)は一進一退が続き同点の状態で格闘技決勝を迎えたが、熱戦の末に時間切れで判定に持ち込まれた。
優勝:となり村のベティ
競技の経過を無視して私情で選手ではない者を選んだため、ブータレブーは選手たちに追い回された。
2年(アニメでは運動会荒らしのプロ)は最後まで0点(全種目ビリ)、1年と3年(アニメでは中学園と高等学園)は一進一退が続き同点の状態で格闘技決勝を迎えたが、熱戦の末に時間切れで判定に持ち込まれた。
優勝:となり村のベティ
競技の経過を無視して私情で選手ではない者を選んだため、ブータレブーは選手たちに追い回された。
- 大高校野球大会(だいこうこうベースボールたいかい)(188話 - 191話、15巻)
大高校野球大会(だいこうこうベースボールたいかい)(188話 - 191話、15巻)
勝者:ペンギン村立高等学園
15巻ラストでの満塁場外ホームランにより、3点差をひっくり返したということになっていたが、実は直前までの試合経過に作者の事実誤認があり、4対1は誤りで5対1が正しく、鳥山はミスを多数の投書で指摘される羽目になった。
勝者:ペンギン村立高等学園
15巻ラストでの満塁場外ホームランにより、3点差をひっくり返したということになっていたが、実は直前までの試合経過に作者の事実誤認があり、4対1は誤りで5対1が正しく、鳥山はミスを多数の投書で指摘される羽目になった。
- 世界一つおいのだーれだ大会!!(202話 - 204話、16巻)
世界一つおいのだーれだ大会!!(202話 - 204話、16巻)
10名の選手による勝ち抜きトーナメントで、第5試合までその都度鳥山がくじを引いて組み合わせを決める。
時間無制限で武器の使用も可能。降参、泣く、死亡、会場の外へ出され10秒以内に戻らない、のいずれかで負けとなる。
優勝:則巻アラレ
準優勝:Dr.マシリト(キャラメルマン9号)(死亡したため、賞金は鳥山が着服した)
10名の選手による勝ち抜きトーナメントで、第5試合までその都度鳥山がくじを引いて組み合わせを決める。
時間無制限で武器の使用も可能。降参、泣く、死亡、会場の外へ出され10秒以内に戻らない、のいずれかで負けとなる。
優勝:則巻アラレ
準優勝:Dr.マシリト(キャラメルマン9号)(死亡したため、賞金は鳥山が着服した)
発明品
則巻千兵衛の発明品
原作で登場した発明品
ロボビタンA(エー)
「しんぞうのおと」テープ&デベソスイッチ
アラレ目テレビジョン
エネルギー警報装置
非生命体透過メガネ
警察犬ロボット
第4話「怪獣博士」で行方不明となったアラレを急遽探すために作られた。匂いで目標を追跡する。実際の犬に忠実に作りすぎたためマーキング(小便)や喧嘩などをしてしまう。
デカチビ光線銃
みらいカメラ
タイムスリッパー
第10話「タイムスリッパー」、第11話「なんのタマゴ?」などに登場。置き時計に口と手足の付いた「タイムくん」と「ツンツル板」から構成されたタイムマシン。タイムくんとツンツル板を接続してダイヤルで年数を指定後、タイムくんの頭上のレバーを操作し(過去に行く場合はレバーを押し、逆に未来に行く場合はレバーを引く)、タイムくんがツンツル板の上で「タ〜イムスリップ!」の掛け声と共にダッシュしながらスリップすることによりタイムスリップができる。ツンツル板がなくてもツルツルしたもの(例:ピースケの刈られた頭。この場合接続コードはピースケが口にくわえる)があればタイムスリップは可能。作中で千兵衛が「1年単位でしかタイムスリップできない」と語っているが、何度か日もしくは時間単位で移動している。場所の指定ができるかは不明。アニメ第1作190話「やった!クイズで100万えん」では根性で30分前にタイムスリップしている。また誤って「タ〜イムストップ!」と叫びながらスリップし、時間を止めたこともある。
初登場時はツンツル板と接続しないとタイムくんは起動しない描写があったが、ほどなくしてツンツル板なしでも単独で動くようになり、則巻家で生活している。そのため連載初期およびアニメ版第1作では、タイムくんは千兵衛の発明品の中でよく顔を見せている。性格は生みの親である千兵衛を呼び捨てする生意気な面がある。
後にターボがより高性能な昆虫型タイムマシンを製作しており、オボッチャマンと鳥山がそれぞれ10年後の未来に行くために使用している。
起動の際は「本日は幸い好天に恵まれまして…」といった無駄な挨拶をすることが多い。案内の際は「本日の御乗車ありがとうございます」「現代行き発車いたします」など、鉄道会社の車掌を思わせる言葉を口にする。
