PUI PUI モルカー
アニメ:PUI PUI モルカー(第1期)
監督:見里朝希,
音楽:小鷲翔太,
アニメーション制作:シンエイ動画ジャパングリーンハーツ,
製作:モルカーズ,
放送局:テレビ東京系列,
話数:全12話,
アニメ:PUI PUI モルカーDRIVING SCHOOL(第2期)
原案:見里朝希,
監督:小野ハナ,
音楽:小鷲翔太,
アニメーション制作:UchuPeople,
製作:PUI PUI モルカーDS製作委員会,
放送局:テレビ東京,
話数:全12話,
映画:とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー
原作:見里朝希,シンエイ動画ジャパングリーンハーツ(以上,「原案」としてクレジット),
監督:見里朝希,
音楽:小鷲翔太,
製作:モルカーズ,
映画:ならせ! PUI PUI モルカー + DRIVING SCHOOL 予習編
原作:見里朝希,シンエイ動画ジャパングリーンハーツ(以上,ならせ!の「原案」としてクレジット)見里朝希,
音楽:小鷲翔太,
制作:シンエイ動画ジャパングリーンハーツ(以上,ならせ!),
製作:モルカーズPUI PUI モルカーDS製作委員会,
映画:(タイトル未定)
原作:見里朝希,
総監督:見里朝希,
監督:まんきゅう,
以下はWikipediaより引用
要約
『PUI PUI モルカー』(プイプイ モルカー)は、日本のテレビアニメ作品。
モルモットの車「モルカー」の日常を描いたストップモーションアニメであり、作中には羊毛フェルトで作られたモルカーやジオラマ用の人形が登場するほか、実写の人間が登場する場面もある。
第1期はテレビ東京系列『きんだーてれび』にて2021年1月5日から3月23日まで毎週火曜日に放送された。
2022年10月8日から12月24日まで第2期『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』がテレビ東京『イニミニマニモ』枠(関東ローカル)にて放送された。
制作
短編ストップモーションアニメの制作で知られる見里朝希が監督を務めており、同作が初めてのテレビシリーズの監督となる。
見里は公式ウェブサイトのインタビューの中で、これまでは基本的に自分一人で制作してきたが、全12話のテレビシリーズということもあって初めて複数人で制作したことを明かしている。本作の制作には、『ポプテピピック』に参加した小野ハナらが参加した。
見里は前述のインタビューの中で、「1本2分40秒という決められた長さの中で、物語をいかにして展開するかについて思い悩んだ」と振り返っている。また、今後様々な種類のモルカーが活躍してほしいという想いから、回によって主人公が異なるオムニバス形式が取られた。
制作に当たっては、ストップモーションならではの手作り感のある手法も取り入れられており、たとえば劇中に登場する木の葉は毛糸で作られたほか、ビームや爆発は懐中電灯とワタを組み合わせている。撮影に使われたモルカー人形の実寸はジオラマ人形の大きさから逆算したサイズで、平均で横幅が6cm、高さが6 - 7cm、奥行が9 - 10cmとなっている。羊毛フェルト製の表皮の内部には足(車輪)や耳のポージング用に針金が仕込まれている。
現実世界の車がモルモットになったというコンセプトで制作されている。モルモットの車というアイデアは、監督の見里がモルモットを飼っていたことや2019年ごろあおり運転が話題になっていたことから、もしも車がモルモットなら癒やされるだろうと考えたことに由来する。「モルカー」は人間に使役される存在ではあるものの、意思を持っているという設定があり、見里はインタビューの中で「人に流されやすい社会に対して、自分の意思で行動することの楽しさや大切さも伝えたいです。」と話している。視聴者が感情を想像できる余地を与えるため、「モルカー」は、モルモットらしさを第一にデザインされており、記号的ではっきりとした顔の表情はない。また、見里はモルカーのフォルムは黄金比になっていると語っている。
「モルカー」には台詞がなく、代わりに収録された本物のモルモット(見里家で飼っているモルモット「つむぎ」。つむぎ自身も第11話「タイムモルカー」に実写で出演している)の鳴き声が用いられている。
