MUDDY
以下はWikipediaより引用
要約
『MUDDY』(マディ)は、藍本松による日本の漫画作品。
あらすじ
キメラ研究所を追い出されて放浪していたキメラ学者のクレイは、立ち寄った古びた研究所で、キメラ人間の製造に偶然成功する。クレイは、見た目は子供のようなそのキメラ人間に「マディ」と名付ける。
クレイはマディと生活を送るにつれ、マディが生まれたばかりでまだ何も物事を知らないこと、そして教えればその知識を吸収することに気付く。そこでマディの生みの親として様々な経験をさせねばと思い立ったクレイは、マディに人間らしい生活を教えるため、彼と共に旅に出ることになる。
用語
キメラ
キメラ学者
登場人物
主要人物
マディ
本作品の主人公。土を主食とする「キメラ人間」と呼ばれる人造人間である。クレイはマディのことを「息子」と称している。どこでも勝手に土を食べるため、クレイに注意されている。身体が泥で構成されており、泥を食べることで身体の体積を大きくすることができる。また、身体を構成する泥が存在する限り、身体の一部が千切れても再生する。体内の構造を変えることで、女性の身体になったり身長を伸ばしたりできる。生まれて間もないので知能は低く、何にでも興味を示す。深夜アニメが好きで定刻通りに鑑賞する。好きなキャラクターは電車の「アンダーソン」である。
最終話でクレイに変装してスズの研究所を訪れている。なお、この際にクレイのゴーグルを拝借しており、それでもふらついたりしていなかった。
クレイ
その他
スズ
サンドロ
コランダム
ジャスパーの部下でキメラ学者。マディは「コランだむ」と呼ぶ。ジャスパーの命令で「女狩り」を実行し、これまでに2456人の女性を拉致した。ジャスパーにはあくまで研究のために協力しているだけで忠誠心はない。キメラ人間であるマディに興味を示す。発信機を仕込んだ飴玉をマディに与えた。潔癖症で、目的のためなら手段を選ばない性格をしている。地位や名声には興味はなく、ただ優れたキメラを造ることだけに専念している。
コガネ
キメラ
マジュ
ミドリ
アダマス
読み切り版
連載版に先立ち、『ジャンプ the REVOLUTION!』2006と『週刊少年ジャンプ』2007年36・37合併号に2本の読切りが掲載された。連載版の原型となっている。
『ジャンプ the REVOLUTION!』版
単行本2巻に収録されている。クレイはマディを誕生させる以前に通販の人工生命体を用いたマヨネーズ合成人間を創ろうとして失敗している。そして4年ほど前に通販の人工生命体を用いて人造人間を製造し、マディと名付ける。その後、誕生したマディが家の土を食い荒らしたことで家を追い出されている。クレイはマディの保護者となって世界中を放浪しながら、マディを製造した時のことを思い出すためにマディの生活を観察し、記録している。
『週刊少年ジャンプ』2007年36・37合併号
第3回金未来杯エントリー作品として掲載された。単行本1巻に収録されている。クレイは何年か前に通販の人工生命体と腐葉土・牛乳・ほうれん草・足の爪などからマディを製造しているが、マディの材料に関して、記録したもの以外の材料をすべて忘れている。ほかの研究員にマディを横取りされることを恐れて世界中を放浪し、マディの行動を記録することで残りの材料を思い出そうとしている。クレイはキメラ人間の発明者として高く知れ渡っている。マディは記憶力が悪く、クレイの言いつけもすぐに忘れている。