『ドラゴンボール超』漫画版で、女性家庭教師が少年トランクスと幼いピラフ一味に算数の授業と間違えて「並行世界」についての講義を行った際、少年トランクスが美味しい豆大福を子供時代のブルマに食べさせようとタイムマシンで過去に行くという説明の中でタイムスリッパーが登場している。
しびれ光線銃
エンヤコーラ号
変身ポンポコガン
ホンモノマシーン
第17話「ホンモノマシーン」で作成。手足と顔がついた大型炊飯器の形をしたメカ。写真や絵などをこの中に入れてお湯を注ぎ蓋をし、ロックバンド「ザ・マヨネーズ」の音楽に合わせてダンスを踊りだす。一仕切り踊ると沸騰音が鳴り、中から写真や絵の中の物が実体化して現れる。宇宙の写真を入れたら、使用した部屋が宇宙空間のようになった。
アニメ第2作では貨幣、美術品、人間などの不正コピーを防ぐため時間制限がある。スケベ本の中の女性モデルを実体化するために製作した。
『ドラゴンボール超』第69話では進化型のマーク2が登場。手足と顔が付いた釜の形をしたメカ。こちらは写真や絵などは必要なく、使用者が強くイメージした物を中に実体化させる。
床屋ロボットバーバーマン
イチゴパンツ大作戦
透明人間になる薬
おとぎマシーン
第34話「おとぎマシーン」、第65話「びびるマン」に登場。シルクハットを被り、厚い眼鏡をかけた小型のマシーンで、マシーンが「本に入りゃ!」と言って持つ傘から放つ光線を浴びると、本の中の世界に入ることができる。入った人物の行動によっては、本の内容が変わってしまうこともある模様。本に入った人物を出すときはマシーンが「本から出や!」と言っているが、状況によっては本の登場人物が一緒に出たり、入っていた人物の一部が本の中に取り残されたりすることもある。スケベ本の中に入るために製作した。
ピンポン号
手足が付いた球形の乗り物。団扇を使って空を飛び、潜水具を付けて水中も泳げる。第32話「ハロー不思議島!」にて、ワンダーアイランドに向かうため最も短い発明時間で作った。第151話「やた!ペンザラシくん」では則巻家全員と冷蔵庫などの大荷物を載せて世界各地を飛んだことがあり、かなりのパワーと滞空距離がある。
ビデオくん
ホーホレチャッタノヨララランラン薬
百円ライター
宇宙船
ドロボット
オーチャくん
第61話「作者もほしいオーチャくん」で作成。乗り込んだ者の思ったことを何でもやってくれるパワードスーツ型のマシン。アラレいわく「カニロボット」。名前の由来は「横着」からで、使いすぎると不潔かつ運動不足になる。アラレの家事能力の無さに嘆いて製作した。
スーパーセンちゃん
呼称は本編中では呼ばれず、副題とジャンプ・コミックスの発明人気投票結果で表記。
スペシャル船(シップ)
コピーくん
巨大なカメラに手足が付いたロボットで人物の分身を作ることができる。第79話「コピーくん」にて、千兵衛のブッキング(アラレたちとの約束とみどりとのデート)対策として作られる。被写体をピントに合わせ、フラッシュを焚いて撮影した直後に後方カバーが上に開き、中から分身が飛び出す。ただし、分身もやりたいことは本体と同じで喧嘩になり、ブッキング対策としては役に立たなかった。フラッシュを一回につき連続して焚くことにより一度に分身を数多く作ることもできる。
アニメ第1作の50話ではスローな口調で喋り、一人称は「私(わたし)」。アニメ第2作ではハキハキとした口調で喋る。分身は本体と比べて身体と服の色が薄く、区別しやすくなっている。また新たな設定として「コピーよ消えろ!」とコピーくんが叫ぶとフラッシュが焚かれるとともに分身が消滅する。
時間よ止まれマシーン
若返り薬(アニメ第2作では則巻千兵衛特製 若返り薬)
お手伝いロボットアキコさん
千兵衛が作ったお手伝いロボで、ガスマスクロボット姿の鳥山にそっくり。しかしあまりにも役立たずのうえ図々しい性格で、給料をもらって則巻家を出る。その後COFFEE Potの店員として働く。第1作ではその後都会島に行き、しばらく登場しなかったが、第200話で再びペンギン村に戻ってきて大騒動を起こし、「都会的に済まされたナウイセンスを必要とする人がきっとどこかにいるはずよ。その人に出会うまで歩き続けるわよきっと」と言い、再び旅に出た。第2作でもCOFFEE Potの店員として何回か登場している。
レッツゴウ号
みにちゅあわが家
アニメ第2作ではミニチュアに起きた出来事は、装置の電源を切ればキャンセルできる(猫に食われかけたのもこれで助かった)。また、この時の騒動がみどりへのプロポーズのきっかけになった。