また、作中の世界観に現実味を与えるため、モルカーの車内にいる人間の場面は、人間をコマ撮りするピクシレーションという手法で収録された。
制作には約1年半が掛かっている。当初は20 - 30分程度の中編映画として考えられていたが、エグゼクティブプロデューサーの杉山登の提案によりテレビシリーズとして制作されることになり、その後『きんだーてれび』での放送が決まったため、番組に合わせ2分40秒の尺が決定した。
名作映画へのオマージュがちりばめられており、インタビューで見里は『ワイルド・スピード』、『インディ・ジョーンズ』、『ミッション:インポッシブル』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『メガ・シャークVSメカ・シャーク』を挙げている。
2022年5月に新シリーズ放送決定を発表。7月に正式タイトル『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』および10月放送開始を発表。監督は小野ハナに交代し、モルモットの「声優」に「パイムータン」が追加された。第2期の舞台はドライビングスクールであり、モルカーたちがビル倒壊事件をきっかけに教習所に連れていかれるところから物語が始まる。見里から監督に推薦された小野によると、「モルカーの教習所」は元々見里がやりたいことの1つとして考えていたアイデアで、教習所の中でストーリーが展開する形であればモルカーの車という要素とリンクするし、タイトなスケジュールにも対応できるということで、第2期のテーマとして決定したという。第2期での主要モルカーは三角帽子と教習プレートをつけ、「教習」の名が冠されている。また、前作の反響を受けて見里により新たにイメージされた人間模様を取り入れている。
登場キャラクター
本節では、モルカーを中心に記載。ドライバーなどモルカー以外のキャラクターに関してはその他のキャラクターを参照。
モルカー
モルモットの外観を持つ車のような存在。乗り物でもあり生き物でもあるため、見た目から性格まで様々。表情を変えたり、鳴き声を発したりもする。人間を中に乗せることが可能で、ハンドルによる運転も行えるが、モルカー自身の意思で自由に動くこともでき、乗員を勝手に降ろしてしまうこともある(第1話)。足は車輪のような丸い形をしているが、車輪軸に見える部分は単なる模様で、脚の付け根は上側にあり4足歩行のように走る。ドアミラーに当たる部分は耳になっている。また、目を瞑り車内の様子を覗くことができる(第3話)。ドライバーは窓から乗り込む。モルカーの体内には前述のハンドルに加えてメーター1つと温度計、ダッシュボードのような部分がある。座席に関しては横幅が広く、3人が並んで乗ることが出来る(第3話)。内装は赤で統一されている。なお、ワイパーらしい部品が無いため雨の中はどうやって移動するのかは不明。
実際のモルモットのように食事もするが、食べたものが車内にあふれたり、反対にドライバーも含めた車内のものを排泄することもある(第4話)。餌を巡って争うこともあり、負けた方はまるで虚無に浸ったかのように硬直する。ゴミや電気コードといった異物を誤食し、腹痛などの健康被害を受けることもある。
劇中に登場する図鑑の「モルカーの誕生」という項目には、「おおむかしマンモスと同じくらい大きく、穏やかな性格を持つモルモットが生息しており、人間たちを背中に乗せて遠くへ連れて行ってくれるなどした」といった内容の記述がある(第11話)。その本は人類の進化は丁寧に書かれているが、モルカーに関してはモルモットがいきなり車の形に変化したととられる説明が堂々と掲載されている。
性別があり、ポテトとシロモとアビーは男の子、チョコとテディは女の子。モルカーの数え方は「台」。
モルカーの世界にも免許証があり、モルカーのステータスや免許証のランク、ノーマルモルカーかワーキングモルカーかの区分などが記載されている。
本物のモルモットと同様にネコを恐れておりネコが中に侵入しているのを気づけば混乱が発生する。ただし、ネコが敵意がないと分かると同じ仲間として受け入れられる。
猛暑の中では普通に暑がるが、冬場では特に寒がったりはしない。
