Let's豪徳寺!
以下はWikipediaより引用
要約
『Let's豪徳寺!』(レッツごうとくじ!)は、庄司陽子による日本の漫画作品。
『月刊BE・LOVE』(講談社)にて1981年から9月号から1982年5月号まで連載後、月2回刊となった『BE・LOVE』にて同年6月5日号から1987年まで連載された。また、1987年には三田寛子主演で映画化された。
新シリーズ『Let's 豪徳寺! SECOND』が『Jourすてきな主婦たち』(双葉社)にて2020年3月号より連載されている。豪徳寺家の長女・美姫の最初の結婚で生まれた、21歳のヤンチャ娘・塔ノ沢姫子を主人公とした物語。
あらすじ
豪徳寺家は、世田谷の高級住宅街の一角を占める、女ばかり4世代が同居する巨大な屋敷である。お手伝いとしてやってきた狛江百合は、その家の波乱万丈を見届ける事になる。
登場人物
豪徳寺家の人々
豪徳寺 香(ごうとくじ かおり)
豪徳寺 雅(ごうとくじ みやび)
豪徳寺(塔ノ沢)美姫(ごうとくじ(とうのさわ)みき)
豪徳寺(風祭)舞姫(ごうとくじ(かざまつり)まき)
豪徳寺(塔ノ沢)姫子(ごうとくじ(とうのさわ)ひめこ)
北見 里(きたみ さと)
豪徳寺家を取り巻く人々
塔ノ沢 慎(とうのさわ しん)
風祭 怜(かざまつり れい)
海老名 義隆(えびな よしたか)
海老名(林間)郁子(えびな(はやしま)いくこ)
経堂 和泉(きょうどう いずみ)
書誌情報
Let's豪徳寺!
- 庄司陽子『Let's豪徳寺!』講談社〈BE・LOVEKC〉、全8巻
- 1982年5月4日発売、ISBN 4-06-175314-2
- 1982年12月8日発売、ISBN 4-06-175327-4
- 1983年5月2日発売、ISBN 4-06-175337-1
- 1984年4月3日発売、ISBN 4-06-175358-4
- 1985年5月2日発売、ISBN 4-06-175385-1
- 1986年10月2日発売、ISBN 4-06-175427-0
- 1987年12月2日発売、ISBN 4-06-175474-2
- 1988年2月2日発売、ISBN 4-06-175478-5
- 庄司陽子『Let's豪徳寺!』講談社〈講談社漫画文庫〉、全4巻
- 1996年5月9日発売、ISBN 4-06-260227-X
- 1996年5月9日発売、ISBN 4-06-260228-8
- 1996年5月9日発売、ISBN 4-06-260229-6
- 1996年5月9日発売、ISBN 4-06-260230-X
Let's 豪徳寺! SECOND
- 庄司陽子『Let's豪徳寺! SECOND』双葉社〈ジュールコミックス〉、既刊7巻(2023年3月16日現在)
- 2020年9月17日発売、ISBN 978-4-575-33821-8
- 2021年1月16日発売、ISBN 978-4-575-33837-9
- 2021年6月17日発売、ISBN 978-4-575-33855-3
- 2021年11月17日発売、ISBN 978-4-575-33864-5
- 2022年5月17日発売、ISBN 978-4-575-33880-5
- 2022年10月17日発売、ISBN 978-4-575-33896-6
- 2023年3月16日発売、ISBN 978-4-575-33911-6
映画版
1987年4月11日公開。松竹系で映画化された。
キャスト
- 狛江百合:三田寛子
- 豪徳寺咲姫:鈴木保奈美
- 大蔵利通:羽賀研二
- 海老名保:村上弘明
- 豪徳寺舞姫:岡安由美子
- 風祭怜:柳沢慎吾
- 豪徳寺雅:岸田今日子
- 豪徳寺美姫:紺野美沙子
- 豪徳寺高志:五代高之
- 北見里:初井言榮
- 豪徳寺香:南美江
スタッフ
- 監督:前田陽一
- プロデューサー:小坂一雄
- 原作:庄司陽子
- 脚本:斎藤博
- 撮影:宇田川満
- 音楽:ミッキー吉野
- 美術:重田重盛
- 編集:太田和夫
- 録音:島田満
- スチール:長谷川宗平
- 製作:松竹映像
ロケ地
- 豪徳寺家のお屋敷 綱町三井倶楽部(東京都港区三田二丁目)
- 豪徳寺咲姫が通い、海老名保が考古学を教えている大学 神奈川大学 横浜キャンパス(神奈川県横浜市神奈川区六角橋三丁目)
- 豪徳寺舞姫と風祭怜が保育士をしてる幼稚園 小菅ヶ谷幼稚園(神奈川県横浜市栄区小山台二丁目)
- 豪徳寺咲姫と大蔵利通が行ったラブホテル ホテルTWO-WAY (東京都渋谷区円山町)
同時上映
『アイドルを探せ』
- 主演:菊池桃子
- 監督:長尾啓司
作品の評価
日本映画界は全体的に不振ではあったが、特に松竹の落ち込みが酷く、『アイドルを探せ』との二本立てを含んだ1987年4月の配収が1億7,000万円。東宝9億3,000万円、東映6億5,000万円に対しても大幅に落ち込み、ロマンポルノのにっかつよりも1,500万円下回り、邦画四社の最低成績となった。週刊読売はこの原因として、三田寛子、菊池桃子を主演に若者向けにアイドル映画を作ったが、この2人がフレッシュさに欠け、肝心の若者にソッポを向かれたと分析した。松竹は演劇部門の隆盛で経営は維持できていたが、この年夏に準備中の『二十四の瞳』と『ハチ公物語』の大作二本がコケるようなら、第二の大映になりかねないと評された。