おサンポジェット
まいごバッジ
モリモリと元気に生長する薬
変身コンコンヘルメット
第149話「変身コンコンヘルメット」で製作。キツネの頭を象ったヘルメット。葉っぱに変身したいものの名を書き、その葉っぱを頭に挟んでこれをかぶり宙返りをすると変身できる。みどりに悪戯をするつもりで別の女性を触ってしまい、痴漢で逮捕されることを恐れて慌てて作った。意思と発声能力も持っており自分の説明をする。この後アラレたちによって持って行かれ、このヘルメットによってペンギン村はパニックに陥る。
重力コントロール装置
ロボビタンA(エース)
テレポートぼうし
タイムストップウォッチ
怪物オートバイ
最終回用メカ
鳥山は「最終回ロボは、絶対にくだらなく終わりたかったので、こんなのにした。満足している」と語っている。
アニメオリジナルの発明品
テレビアニメオリジナル
ムービーマシーン
アニメ第1作第37話で登場した映画を作るためのマシーンでスタートボタンを押した人が監督となる。そのため、スタートボタンを押したあかねが監督になった。
デレレンマン
アニメ第1作第74話に登場。エキスパンダー(バネを伸縮させる)運動をする小型ロボットで、腕とバネがデレレンに伸びると近くのゴムが緩む。みどりのパンツをずり落ちさせるために作った(皿田きのこを実験台にして成功したが、本番では狙った角度が上過ぎてブラジャーが緩んだ)が、キャラメルマン3号のゴム製ハサミカプセルを緩ませてガッちゃんを救出する。
瞬間カルタとりき
スキスキコンタクト
愛のメッセンジャー
アニメ第1作第123話で登場した発明品。
ヤモリローラマシーン
ドリーム・マシン
骨エレキ版
パワー減少ベルト
キンエンマン
千兵衛が自分の禁煙のために作った、覆面レスラー型お仕置きロボット。千兵衛が喫煙するとプロレス技でお仕置きする。得意技はキンエンキック、キンエンパンチ、キンエンバスター、キンエンドライバーなど。アラレと遊んであげた際にコントロールアンテナを壊され、他の喫煙者をも無差別にお仕置きした。その後、キンエンマンのお仕置きを恐れてペンギン村にはタバコを吸う者が1人もいなくなるが、最後に自身がタバコを吸ったところにアラレのキンエンラリアートをくらい吹っ飛ばされる。
吸音くん
千兵衛のいびきがうるさいといわれ、作った発明品。指示された音を吸い取ってくれるマシン。アラレがあかねたちに教えたため、あかねたちに利用される。
おしゃべりキューピッドくん
けんかした摘突詰とあかねを仲直りさせるために作った発明品。最後は自爆する。
投票箱
次元くん
異次元転換マシーン。
万能料理マシーン
金庫
合体くん
キャラクター消去装置
パンダの水筒型カメラ
劇場版オリジナル
ボロボ
千兵衛が制作した自動車で、人格のある人工知能を搭載している。製造年はかなり古いようで、そのことをコンプレックスにしている。緊張するとエンストする。
サンルーフ付。サスペンションは伸縮して多脚歩行形態に変形することができる。力尽きた所をアラレにウンチを持って追いかけられ、マシリト、みどり(に扮したフロント王女)と壮絶なデッドヒートになり優勝した。しかし、ドライバーの千兵衛が乗っていなかったために正式には優勝とは認められずフロント王女が優勝となったが、アラレに手作りのトロフィーをもらいペンギン村の面々から表彰され、自信を持つようになった。
お笑いロボット バカウケくん
Dr.マシリトの発明品
キャラメルマン
ここでは原作とアニメ1作で登場したキャラメルマン全9体を挙げる。キャラメルマンシリーズとはDr.マシリトが製作したロボットやマシリトが自分を改造したサイボーグで、原作では9号まで登場している。しかし、鳥山が一部重複した番号をつけているため、マシリトが自分を改造したキャラメルマンを全部含めると11体いて、『ドクター・スランプ2007特別編 Dr.MASHIRITO ABALEちゃん』で、今までの原作に登場したキャラメルマンを解説した特集では、「○号(本当は○号)」と訂正がなされていた。
原作
キャラメルマン1号
マシリトが搭乗し操縦する頭に角のようなものが生えている人型のロボット。塗分けは青が主体で上腕・手・上腿・足首は灰色。パワーはアラレと大差なく、月や地球を割る描写がある。悪のかぎり(泥棒、強請り、集り、痴漢)を尽くすが、ガジラに食べられてしまい敗北。教育用ビデオ『んちゃ! アラレのおしおき! アイデア泥棒をやっつけちゃえ!』では助手として登場し、やたらと律儀な性格だったことが判明する。ロケットパンチができるが有線の巻き取り式で一度発射すると二発目までに時間がかかる。劇場第2作『ほよよ! 宇宙大冒険』ではキャラメルマン1号を基本としたキャラメルマンが登場する。