記憶力はそれなりにあり、協調性もあるなど現実の人間と大差ないが社会の変革や情勢については知らない部分を持つ。他の生き物の症状を見抜く(2期の第7話)。モルカー同士は初対面でもすぐに打ち解けられる。恐怖心に駆られるか仲間が生死不明になると泣き出す(テディを除く)。
乗り物でもあり生き物でもあるモルカーは基本的に人間を襲ったりはしないが人間が起こす騒動に高頻度で巻き添えになるため人間への考えは想像すら出来ない。
メインモルカー
ポテト
のんびり屋だが困っている者を見放せない勇敢なモルカー。白とオレンジ色のボディをしたイングリッシュモルカー。好物はニンジン。誕生日は4月23日。ドライバーはレディーススーツを着た女性で、演じているのは監督の実姉である見里瑞穂。当初、名前はイングリッシュモルモットから取って「イングリッシュ」となる予定だったが、子供に覚えてもらうのは難しいということから、子供にとって身近な食べ物の名前になった。
- 1期における活躍
第1話では渋滞に巻き込まれた際、病院へ急ぐ救急モルカーを助けるために路上のモルカーと共に奮闘。
第3話ではレストランに来ていた際に、居合わせたアビーに侵入し高温に晒される猫のチャッピーを助けるために駐車場にいたミントやテディたちと共に店内に突入してジューサーを破壊しプールを作った。
第5話では巨大冷蔵庫の野菜を巡ってレースに参戦したが、途中で目の前に出てきた障害物に正面衝突した。完走する目前にして飛び散ったブースト人参の山に喰らいついて猛スピードで食べ始めたためアビーに先を越された。
第7話では冒険モルカーを洗車するためにチョコたちと行動を起こした。
第11話ではタイムモルカーのタイムパラドックス現象により、ニットのセーターを着ていた。
第12話では他のモルカーを招聘して家でパーティーを開いた。その際の対応力は食材や音楽をかけるなど手際が良い。
- 2期における活躍
第1話では風で転がってきた空き缶で缶蹴りをして遊んでいたが、ローズから逃げていたロケットブースターを装備したアビーが缶を踏み、街のビル倒壊のきっかけを作ってしまう(詳細はアビーおよびテディの項を参照)。その後免許証を剥奪され、教習のためにシロモ、アビー、チョコ、テディ、ローズと共にドライビングスクールに入校する。
第2話では鬼教官によって白色にスプレー塗装されひーと酷似した見た目になり、ひーと勘違いした鬼教官が乗ってきたので嫌がり暴走し、後ろから吐き出した。その後、白塗りのモルカーに圧倒された教官は全てを元へ戻す仕事に追われた。
第3話では、鬼教官が作った学校の食事がお粗末すぎて当惑している中、シロモの飼い主が巨大レタスを持ってきているのを見て他のモルカーと共に包囲網を形成し手に入れたものの、テディと取り合いになって持って行かれてしまい虚無の顔になった。
第4話ではアビーとペーターがVRによるシミュレータを実施している間に、機械の電源コードをみた瞬間、塗装がニンジンと同じ色だったため幻覚が見えてしまいかじってしまった。
第7話では海底トンネルに出向いた際に、サメのジョージの異常さを見てチョコと共にエレベーターで逃げたあとにテディがジョージと共に海に消えたのを知って涙を流していた。
- 1期における活躍
第2話では飼い主が買い物をしようと離れた隙に銀行強盗に拳銃で脅され強奪される。その直後にパトモルカーとカーチェイスを展開するが、無意識に起こした自身の行動がきっかけで強盗を逮捕できたため、警察から勲章を渡される。
第5話では巨大冷蔵庫と野菜を巡って他のモルカーとレースに挑むが、序盤で障害物を乗り越えるのに思わず目を瞑ってコースアウトしそうになった。その後はアビー以外のモルカーと共にブースト人参を凄まじい早さで貪るあまりレースに敗北した。
第6話では食事中のゾンビにはずみで噛まれてしまいゾンビ化。その後に登場した第8話・第9話でもゾンビのままだったが、第10話以降は苦労の末に元の姿へと戻っている。ゾンビとなった状態は「ゾンビシロモ」と呼ばれ、肉食と化している。第11話ではタイムモルカーのタイムパラドックス現象により、ニットのセーターを着ていた。
- 2期における活躍
第1話ではビル倒壊直前にたまたまその場に居合わせただけだが、ポテトらと一緒に移動してしまったためかパトモルカーに誤解され、共に免許証を剥奪されドライビングスクールに入校するという非情なまでに不遇な目に遭う。なお、なぜドライビングスクールに来てしまったかについては本人は理解していない為哀愁が漂う。
