EME (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『EME』(イーエムイー)は、瀧川武司による日本のライトノベル。イラストは尾崎弘宜が担当。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より2002年2月から2008年2月まで刊行された。第4回龍皇杯優勝作品(『伝説の勇者の伝説』との同時受賞)。
あらすじ
登場人物
キャラクター名の後ろのカッコ書きはドラマCDでのキャストを指す。また『BLACK』『BLUE』『RED』は登場作品を表す。
EME
PC課
乾 紅太郎(いぬい こうたろう)(原田正夫)『BLACK』『BLUE』『RED』
本作の主人公。複数の女性から好意を寄せられ、右往左往をしている主人公。
作中では「紅(こう)」という通称で書かれることが多い。
『BLACK』ではPC課の黒部付きの見習いGA。
『BLUE』『RED』ではPC課のエースGA。三木也とのコンビは現PC課エースツートップ。
AAは「力場干渉能力」。物質に手を触れずに力を作用させることができる(いわゆるテレキネシス)。幼い頃、力を暴走させ住んでいた町と母を含めた住民達を破壊してしまい、その後対象が「目視できる無生物」に威力が「自分の筋力と同程度まで」と限定された。唯一の例外として、自分の肉体にのみ力を作用させて常人の倍近い運動能力を発揮することができる。ただし、能力によって動かしただけ疲労も発生するので、自分の肉体に干渉すると倍の速度で疲労することになる。EMEに入ってからは、一度もAAを暴走していない。
黒部・スミレとは兄・姉ないし父・母の様な擬似家族の様な関係だった。なお現在まで実の父親に関する記述は無い。
過去のトラウマから他人とのコミュニケーションが苦手だったが、スミレや黒部との交流や普通の高校に通う様になり克服。
表向きは授業時間のほとんどを寝て過ごすダメ高校生。「それでも進級・卒業出来るようになっている」ので周囲から怪しまれない為一年毎に学校を転校している。一年・一乃下→二年・弐乃中→三年・参乃上。
パートナーは同課の茜・蒼・三木也と組む事が多いが、DH課の乱のお守りやOP課の良子の対応等もよく押し付けられている。三木也と出た回数が一番多い。
好きな人(少女?)がいるらしい。
一度だけ、桃にズボンを脱がされたことがある。しかし運良く、■(百々目)と桃、三木也しか見ていなかった。その後、桃に物凄いほどまでの殺気をむけた。
ある事情により、必要最低限以外の給料を他のところにまわしているらしい。
自炊は全くせずジャンクフードやファストフードばかりだが、味覚が幼い訳でもないらしい。チェリーをこよなく愛す。
EME有数の射撃技術の持ち主。純粋な技術だけでなく、AAを用いて銃身を固定したり弾倉を素早く交換することで、効率を何倍にも高めている。
武器は『BLACK』ではベレッタM92F改のみを使っていたが『BLUE』『RED』では黒部から譲り受けたコルトM1911A1改との二丁拳銃を使用。big-benと呼ばれる口径が100の銃を撃ったこともある。
大規模な掃討作戦の場合はイングラムM10やM11を愛用。本人曰く「身軽さを重視」。
よくレメゲトン会の幹部「ミスター・マルバス」に戦いを申し込んで、よく負けているらしい。本人いわく「敗率100%」だが、「RED」でそれまで封印していたキック技を使い、見事捕まえている(しかしその後豪快に逃げられている)。
AAとは関係のない体質として、脅威なまでの 変態招来体質を持つ。
桧絵馬 茜 (ひのえうま あかね)(堀江由衣)『BLUE』『RED』
BLUE、REDのヒロイン。紅がメインGAとして初めてあたった任務で出会った、地味で質素で謙虚で大人しい少女。
事件後、紅にスカウトされ、EMEのPC課に紅付きの見習いGAとして所属することになった。紅に好意を持っている。
AAは「強制妖媒能力」。自分の周囲に存在するPCの能力を一時的に自分の物として使用することができるが、未だに制御しきれていないので無意識に影響を受けてしまう事がある。及びPCを引き寄せやすい体質。