キャラメルマン2号
第1回ペンギングランプリにマシリトが出場する際に作られた。ダチョウのような姿だが、ペンキを塗り替えてフォームを変える(というより2号に自己暗示させる)ことで白鳥(水上用)、カエル(ジャンプ用)、ペンギン(雪上用)へと変身する。口にミサイルを1発搭載しており、先行するタロウのマシンを破壊した。溶岩エリアでコースアウトした際は火だるまになり火の鳥となった。劇場版『んちゃ! ペンギン村より愛をこめて』では、キャラメルマン2号改として改良され再登場している。
キャラメルマン3号
キャラメルマン4号
キャラメルマン5号
キャラメルマン6号
アラレとオボッチャマンを引き離すために作った偽者のアラレ。ラジコンで動くロボットである。後に9号の数え間違いに気付いた際、鳥山に「こんなのいたっけ」と言われている。マシリトが自分を改造したキャラメルマンまで全部含めると実は7号。
キャラメルマン7号
ラジコンで動かす人型タイプのロボットで、目元の意匠にマシリト本人の面影を有する。あまりに巨大なので、研究所を出る際に出口から出られず、やむなく研究所を破壊した。都市ガスエンジンで空を飛び、足首にマシリトを乗せるスペースが設けられている。
ボディは頑丈でアラレやオボッチャマンの攻撃にもびくともしない。右手に備わった伸縮自在の鎖付きのハンマーパンチでアラレの胴体を破壊し、左手のビーム砲「ウルトラスーパーズビズバメッチャンコバズーカ」でオボッチャマンの頭を機能停止させ、ゴム製の顎にガジラを1人閉じ込めた。しかし、2人目のガジラの登場により閉じ込めたガジラをうっかり逃がし、ガジラたちが用意したカラオケにマシリトが夢中になっている隙に操縦機を奪われ、ガジラたちのめちゃくちゃな操縦によりマシリトは7号に踏み潰され、7号は自爆する。マシリトが自分を改造したキャラメルマンまで全部含めると実は8号。
キャラメルマン8号(7号)
鳥山の数え間違いにより、重複して7号として登場していて、9号の登場回の際に間違いに気付き、「こいつは8号だったのか」と言われている。マシリトが自分を改造したキャラメルマンまで全部含めると実は10号。
キャラメルマン9号
詳細は「Dr.スランプの登場人物#Dr.マシリト」を参照
キャラメルマン22号
アバレ(キャラメルマン23号)
『ドクター・スランプ2007特別編 Dr.MASHIRITO ABALEちゃん』、それを原作としたアニメ映画『劇場版Dr.SLUMP Dr.マシリト アバレちゃん』に登場。マシリトがオボッチャマン製作の際に使用したアラレのX線写真を基にしてマシリトJr.が製作した、アラレそっくりなロボット。悪いアラレをつくろうと考えたマシリトJr.が、悪いやつの手本としてタロウが書いた「オレも昔はワルだった」という本をインプットしたせいで、ワルに憧れている。髑髏のTシャツやパンク・ファッションのようなアクセサリに身を包んだ格好をしていて、服装も言葉もワルっぽい。マシリトJr.がアラレと同じような眼鏡をかけさせたが、叩き割ってサングラスをかけ、マシリトJr.から渡されたABALEと書かれたニット帽を被っている。難しいことは苦手。「ワルは意味もなく、ぶらつくんだよ」と言って、ぶらぶら散歩したり、「ワルはやっぱりバイクで暴走」と言ってバイクを買うためにバイトしようとしたり、タロウの本に書かれているような行動をするが、「世界中を無茶苦茶に壊しちまえ」というマシリトJr.の命令には「恐ろしいこと言うな。そんなの悪人じゃねえか」と断るなど、根っからの悪ではない。タロウを尊敬しているらしく、職務中のタロウに声をかけられたときは挨拶をしている。アラレとパワーや性能が同等なので、生物兵器チョキにバカと言われた際には頭にきて頭突き1発で海までぶっ飛ばした。
アニメオリジナル
グレートキャラメルマン
アニメ第1作の第198話・第199話に登場。2095年に馬鹿博士が完成させた従来のロボットの力を2万倍まで高めるスーパーカンデンチを、マシリトが奪って搭載したロボット。
グレートキャラメルマンFX
アニメ第2作に登場。3号の後に作られた複合型ロボット。頭部・上半身は1号、下半身は2号、両腕は3号になっている。しかしアラレによってなすすべもなく破壊された。