第2話では、教習用のコースでひっそりと寝ていたところを鬼教官に起こされて白塗りに変貌する。
第3話では、隠し撮りされたドラレコの映像で銀行強盗に利用されたと飼い主に知らされる。その後に出された給食がお粗末だったため、飼い主が供出した巨大レタスを食べていた。
第9話ではポポムやペーターと共にロケットで月面着陸を果たしたが、なぜか宇宙なのに生息するウサギを追いかけるうちに落としていったニンジンを齧ろうとしたが宇宙マスクで覆われていたため食べられずに嘆いた。
- 1期における活躍
第3話ではレストランに来た際に炎天下の車内に残されて熱中症で昏倒したネコのチャッピーを助けるためにその場にいたモルカーを集めて行動を起こした。
第5話では野菜がたくさん入った巨大冷蔵庫を巡ってレースに参加したものの、実装したロケットブースターが誤作動を起こして暴発しニンジンを詰め込んだ箱に直撃した。その後遅れた分を取り返そうと急激なスピードで完走ようとしたところ飛び散ったブースト人参の山を見て、そこに転がっていた1本を巡ってチョコと凄い早さで取り合いになるが敗れたため泣く泣く歩き続けて優勝してしまった。一度は凱歌をあげるも後ろで哀愁漂わせながら一列に並ぶポテト達を哀れんで手に入れた野菜を一部譲った。
第10話ではヒーローに憧れ密かに特訓もしており(その際に100gと描かれたダンベルを持ち上げていた)、アメコミヒーローのような格好いい塗装を期待していた。しかし期待とは裏腹に、マークを外したドライバーから美少女キャラクター『魔法天使もるみ』の痛車にされてしまい、周囲にいる他のモルカーに小馬鹿にされる幻覚を見るほどにまで落ち込んでしまう。しかし木から降りられずに今にも落ちそうなネコを見つけた際、車体に描かれたもるみのイラストがアビーの気持ちに応えて力を授け、ネコを助けることに成功した。その際に周囲にいた人々やモルカーから感謝された。
第11話では主要モルカーの中では唯一、ニットのセーターを着ている場面がない。
- 第2期における活躍
第1話ではドライバーにロケット燃料を満載にした新しいブースターを両脇に取り付けられてしまう。その後、かつて天使の姿で猫を救った為に関心を持っていたローズから逃げている際、空き缶を踏み転んだ衝撃で燃料を積んだロケットブースターが起動してしまい、ビル倒壊のきっかけとなる(詳細はテディの項を参照)。その後免許証を剥奪され、ポテトらと共にドライビングスクールに入校する。
第4話ではペーターと共にVR教習を行い、その際にポテトが幻覚を見てかじったためシミュレータが暴走。バグを起こしたもののドライバーが遊んでいたゲーム機を介してシミュレータ内部に出現したもるみから再び授けられた力により猫を助ける。
- 1期における活躍
第5話では他のモルカーと共にレースに参戦し、優勝者に贈られる野菜の山と巨大冷蔵庫を巡って争うが、途中でアビーのブースターが暴発して飛び散ったブースト人参の山を見てかぶりつく。その際にアビーと凄いスピードで取り合いになり勝利したが結果としてレースそのものに負けた(アビーは単独でとぼとぼ歩いて優勝)。
第7話では身体が汚れた冒険モルカーに洗車を受けさせる方法をひらめいて、冒険モルカーをあるべき姿にした。
第8話では拉致された冒険モルカーを救出するため、テディと共にヘリから投下されスカウターを片目につけてミッションを進めた。
第11話ではタイムモルカーのタイムパラドックス現象により、ニットのセーターを着ていた。
- 2期における活躍
第1話でテディがぶつかった宝石店のテナントが入るビルから店内の商品を見につけたまま出てきてしまい、倒壊には関わっていないのに万引き扱いでポテトらと共に免許証を剥奪された。そして、ドライビングスクールに入校という理不尽な事態に遭遇する。
第2話で鬼教官にお揃いの花飾りを引き剥がされた際は絶望し、建物から出てきたドライバーに救済を求めていた。
第6話では開催された運動会で、みーとリンガーと並んでチアの格好をして応援していたが、それは現実における応援の内容とは違う。その後、1期に登場した黄金人参を見て涎を垂らしていた。