自分が持っている特異体質を制御できず、各地を転々としてきた。その為、顔見知りがかなり激しく、人(特に男性)とは、百々目や紅などを除いて話しかける事があまり無いが、PCも含め動物は大好き。
本を読むのが好きでよく図書館へ行く、EMEに入らなかったら図書館員になりたかった。
整理整頓が好きで汚い環境が耐えられない。
家事が得意で、特に昔から自炊をする事が多く、料理の腕に自信が有り、紅に弁当を作ってきたりする。
最近はよく任務以外の時間に百々目と一緒に行動する事が多く、紅をやきもきさせている。百々目の顔を知っている人の一人。一番頼りにしている人は、先輩の紅。紅と一緒にいる時、顔を赤くしている(ことが多い)。謙虚で質素で地味な為か、好意を持たれることも多い。
最初に倒したPCは、子供の時に出会った鎌鼬。
主に本部でPCの飼育任務にあたっている為、銃は所持していない。紅のアシスト任務の時にはEME管理のPCを連れて行く事が多い。一番連れて行くのは、ワット君である。
基本的に常識的だが、ネーミングセンスだけは極めて独特。
ワットくん
茜がEMEに所属するきっかけとなった事件で出会った雷獣。現在は茜の家で飼育されており、茜の良きパートナーとなっている。泣き声は「ヂ」。大きさは柴犬位。風狸と狐火の仲裁役。伸びをする時に、静電気が発生することがある。あとがきでの走り書きの文章では紅である。
フルネームはヒノエウマ=アンペア=ボルト=ワットくん(茜の命名である)。
茜がEMEに所属するきっかけとなった事件で出会った雷獣。現在は茜の家で飼育されており、茜の良きパートナーとなっている。泣き声は「ヂ」。大きさは柴犬位。風狸と狐火の仲裁役。伸びをする時に、静電気が発生することがある。あとがきでの走り書きの文章では紅である。
フルネームはヒノエウマ=アンペア=ボルト=ワットくん(茜の命名である)。
パスカルくん
紅と茜がともにあたった任務で保護した、狸と鼬の中間のような外見の風狸。風を起こし自在に操る能力を持つ。現在は本部で飼育されている。泣き声は「ゴ」。大きさは雷獣よりひと回り大きい。よく狐火と喧嘩している。あとがきでの走り書きの文章では茜である。
フルネームはヒノエウマ=ミリバール=ヘクト=パスカルくん(茜の命名である)。
紅と茜がともにあたった任務で保護した、狸と鼬の中間のような外見の風狸。風を起こし自在に操る能力を持つ。現在は本部で飼育されている。泣き声は「ゴ」。大きさは雷獣よりひと回り大きい。よく狐火と喧嘩している。あとがきでの走り書きの文章では茜である。
フルネームはヒノエウマ=ミリバール=ヘクト=パスカルくん(茜の命名である)。
ケルビンくん
紅と茜がともにあたった任務で保護した狐火。尻尾の先に青白い炎を燃やし自在に操る能力を持つ。人間を憎んでいるようである。現在は本部で飼育されている。泣き声は「ボ」。大きさは風狸よりひと回り大きい。保護される際に邪魔された事を根に持っているのか、よく風狸に喧嘩を吹っかけている。あとがきでの走り書きの文章では蒼である。
フルネームはヒノエウマ=モル=ジュール=ケルビンくん(茜の命名である)。
紅と茜がともにあたった任務で保護した狐火。尻尾の先に青白い炎を燃やし自在に操る能力を持つ。人間を憎んでいるようである。現在は本部で飼育されている。泣き声は「ボ」。大きさは風狸よりひと回り大きい。保護される際に邪魔された事を根に持っているのか、よく風狸に喧嘩を吹っかけている。あとがきでの走り書きの文章では蒼である。
フルネームはヒノエウマ=モル=ジュール=ケルビンくん(茜の命名である)。
巽 蒼乃丞(たつみ あおのじょう)(井上喜久子)『BLUE』『RED』
BLUE、REDのヒロイン。アメリカ留学から帰国してEMEに配属されたエージェント。しかし、その正体はEMEの現長官である。祖父は、元EMEの長官。
作中では「蒼(あお)」という通称で書かれることが多い。