キャラメルマン9号(アニメ第2作版)
キャラメルマン10号(アニメ第2作版)
キャラメルマン11号
劇場版オリジナル
マシリト号
キャラメルマン2号改
ゲラゲラロボットめちゃウケンダー
その他の発明品
スパイロボット
マシリト城
アソビタインX
則巻ターボの発明品
タイムマシン
ターボ身代わりロボット
スッパマン身代わりロボット
玩具
則巻アラレの発明品
顔のスペア
ドラゴンボールへの出演
鳥山の次作『ドラゴンボール』でもペンギン村が舞台となる話があり、本作のキャラクターもゲスト出演し、話の大筋にも絡んだ。『Dr.スランプ』連載終了時の設定であり、タロウが警察官になっており、アラレたちはまだ高校を卒業していない。該当部分がアニメ化された際には、アニメ第1作と同一キャストの声優陣が出演した。
2016年には、『ドラゴンボール超』の第69話に本作のキャラクターがゲスト出演し、話にも絡んでいる。こちらも悟空とアラレは面識があり、原作で死んだマシリトが幽霊として登場するなど連載終了時と同じ設定だった。キャラクターデザインは原作およびアニメ第1作に準じているが、アラレ以外の声優は後の作品で担当した者を起用しており、千兵衛とDr.マシリトは第2作の屋良有作と置鮎龍太郎、ガジラは『Dr.マシリト アバレちゃん』以降のメディア作品の西原久美子が担当している。
メディア展開
テレビアニメ
2作ともフジテレビ・東映アニメーション(旧 東映動画)製作、フジテレビ系で水曜日19:00 - 19:30に放送された。鳥山も当時の単行本で、アニメ第1作はちゃんと見ていると話していた。
第1作はセル画だったが、第2作は『Dr.スランプ』では初のフルデジタル制作となった。また、作者の鳥山が監修とキャラクター原案を担当した。
- Dr.スランプ アラレちゃん(1981年4月8日 - 1986年2月19日、全246回、全264話)
- ドクタースランプ(1997年11月26日 - 1999年9月22日、全75話)
ゲーム
Dr.スランプ
ペンギンビレッジ
Dr.スランプ バブル大作戦
Dr.スランプ 走れ!せんべいせん
Dr.スランプ アラレのJump up
Dr.スランプ アラレちゃん エクササイズ 中二英語版III
Dr.スランプ
詳細はドクタースランプ#ゲームを参照。
Dr.スランプ アラレちゃん
詳細はDr.スランプ アラレちゃん#ゲームを参照。
書誌情報
全ての書籍に全話収録されている。ただし、2007年特別編は全ての書籍において未収録。
単行本(全18巻)
リスト 鳥山明『Dr.スランプ』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全18巻。 巻数 サブタイトル 発売日 ISBN 1 アラレ誕生の巻 1980年8月9日 4-08-851181-6 2 とつげきアラレちゃんの巻 1980年10月9日 4-08-851182-4 3 地球SOS!の巻 1980年12月10日 4-08-851183-2 4 ごきげんセンちゃんの巻 1981年4月10日 4-08-851184-0 5 モンスターズ・ナイトの巻 1981年8月10日 4-08-851185-9 6 Dr.マシリトの野望!!の巻 1981年12月10日 4-08-851186-7 7 ぼくのといれっとぺいぱーの巻 1982年5月10日 4-08-851187-5 8 ペンギン・グランプリの巻 1982年8月10日 4-08-851188-3 9 クレイジーハネムーンの巻 1982年12月23日 4-08-851189-1 10 摘さん一家がやってきたの巻 1983年5月10日 4-08-851190-5 11 ガッちゃんガッちゃんの巻 1983年9月9日 4-08-851191-3 12 GO!GO!ニコチャン星の巻 1983年12月8日 4-08-851192-1 13 わたくし、オボッチャマンでございますの巻 1984年3月9日 4-08-851193-X 14 無敵C.M.(キャラメルマン)7号の巻 1984年6月8日 4-08-851194-8 15 ターボくんお誕生!!の巻 1984年10月9日 4-08-851195-6 16 世界一つおいのだーれだ大会!!の巻 1985年1月10日 4-08-851196-4 17 神様の大逆転の巻 1985年3月8日 4-08-851197-2 18 最終回用メカ大発明!の巻 1985年5月10日 4-08-851198-0