第7話では海底トンネルに出向いて、中から見える光景を見ようと道を塞いでテディを困惑させた。ちなみにテディが行方不明になる前は他のモルカーと共に逃げ出していて海辺でテディを心配していた。
第11話では公道に出るのを恐れているペーターを見て、夜中にペーターがこっそり練習しているのをポテトやアビーと共に前足を振り回してエールを送った。
- 1期における活躍
第3話では、アビーの中にいたチャッピーを見て恐怖していたが炎天下においては熱射病で死にかねない為にポテトやシロモらと共にレストランに突入しジューサーを破壊しプールを作った。
第4話では蝶々を見た後に食べ物を貪るドライバーが棄てたゴミを食べ始めた。更にUターンした際に反対側を走っていたヒマラヤンのすれすれを通り過ぎたため気を悪くさせてしまう。その後、テディの姿を見た飼い主によってどんどんゴミを食べさせられ、路上に棄てられたゴミ山を食べた末に腹を壊してしまい、途中で他のモルカーを巻き添えにしつつトイレに突進して運転手もろとも後ろから排出した。
第5話ではレースに参加し商品である野菜の山を狙って他のモルカーと対峙した。しかし、道路上に浮遊していた稲妻を宿した人参(ブースト人参)を食べた直後に突然性能が変化して暴走(この時、足を見てみると炎が上がっている)。そのままカーブを曲がりきれずに外壁に吶喊して泣いた(テディが泣いたのはゴミを食べ続けた4話とこのレースの5話だけである。)。その後、アビーのロケットブースターの暴発により飛び散ったブースト人参の山に食らいついて行く内に優勝を逃した。
第6話では、なぜかシロモと共にゾンビの群れから逃げていたところを、道中の倉庫にあった武器を装備して迎撃したが途中でハンバーガーモルカーの介入によりゾンビとシロモと共にハンバーガーを肉と野菜に分けて貪るが、ゾンビによって感染したシロモに恐怖してハンバーガーモルカーと共に逃走した。
第8話では悪の秘密結社に拉致された冒険モルカーに対しヘリコプターでチョコと共にかけつけて救出し、自身の体内で製造した小型爆弾によって敵のメカシャークを破壊する。
第9話ではDJモルカーの音楽に合わせてノリノリだったが、急激にスピンを続けることで雪の塊に変貌し路上の人達へ向けてゴロゴロ転がった。
第11話ではタイムモルカーのタイムパラドックス現象により、ニットのセーターを着ていた。
第12話ではサングラスをかけた上でポテトの家で開催された夜会でノリノリになっていた。
- 第2期における活躍
第1話では暴発したアビーのロケットブースターを掴み止めるも、ビルにぶつかったことで倒壊させてしまう。その後ポテトらと共に免許証を剥奪されドライビングスクールに入校する。
第2話では初対面の鬼教官によって他のモルカーと共に白塗りに変貌するが、他のモルカーが教官の威圧感を見て病むあまり涙を垂らすのに対しテディは汗をかくだけであった。
第3話では元の塗装に戻されたもののどこか見窄らしさが残った。そして、ポテトと共にペーターと会話を交わした後、鬼教官が用意したドロドロの給食を食べた。他のモルカーが異常さを見て食べない中、ペーターと共に動じずに食べていた。
第6話では運動会に借り出されて、部外者のモルカーと競技を披露したが今ひとつな成績だった。
第7話では海底トンネルにおいて、サメのジョージを助けるためにトンネルのガラスを体当たりして粉砕しジョージの体内に侵入の後、そのままゴミを食べた。その後、ジョージによって陸地に打ち上げられてから他のモルカーと共に見送っていたが、食べたゴミが当たったため瞬時に腹を下して退場した。ただ1人残された飼い主は次回の話からドゥーフーを代車にする流れになる。
第11話の公道試験で久々に登場するが寝相が悪く足をひくつかせていた。
第12話で飼い主が待望の免許が戻ってきたため持ち上げて喜んでいたが、騒動を止めようとしただけなのにここまで続いたのを不満げな心境で見ていた。その後、DJモルカーが音頭を取ったため共に踊り始めた。
- 1期における活躍
第10話では『魔法天使もるみ』の痛車にされたアビーの前に登場。その際に興味を示したもののアビーは幻覚を見ており小馬鹿にされたような錯覚をする。これ以外は背景に登場することはあったが主役回は回ってきていない。
- 2期における活躍