AAは「運動停止能力」(通称ベクトルゼロ)。運動エネルギーや熱量など、あらゆるエネルギーを中和・相殺する能力である。特に自分が触れた物体なら、エネルギーを完全に奪い取ることができる。ただし、奪ったエネルギーは彼女の体が吸収するため、過度の使用は体を破壊する。
銃の腕前は、運動停止能力ことベクトルゼロにより、紅と同じぐらいの強さである。他にも、パンチなどをベクトルゼロで無駄な力を無くすことで、かなりの威力を誇る。
紅をからかうのが好きで、あったら必ずと言っていい程からかったりして楽しんでいる(時には紅を奴隷のように扱っている時もある)。なので紅は影で蒼のことを「悪魔」と呼んでいたりする。百々目の顔を知っている人の一人。
かなりの美人でEME内では瑠璃姫と比べられるくらい人気がある。
黄泉 三木也(こいずみ みきや)『BLACK』『BLUE』『RED』
『BLACK』ではPC課の黒部付きの見習いGA。
『BLUE』『RED』ではPC課のエースGA。紅とのコンビは現PC課エースツートップ。
AAは「瞬間移動能力」。体積が自分未満なら自分が手を触れた無生物を視界内の場所に瞬間移動させることができる。また、一日に二度だけであるが、自分自身を瞬間移動させることもできる(いわゆるテレポーテーション)。しかし、母体移動はかなり体力を消耗する。
髪をよく色々な色に染めている(作品内では金髪に固定されている)。なので紅に会ったら必ず「将来ハゲる」と言われている。なのに止めようとしない。紅の前では気にしていない素振りを見せるが、実はかなり気にしているらしく、良子の所に育毛剤を求めに行ったこともあった。潜入での任務の時は染め直される。金髪の前は、緑だったらしい。
紅によく説教をするがいつもかわされる。からかっても無視される。
動物がとても好きだが、人に見られたくないらしい。
AAを用い手に銃を瞬間移動する事でEMEでも有数の抜き打ちの速さを誇るが、銃の腕前は平均程度。
大規模な掃討作戦の場合は黒部の影響かショットガンを愛用。
黒部(くろべ)『BLACK』『BLUE』『RED』
PC課のGA。元EME最強のツートップのひとり。紅と三木也の師匠。
AAは「空間掌握能力」。重量と質量を操作し小規模なブラックホールを形成する能力。「攻撃線」と「防御球」のふたつの技を使いこなす。強力ではあるが、消耗が激しい能力である。影を操るような姿から「影の黒部」とよばれる。
攻撃線
微少な球体を連結した線状のブラックホールを飛ばし相手を攻撃する。
微少な球体を連結した線状のブラックホールを飛ばし相手を攻撃する。
防御球
無数のバスケットボール大のブラックホールを自身に纏わせて防御する。
無数のバスケットボール大のブラックホールを自身に纏わせて防御する。
粗暴粗野な荒々しい雰囲気の男だが、優しさも持ち合わせている。
武器はコルトM1911A1改を使用。
大規模な掃討作戦の場合はレミントンM31イサカM37等ショットガンを愛用。
「塔」の事件後EMEを去り、現在消息不明。
なお、名前だけは『BLUE』『RED』にも登場しているが、本人が登場するのは『BLACK』のみである。
白木(しらき)『BLACK』『BLUE』
PC課のエージェントリーダー。
AAは「攻撃超過能力」。自ら使用する兵器の破壊力を一時的に上げる能力で、発動させると自身と武器が燐光に包まれる姿から「光の白木」とよばれる。
非の打ち所がないほどの美しい顔立ちの男で、元EME最強のツートップのひとり。耐熱性と防弾性に優れた黒いコートを常に着用している。
使用する武器は右手のS&W M29シルバーカスタム、左手のバスタードソードから、「剣銃の白木」ともよばれる。
『RED』『BLUE』において、はっきりと名前こそ出てはいないが、PC課のエージェントリーダーとして在籍している事を示唆している様な表現がある(EME内3大美形の一人にPC課のエージェントリーダーが挙がっている事など)。
スミレ 『BLACK』『BLUE』
真中 橙吉朗(まなか とうきちろう)『BLACK』
涅川 升ノ介(くりかわ しょうのすけ)『BLUE』『RED』
鳩羽 圭二(はとばね けいじ)『BLACK』
小豆屋 大福(あずきや だいふく)『BLACK』