鳥山明『Dr.スランプ』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全18巻。
巻数 | サブタイトル | 発売日 | ISBN |
---|---|---|---|
1 | アラレ誕生の巻 | 1980年8月9日 | 4-08-851181-6 |
2 | とつげきアラレちゃんの巻 | 1980年10月9日 | 4-08-851182-4 |
3 | 地球SOS!の巻 | 1980年12月10日 | 4-08-851183-2 |
4 | ごきげんセンちゃんの巻 | 1981年4月10日 | 4-08-851184-0 |
5 | モンスターズ・ナイトの巻 | 1981年8月10日 | 4-08-851185-9 |
6 | Dr.マシリトの野望!!の巻 | 1981年12月10日 | 4-08-851186-7 |
7 | ぼくのといれっとぺいぱーの巻 | 1982年5月10日 | 4-08-851187-5 |
8 | ペンギン・グランプリの巻 | 1982年8月10日 | 4-08-851188-3 |
9 | クレイジーハネムーンの巻 | 1982年12月23日 | 4-08-851189-1 |
10 | 摘さん一家がやってきたの巻 | 1983年5月10日 | 4-08-851190-5 |
11 | ガッちゃんガッちゃんの巻 | 1983年9月9日 | 4-08-851191-3 |
12 | GO!GO!ニコチャン星の巻 | 1983年12月8日 | 4-08-851192-1 |
13 | わたくし、オボッチャマンでございますの巻 | 1984年3月9日 | 4-08-851193-X |
14 | 無敵C.M.(キャラメルマン)7号の巻 | 1984年6月8日 | 4-08-851194-8 |
15 | ターボくんお誕生!!の巻 | 1984年10月9日 | 4-08-851195-6 |
16 | 世界一つおいのだーれだ大会!!の巻 | 1985年1月10日 | 4-08-851196-4 |
17 | 神様の大逆転の巻 | 1985年3月8日 | 4-08-851197-2 |
18 | 最終回用メカ大発明!の巻 | 1985年5月10日 | 4-08-851198-0 |
愛蔵版(全9巻)
リスト 巻数 発売日 ISBN 1 1990年5月 4-08-782501-9 2 1990年6月 4-08-782502-7 3 1990年7月 4-08-782503-5 4 1990年8月 4-08-782504-3 5 1990年9月 4-08-782505-1 6 1990年10月 4-08-782506-X 7 1990年11月 4-08-782507-8 8 1990年12月 4-08-782508-6 9 1991年1月 4-08-782509-4
巻数 | 発売日 | ISBN |
---|---|---|
1 | 1990年5月 | 4-08-782501-9 |
2 | 1990年6月 | 4-08-782502-7 |
3 | 1990年7月 | 4-08-782503-5 |
4 | 1990年8月 | 4-08-782504-3 |
5 | 1990年9月 | 4-08-782505-1 |
6 | 1990年10月 | 4-08-782506-X |
7 | 1990年11月 | 4-08-782507-8 |
8 | 1990年12月 | 4-08-782508-6 |
9 | 1991年1月 | 4-08-782509-4 |
文庫版(全9巻)
リスト 巻数 発売日 ISBN 1 1995年7月18日 4-08-617051-5 2 1995年7月18日 4-08-617052-3 3 1995年10月18日 4-08-617053-1 4 1995年10月18日 4-08-617054-X 5 1996年1月18日 4-08-617055-8 6 1996年1月18日 4-08-617056-6 7 1996年4月18日 4-08-617057-4 8 1996年4月18日 4-08-617058-2 9 1996年4月18日 4-08-617059-0
巻数 | 発売日 | ISBN |
---|---|---|
1 | 1995年7月18日 | 4-08-617051-5 |
2 | 1995年7月18日 | 4-08-617052-3 |