第1話でアビーを見つけた際は前述の記憶からコソコソついてきたため、アビーの飼い主にオイオイと突っ込まれてしまう。その後、結果としてビルが連続して倒壊する原因を作った。ポテトらと共に免許証を剥奪されドライビングスクールに連行される。
第2話では、チョコから花飾りを引き剥がした鬼教官に気付かれないように耳を畳んでイヤリングを秘匿する。その後、鬼教官による高性能スプレー塗装をされても殆ど変化しなかった。
第6話では運動会の時に花火を打ち上げて周囲のモルカーを驚嘆させるか怖がらせるのを見て冷めたような表情をするほど順応していた。
- 主な活躍
第1話ではラストシーンで跳躍のテストの場面で初登場するが台詞はない。
第3話で初登場し修復されたポテトとテディと初会合をする。その後、鬼教官の作った煮付け(他のモルカーは食べようとしない)をテディと共に食べるが、シロモの飼い主が用意した巨大レタスを見てそっちの方に飛びつく。
第4話ではアビーと共にVR教習を行い、もるみに授けられた力で猫を救出する。
第5話ではポストモルカーと共に郵便物の扱いについて検査を受けたが、最終的に上手くいった。その後テディが発射した爆弾に泣いた。
第7話ではテディと海底トンネルの中でサメのジョージと追いかけっこをしたが、テディの突撃により水没したため浮き輪で逃げた。
第9話ではシロモやポポム、他の数匹のモルカーと共に宇宙へ進出したが、宇宙の人参と兎を求める末に遭難しかけた。
第10話ではシェールと友人になり、最終的に新しい華族に飼われていくのを見送った。
第11話では公道で教習するのを躊躇していたが、他のモルカーに励まされてデビューを果たした。
第12話では遂に晴れて卒業し三角帽を取り去って初心者マークを手に入れ、社会復帰したモルカーと共に街中にいた。
働くモルカー
『公式キャラクターブック』では仕事をしている「はたらく! モルカー」として区分されている。下記の他、ゴミ収集モルカー、ポストモルカー、タクシーモルカーがいる。
救急モルカー
パトモルカー
黄色い体色に赤い目をした警察のモルカー。側面に警察バッジをつけ、上に丸型の赤い回転灯が載っている。運転手は基本的に警察官である。緊急事態を察知するとサイレンを鳴らして走ってくるがそれは一般的な音が鳴るタイプではなく、モルカーの鳴き声そのものであり、まるで犯罪を起こし治安を乱す人間への激しい憎悪のようである。
第2話では強盗を追走中にもかかわらず、強盗にまかれたニンジンに気をとられてしまう一面を見せる。
第8話では、空飛ぶメカシャークを見上げて停車していた。
第10話では、モルカーを追いかけていたが路面が厳寒により凍結していたため、最後まで滑っていた。
2期では、逃げようとしたモルカーを捕縛したり職業訓練の際には人参を持参し従事した。
その他のモルカー
『公式キャラクターブック』では上記以外の「いろいろ! モルカー」として区分されている。下記の他、寿司モルカー、ヒマラヤン、ジーニー、ローズ、テンテン、チョコミントも紹介されている。この他、公式サイトおたのしみページ「モルカースタンド」では、本編に登場する全てのモルカーの名前やプロフィールが公開されている。
DJモルカー
第1話で初登場。紫色の体であるが、他のモルカーとは違い後部に大きなスピーカーが2つ付いており、側面にはストリームマークが貼られている。モルカーよりもスピーカーが強調されているため、街宣車モルカーである。
ドライバー(監督本人が演じている)がスマートフォンを操作していたうえにモルカー自身もヘッドフォンを付けていたため、信号が青になっても気づかず渋滞の原因を作ってしまっていた。
第9話では他のモルカーが路上でスピンしていた所に現れ、名も無きDJシンガーと共にDJの役割を務める。
公式名は「DJモルカー」だが、絵コンテの段階では「オーディオモルカー」になっており、各サイトの第12話のあらすじでもその名前が使われている。
トレジャーモルカー
タイムモルカー
ひー
ドゥーフー
モルカーの一覧
第1期では全43台が登場する。レギュラーキャラクター(ポテト、シロモ、アビー、チョコ、テディ)はアニメーターの数に応じて必要だったため3 - 4体作られており、同時に複数体登場するパトモルカーを含め、全部で65体作成された(第1期時点)。以下の順番は『PUI PUI モルカー』公式サイト内「モルカースタンド」での紹介順に準じる。
