漫画

I.L


題材:変身,

漫画:I.L

作者:手塚治虫,

出版社:小学館,

掲載誌:ビッグコミック,

発表期間:1969年8月 - 1970年3月,



以下はWikipediaより引用

要約

『I.L』(アイエル)は、手塚治虫による日本の各回読み切りの漫画。「ビッグコミック」(小学館)にて1969年8月から1970年3月にかけて連載された。

概要

当初は風俗漫画の予定であったが、結局は大人のためのメルヘンとして構想された。 『I.L』という謎めいたタイトルは、もともと手塚自身がI'll(私は~であろう)とするつもりだったにもかかわらず、出版社のミスでこのようになり、手塚がヒロインの名前に「I.L」を使って難を切り抜けたという。 手塚作品の中では、失敗作として挙げられることも多いが大林宣彦により「天才の失敗作は、凡人の成功作よりも遥かに魅力的である。」として評価された。

あらすじ

実験映画の全盛期に反発する映画監督の伊万里大作は、やけくそで実験映画のパロディーを作って廃業に追い込まれる。 面白くない気分で街をぶらついているうちに、怪しい家屋に引き寄せられ、その中でアルカード伯爵と名乗る怪人物(実はDraculaのアナグラムで吸血鬼)から、現実社会がもっと神秘的なものとなるように、この世の陰の演出家を務めてほしい、と強引に言い渡される。 そして姪だという不思議な乙女、I.Lが委ねられる。I.Lは棺桶にこもって、誰にでも変身することのできる女優だった……。

単行本
  • COM名作コミックス『I.L』(虫プロ商事)全1巻
  • ハードコミックス『I.L』(大都社)全1巻
  • 手塚治虫漫画全集『I.L』(講談社)全2巻
  • 小学館叢書『I.L』(小学館)全1巻
  • 小学館文庫『I.L』(小学館)全1巻
  • 手塚治虫文庫全集『I.L』(講談社)全1巻