3 | 1995年10月18日 | 4-08-617053-1 |
4 | 1995年10月18日 | 4-08-617054-X |
5 | 1996年1月18日 | 4-08-617055-8 |
6 | 1996年1月18日 | 4-08-617056-6 |
7 | 1996年4月18日 | 4-08-617057-4 |
8 | 1996年4月18日 | 4-08-617058-2 |
9 | 1996年4月18日 | 4-08-617059-0 |
完全版(全15巻)
リスト 巻数 発売日 ISBN 1 2006年10月4日 4-08-874174-9 2 2006年10月4日 4-08-874175-7 3 2006年11月2日 4-08-874176-5 4 2006年12月4日 4-08-874177-3 5 2007年1月4日 978-4-08-874178-9 6 2007年2月2日 978-4-08-874179-6 7 2007年3月2日 978-4-08-874180-2 8 2007年4月4日 978-4-08-874181-9 9 2007年5月2日 978-4-08-874182-6 10 2007年6月4日 978-4-08-874183-3 11 2007年7月4日 978-4-08-874184-0 12 2007年8月3日 978-4-08-874185-7 13 2007年9月4日 978-4-08-874186-4 14 2007年10月4日 978-4-08-874187-1 15 2007年11月2日 978-4-08-874188-8
巻数 | 発売日 | ISBN |
---|---|---|
1 | 2006年10月4日 | 4-08-874174-9 |
2 | 2006年10月4日 | 4-08-874175-7 |
3 | 2006年11月2日 | 4-08-874176-5 |
4 | 2006年12月4日 | 4-08-874177-3 |
5 | 2007年1月4日 | 978-4-08-874178-9 |
6 | 2007年2月2日 | 978-4-08-874179-6 |
7 | 2007年3月2日 | 978-4-08-874180-2 |
8 | 2007年4月4日 | 978-4-08-874181-9 |
9 | 2007年5月2日 | 978-4-08-874182-6 |
10 | 2007年6月4日 | 978-4-08-874183-3 |
11 | 2007年7月4日 | 978-4-08-874184-0 |
12 | 2007年8月3日 | 978-4-08-874185-7 |
13 | 2007年9月4日 | 978-4-08-874186-4 |
14 | 2007年10月4日 | 978-4-08-874187-1 |
15 | 2007年11月2日 | 978-4-08-874188-8 |
- コンビニコミック(絶版)
2001年から2004年まで全15冊が発売された。
リスト タイトル 発売日 ISBN アラレ誕生!編 2001年7月 4-08-106066-5 ガッチャンの秘密?編 2001年8月 4-08-106072-X ガンバレ!千兵衛編 2001年9月 4-08-106077-0 ペンギン・グランプリ編 2001年9月 4-08-106083-5 悪の帝王?Dr.マシリト編 2001年12月 4-08-106123-8 オボッチャマンでございます編 2001年12月 4-08-106131-9 ペンギン村オールスター編 2002年1月 4-08-106139-4 ニーハオ!摘さん一家編 2002年2月 4-08-106155-6 ターボくんお誕生!!編 2002年2月 4-08-106147-5 センベエさんの珍発明編 2002年7月 4-08-106242-0 アラレのハイスクールライフ編 2002年8月 4-08-106250-1 ほよよスペシャル編 2002年8月 4-08-106258-7 めちゃんこベスト vol.1 んちゃ!!!編 2004年1月 4-08-106584-5 めちゃんこベスト vol.2 ほよよ!!?編 2004年2月 4-08-106602-7 めちゃんこベスト vol.3 バイちゃ!!!編 2004年3月 4-08-106627-2
タイトル | 発売日 | ISBN |
---|---|---|