露草(つゆくさ)『BLACK』『RED』
光本 (こうもと) 『BLACK』『BLUE』『RED』
DH課
闇市 深作(やみいち しんさく)『BLACK』
百合咲(ゆりざき)『BLACK』『BLUE』
道成寺(どうじょうじ)『BLACK』『BLUE』『RED』
OP課
火野(ひの)『BLACK』『BLUE』『RED』
輪子(りんこ)『BLACK』『RED』
浅葱 太秦(あさぎ うずまさ)『RED』
百々目(どどめ)『RED』
鉄御納戸 良子(てつおなんど りょうこ)『RED』
瀬戸銀次(せとぎんじ)『BLACK』『RED』
PP課
源平 桃子(みなもとだいら ももこ)『BLUE』『RED』
月下 英雄(つきした ひでお)→月下 万丈(つきした ばんじょう)『BLACK』『RED』
元SD課
上層部
地下迷宮事件
プレイヤー・マーリン 『BLACK』
島の事件
吸血鬼
阿修羅の手
「インド人」『BLUE』
「中国人」『BLUE』
「ベトナム人」『BLUE』
「日本人」内木 雪舟(うちき せっしゅう)『BLUE』
伊呂波荘の住人(抜粋)
私立参之上高校
織田(おだ)『BLUE』『RED』
巽家
その他
組織
各国特務機関
EME
かつては京に都ができた頃に陰陽寮として創設、その後中国の同等組織を参考に八百万機関として改変。更に大戦後アメリカの同等組織フーズ・フーを母体としEMEへと改変され現在へと至る。
複数の無人島を所持しており様々な飼育施設や研究施設が設置されている
正式採用拳銃はベレッタM92F、使用者の体格等により改造班により若干の改良が施される。ベレッタ以外の銃も申請すれば支給される。また大規模な掃討作戦の際にはOP課銃器管理部所蔵の古今東西の様々な銃火器が貸与される。任務内容によって銃器の指定がある場合や、ある程度自由に火器が選べる場合がある。
隊員は「黒いスーツの着用」を義務付けられているが、乱・桃・丁子・硝子・道成寺等守らない者もいるが黙認されている。
フーズ・フー
八百万機関をEMEへと改変し12人の長官を送り込む。
パンドラの箱の情報をEMEに流した事からフーズ・フー自体は先代長官達の支配下には無い模様である。
オリンポス機関
パンドラの箱の発掘の管理をしていたが涅川槃三によって強奪される。
崑崙機関
旧八百万機関創設の際に多大な影響を与えた。
白澤図を所蔵している。
アヴァロン機関
エクスカリバーMk2を使いこなす世界的に有名なエージェント・リーダーがいる。
阿修羅の手
アジア圏最大の構成人数を誇る暗殺組織。構成員は、普段は一般人だが依頼が来ると暗殺者になるスリーパーとよばれる人間でほとんど構成され、一般人に紛れて対象を狙う。SSを使う、「ライトハンド」と「レフトハンド」とよばれる6人の殺し屋を抱えている。
レメゲトン会
『BLACK』では72人『RED』では27人の幹部からなる世界規模の犯罪組織。もともとは魔導の探求が核となる組織らしい。日本にも何人かの幹部がおりEMEとは冷戦状態である。特にDH課と衝突を繰り返している事から複数の亜人種が所属していると思われる。
用語
略名であるものは、元となった単語をカッコ内に記載。
EME (Eight Million Engine/エイト・ミリオン・エンジン)
担当分野によって課が分かれており、PC課、DH課、OP課、UL課、PP課などの部署が登場している。
PC課 (Phenomenon Creature/フェノメノン・クリーチャー)
EMEの中でも最大規模の部署であるため、人手不足の他の課の手助けに回ることも少なくない。紅や茜はこの部署に属する。
PCはP(プロテクト/保護)指定とT(ターミネイト/殲滅)指定に分かれている。
P指定のPCは主に人に有益または無害な種、T指定されるPCは人畜に危害を与える危険種だが、絶滅危惧種は有害・無害問わずP指定される為、かつてはT指定でも現在ではP指定に変更されているPCもいる。
但し人命が最優先であり、P指定であっても人に危害を加えそうになった場合は殲滅される。また逆に、T指定のPCでも保護することもある。そうした現場での臨機応変な判断を下す権限が、単独任務可能なGAには与えられている。