名前 | 特徴 | 備考 | バリエーション |
---|---|---|---|
第1期から登場 | |||
ポテト | オレンジ色とクリーム色の体で、ピンク色の窓、濃いピンク色の手足。 | グラサンポテト 教習ポテト 白塗りポテト 救急ポテト | |
シロモ | 真っ白な耳と体で、グレーの窓、緑色の手足。 | 制作上、3番目に作られたモルカー。 | 覆面シロモ ゾンビシロモ 教習シロモ 白塗りシロモ 宇宙シロモ |
アビー | クリーム色の体、山のような頭と明るい水色の窓で、濃い茶色の耳、オレンジ色の手足。 | ジェットアビー チャンピオンアビー バットアビー 痛車アビー 魔法天使アビー スーパージェットアビー 教習アビー 白塗りアビー VRアビー 二重初心者アビー | |
チョコ | おしゃれな耳飾りに、茶色の体と黄色い窓で、爽やかな水色の手足。 | グラサンチョコ スパイチョコ 宝石チョコ 教習チョコ 白塗りチョコ チアチョコ | |
テディ | こげ茶色のもこもこな体に茶色の窓、こげ茶色の耳、赤い手足。 | 武装テディ スパイテディ グラサンテディ 教習テディ 白塗りテディ ジョージテディ | |
DJモルカー | 紫色の体で、ヘッドホンとスピーカーを付けている。 | ||
救急モルカー | 白い体で、赤いサイレンと目。 | ||
パトモルカー | 体に星マークが付いている。 | ||
タクシーモルカー | 明るいグリーンの体と「TAXI」の表示灯が特徴。 街で人々を運ぶが、行きたいところが多く、時々ミスをする。 |
||
ゴミ収集モルカー | 青い体。背中にゴミ回収箱を背負い、街を清掃する。 | ||
ハンバーガーモルカー | 大きなハンバーガーを背中に乗せている。ハンバーガー色の体。 | ハンバーガーは1個しか作られておらず、 ゾンビたちにすでに食べられたため、 全員集合の第12話に登場できなかった。 |
|
トレジャーモルカー | 帽子をかぶっており、荒野と同系色で長い髪。 | トレジャーモルカー(黄金) | |
ポストモルカー | 真っ赤な体。 手紙を正確に宛先に届けられる。手紙はお尻から出る。 |
||
ウェディングモルカー | やわらかい色の窓や手足、耳飾り。 | 制作上、一番最初に作られたモルカー。 | |
寿司モルカー(海老) | 米のような毛並みで、頭に寿司ネタの海老を載せている。 | ||
タイムモルカー | 体に機械が付いており、側面がガルウィング風に開く。 | ||
ジーニー | 目元が濃い青で、紫色の手足。 ツボなど小さいものに隠れるのが得意。 |
||
わさび | 黄緑色の体で、こげ茶色の手足。 大好物のキュウリを食べている間は何をされても気にしない。 |
||
カカオ | 濃い茶色の体で、オレンジ色の手足。 おかかと家が隣り。 |
制作上、2番目に作られたモルカー。 | |
おかか | 体、耳、手足が少しずつ違う茶色。 カカオと家が隣り。 |
||
ジェリー | 淡い茶色の体で、淡いピンクの手足。 すばしっこく、ルールに捕らわれない性格。 |
宇宙ジェリー | |
バナナ | あざやかな緑、茶色、黄色の体。 ミズナが好物。 |
||
ヒデヨシ | オレンジ、茶色、白の体。 ドライバーの靴をいつも温めている。 |
||
シーナ | 白とピンクの体で、水色の手足。 花に話しかけ、その後に食べる。 |
||
タンポポ | 明るい黄緑色の手足。 タンポポをよく食べている。 |
||
スカンク | 白と黒の体で、オレンジ色の手足。 名前に反していい匂いがする。 |
||
リンガー | 濃い茶とオレンジ色の体で、紫色の手足。 おちゃめでダンスが好き。 |
チアリンガー | |
セサミ | グレーの体で、紫色の耳や手足。 クールかつドライで、どんくさい。 |
||
ごましお | ピンクの窓で、体に模様がある。 恥ずかしがり屋でめったに姿を現さない。 |
見里が作って少し失敗したモルカーだが、 使わないと可哀そうということで登場した。 |
|
チョコミント | 水色と茶色の体。夏が似合う。 歯磨き粉の宣伝に使われそうになったことがある。 |
||
テンテン | トントンとは双子。トントンより耳やおしりの茶色が薄い。 重なっていることが多く、上にいるトントンの方が重い。 |