アラレ誕生!編 | 2001年7月 | 4-08-106066-5 |
ガッチャンの秘密?編 | 2001年8月 | 4-08-106072-X |
ガンバレ!千兵衛編 | 2001年9月 | 4-08-106077-0 |
ペンギン・グランプリ編 | 2001年9月 | 4-08-106083-5 |
悪の帝王?Dr.マシリト編 | 2001年12月 | 4-08-106123-8 |
オボッチャマンでございます編 | 2001年12月 | 4-08-106131-9 |
ペンギン村オールスター編 | 2002年1月 | 4-08-106139-4 |
ニーハオ!摘さん一家編 | 2002年2月 | 4-08-106155-6 |
ターボくんお誕生!!編 | 2002年2月 | 4-08-106147-5 |
センベエさんの珍発明編 | 2002年7月 | 4-08-106242-0 |
アラレのハイスクールライフ編 | 2002年8月 | 4-08-106250-1 |
ほよよスペシャル編 | 2002年8月 | 4-08-106258-7 |
めちゃんこベスト vol.1 んちゃ!!!編 | 2004年1月 | 4-08-106584-5 |
めちゃんこベスト vol.2 ほよよ!!?編 | 2004年2月 | 4-08-106602-7 |
めちゃんこベスト vol.3 バイちゃ!!!編 | 2004年3月 | 4-08-106627-2 |
- 週刊少年ジャンプ特別編集 ドクタースランプ ほよよSPECIAL
1997年12月27日発売。テレビアニメ『ドクタースランプ』放送開始記念として発売。作者鳥山が選んだエピソードを収録。
特別編
『月刊少年ジャンプ』2007年4月号にて、鳥山が連載デビュー作『Dr.スランプ』復活作品として執筆した読み切り漫画『ドクター・スランプ2007特別編 Dr.MASHIRITO ABALEちゃん』が掲載された。漫画の前には、本作に出演したアニメ第1作のキャストである小山茉美、野沢那智、古川登志夫、佐藤正治、大竹宏、千葉繁のコメントが掲載されており、漫画の後には、アバレやマシリトJr.を含めた登場キャラクターの関係図や、今までのキャラメルマンシリーズの解説、鳥山による回答コーナーが掲載されている。
2007年3月3日には、『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』の上映前に、上記の漫画を原作とした5分のショートアニメ『Dr.SLUMP Dr.マシリト アバレちゃん』として同時上映された。「SLUMP THE BOX MOVIES」に映像特典として収録されている。アニメ第1作の最終回から約1年後を描いている。
SLUMP THE BOX MOVIESを発売元の集英社、フジテレビ、東映アニメーション、東映ビデオのいずれかでオンライン予約すると、『Dr.MASHIRITO ABALEちゃん』の扉絵のカラー原画を使用した「すぺさる 光学式対応マウスパッド」が貰えた。
ストーリー
声の出演
- 則巻アラレ、アバレちゃん:小山茉美
- ガッちゃん:西原久美子
- ニコチャン大王:大竹宏
- ニコチャン家来:千葉繁
- パゴス:佐藤正治
- 空豆タロウ:古川登志夫
- 宇宙人:高木渉
- 司令官:竹本英史
- Dr.マシリトJr:野沢那智
スタッフ
- 原作:鳥山明(集英社 ジャンプ・コミックス刊)
- 製作:Dr.スランプ アラレちゃん DVD-BOX製作委員会、集英社、フジテレビジョン、東映アニメーション
- 企画:梅澤淳稔、浅間陽介
- 製作担当:風間厚徳
- 作画監督:山室直儀
- 美術監督:秋山健太郎
- 色指定:小日置知子
- デジタル特殊効果:太田直
- デジタル撮影監督:高橋基
- 編集:後藤正浩
- 録音:阿部智佳子
- 音響効果:新井秀徳(フィズサウンド)
- 選曲:神保直史(AUDIO・タナカ)
- 記録:小牧文
- 録音スタジオ:タバック、東京テレビセンター
- タイトルロゴ:シマダヒデアキ(L.S.D)
- 協力プロダクション:山室作画スタジオ、TOEI ANIMATION PHILS.INC、かぐら、東映ラボ・テック、青二プロダクション
- 監督:長峯達也
他作家によるDr.スランプ
小説版
小説!? Dr.スランプ
小説!? Dr.スランプの逆襲
Dr.スランプ アラレちゃん
ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP