KLAN
小説
出版社:集英社,
掲載誌:jump novel,
レーベル:ジャンプ ジェイ ブックス,スーパーダッシュ文庫,
巻数:全13巻,
漫画
原作・原案など:田中芳樹,
作画:フカキショウコ ,
出版社:フレックスコミックス,
掲載サイト:FlexComixネクスト,
レーベル:フレックスコミックス,
発表期間:2010年10月 - 2012年1月,
巻数:全3巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『KLAN』(クラン)は、田中芳樹原案の小説。1995年に雑誌『jump novel』に掲載され、それをまとめた1巻がジャンプ ジェイ ブックスより刊行された。2巻以降は他の複数の作家たちによって2001年より書き継がれスーパーダッシュ文庫で刊行され2008年8月刊の12巻で完結した。
2010年10月より2012年1月まで『FlexComixネクスト』で漫画化作品が連載されていた。作画はフカキショウコ。
ストーリー
遠い昔、現代のタクラマカン砂漠にあたる場所に巨大な湖があった。湖の恵みは大きく周辺に暮らす人々は平和に生活していた。そこには動物に変身する等の特殊能力・ハムルを持つ者がおり、彼らはハムランムルと呼ばれていた。
数万年もの長い歴史の中で気候は変化し、大陸内部では乾燥が進み湖は縮小していった。それに伴いハムランムルの間で食料をめぐる争いが起こった。彼らはやがて四つの血族に分かれると故郷を離れ、四方へと散っていった。
そして現代、その子孫である日高虎之介は、自分が東方に移り住んだ血族・虎の血族(タイガー・クラン)の血を引くとも知らず普通の高校生として暮らしていた。そんなある日、疎遠だった父・日高洋行から風子という異母妹がいると知らされ、彼女を守るように頼まれる。その翌日、ニュースで日高洋行の自殺が報じられた。勤めていた東亜建設で行っていた汚職が露見したために自殺したのだという。だが、妹の存在を教えられた時に渡された封筒の中には事件の真相が記されていた。父から知らされた小学校で風子と対面した虎之介。そのまま彼女が母親と住む家に向かった二人の目の前で突然、風子の家が燃え上がった。思わず飛び出そうとする風子を引きとめ、自ら家に近づこうとする虎之介。その隙に作業服を着たいくつもの人影が現れ、妹はバンに押し込まれ誘拐されてしまった。
これらの事件の裏には四つの血族の一つ・獅子の血族(ライオン・クラン)の頂点に立つイギリス貴族リンフォード伯爵の影があった。彼は他の血族を支配するという野望を抱き陰謀をめぐらしていた。父を殺され、妹をさらわれた虎之介は、行く先で出会う仲間達とともに伯爵に戦いを挑んでいくことになる。
登場人物
日高虎之介(ひだか とらのすけ)
ゴッドホープ・グレーヴス
日高洋行(ひだか ひろゆき)
ルネ・ド・マリヴェール
ピエール・ド・マリヴェール
佐伯喜一郎(さえき きいちろう)
佐伯幹二(さえき かんじ)
國弘政夫(くにひろ まさお)
立花美笛(たちばな みふえ)
イリーネ・ギンデル
日高孝行(ひだか たかゆき)
日高賢三(ひだか けんぞう)
リナル・シン
ルシアーナ・ルシャイロワ
李麗汎(レイ ライファン)
笹原祐太郎(ささはら ゆうたろう)
用語
ハムルとハムランムル
血族(クラン)
虎の血族(タイガー・クラン)
熊の血族(ベア・クラン)
狼の血族(ウルフ・クラン)
獅子の血族(ライオン・クラン)
既刊一覧
ジャンプ ジェイ ブックス
スーパーダッシュ文庫
本編
ソフトバンククリエイティブ フレックスコミックス