DH課 (Demi Human/デミ・ヒューマン)
PC課とは担当の判別がしづらい事件が少なくない為、現場での衝突が昔から続いており仲が悪い。
PC課同様、最大規模の部署であるため、他の課の手助けに回ることも少なくない。
指定は不明だが、人間社会に適合し存在登録されている亜人種の行動把握・管理を行っている事から、保護・管理指定と殲滅・捕縛指定と思われる。
また、乱や道成寺等、他の課で手に負えなくなったGAが流れ着く部署でもある。
OP課(Out Of Place Artifacts/アウトオブプレイス・アーティファクト)
OPは回収指定と破壊指定に分かれている。
UL課(Urban Legend/アーバン・レジェンド)
慢性的な人不足の上に、AAを持たないエージェントが多いため、UL課は調査のみを行い、実働任務を他の課(主にPC課やOP課)へ回すことが多い。
PP課(Phenomenon Person/フェノメノン・パーソン)
また、AAの命名もこの部署が受け持っている。
PPは懐柔指定と捕縛指定に分かれている。
SD課(Strange Disease/ストレンジ・ディジーズ)
GA(Guardian Agent/ガーディアン・エージェント)
なお、必ずこの表記が用いられるわけではなく、単にエージェントと表記されていることも多い。
AA(Agent Ability/エージェント・アビリティ)
既刊一覧
長編・過去
- 瀧川武司(著) / 尾崎弘宜(イラスト) 『EME BLACK』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全3巻
- 「口を開く魔王の迷宮」2002年2月20日発売、ISBN 4-8291-1415-0
- 「悪魔と踊る怪物の島」2004年3月18日発売、ISBN 4-8291-1598-X
- 「血に飢えし妖刀の夜」2005年7月20日発売、ISBN 4-8291-1728-1
長編・現在
- 瀧川武司(著) / 尾崎弘宜(イラスト) 『EME BLUE』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全2巻
- 「アシュラハンド」2002年7月18日発売、ISBN 4-8291-1446-0
- 「パンドラミミック」2003年5月20日発売、ISBN 4-8291-1521-1
短編
- 瀧川武司(著) / 尾崎弘宜(イラスト) 『EME RED』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全8巻
- 「A Mission After School」2002年12月20日発売、ISBN 4-8291-1480-0
- 「DIG DUG SEVEN」2003年10月18日発売、ISBN 4-8291-1559-9
- 「UNDEAD」2004年6月19日発売、ISBN 4-8291-1624-2
- 「MR.CUBE」2005年2月19日発売、ISBN 4-8291-1683-8
- 「ghost town」2005年3月19日発売、ISBN 4-8291-1694-3
- 「BLUE MOTHER VS RED BABY」2005年12月20日発売、ISBN 4-8291-1782-6
- 「COLOSSEUM」2006年6月20日発売、ISBN 4-8291-1831-8
- 「AOFC」2006年7月20日発売、ISBN 4-8291-1844-X
- 瀧川武司(著) / 尾崎弘宜(イラスト) 『EME RED END W-JACK』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、2008年2月20日発売、ISBN 978-4-8291-3261-6
ドラマCD
- EME mission1 「EME」
- EME mission2 「ライオンハートアタック」
- EME mission3 「RUN 卵 RUN」