初期に見里の友人が試作として作ったモルカー。 | |
トントン | テンテンとは双子。テンテンより濃い茶色。 | テンテン同様、テストで作られたモルカー。 | |
ローズ | 白い体で、赤い窓と手足。 耳にイヤリングをつけている。 |
教習ローズ | |
キッド | 仮面を付けたようなピンクの目元。 怪盗に間違われ、職務質問を受けやすい。 |
||
フラッタン | 白とグレーの体。 逃げるのが得意。 |
||
ヒマラヤン | 赤い目で、口元が茶色い。 雪男を信じている。 |
||
オッド | 白、黒、グレーの体で、紫色の手足。 自惚れ屋なネオ三毛モルカー。 |
||
オニキス | 茶色の縞模様の体で、白い手足。 ドライバーがリッチでご飯も高級品だが、雑草と区別がついていない。 |
||
ポポム | ピンクの体で、水色の手足。 宇宙と交信している。 |
宇宙ポポム | |
チャイ | 体が3色で、黄色の手足。 インドからやってきた。 |
宇宙チャイ | |
ポンタ | こげ茶色の耳、鼻、手足。砂遊びが大好き。 ライトノベル『モルカーと異世界ドライブ』の実写映画の出演オファーを受けている。 |
覆面ポンタ | |
タラコ | 淡いピンク色の体で、濃いピンクの耳。頭にタラコのようなものが付いている。 DJモルカーと仲がいい。 |
||
コロッケ | もこもこの体に濃い茶色の耳と手足。 モルカーの中では珍しくネコが好き。 |
||
第2期から登場 | |||
ペーター | ライトグレーと白の体に、青い耳と赤い足。 | VRペーター 魔法天使ペーター 浮き輪ペーター 宇宙ペーター ペーター(初心者) | |
ヴィクトリア | グレーの体にミント色の耳と茶色の足。メイドキャップとメガネを身につけている。 あだ名は「ばあや」だがメイドではない。 |
||
ひー | 白い体に、グレーの手足。ピンク色の窓。背面には「01」の文字が描かれている。 | ||
ふー | 白い体に、グレーの手足。ミント色の窓。前髪がある。 | ||
みー | 白い体に、グレーの手足と鼻。黄色の窓。 | チアみー | |
野菜販売モルカー | 頭に販売用の野菜を載せている。 お腹を空かせると野菜を全部食べるため、必ずご飯を食べてから配達に出る。 |
||
スプレー | カラフルな体色。自身とドライバーもカラフルが好き。 | ||
寿司モルカー(玉子) | 玉子焼きに見えるお昼寝用のお気に入りマットを背負っている。 | ||
寿司モルカー(いくら) | イクラの軍艦巻に見える奇抜な帽子をかぶっている。 | ||
寿司モルカー(シャリ) | いつも居眠りをしている。あだ名は「シャーリー」。 | ||
寿司モルカー(いなり) | シャーリーがズタ袋をかぶり、稲荷寿司のようになった姿。 | ||
ウミウシ | 水族館のマスコットとして働く。魚を友達だと思っている。 | ||
ルビー | 前髪のセットに1時間かけている。 | ||
ねこ | ハチワレに似ていることから名付けられた。ただしネコは苦手。 | ||
ナポリ | いつも甘い匂いにつられている。 | ||
マカロニ | 小さなサンドイッチ屋を手伝う。コロッケと仲が良い。 | ||
ドゥーフー | フロントガラスの周囲にフサフサの毛が生えている。 | ||
ムーンバギーモルカー | 宇宙用に訓練を受けている。地球は雨が降るため苦手。 | ||
シェール | シルバーの毛並みで、眼帯をつけている。 | ||
アクションモルカー | スタントモルカー。昔大ヒットした低予算映画に出演していた。 |
その他のキャラクター
『公式キャラクターブック』や『ミニコレクション』ではポテトのドライバーを「おねえさん」、シロモのドライバーを「おにいさん」、アビーのドライバーを「おかあさん」、「オタク」、「レーサー(おとうさん)」、テディのドライバーを「ポイすてドライバー」、チョコのドライバーを「スタントウーマン」と「モルカースタンドのウーマン(ともだち)」、DJモルカーのドライバーを「めいわくドライバー」としている。ドライバーの他にネコやゾンビなどが登場する。
魔法天使もるみ
鬼教官
第2期から登場。ドライビングスクールの教官。強面かつ厳格な人物だが義理人情に厚い。第2話では「正しいモルカー」の講習をしてモルカーたちの行動を咎め、「かざりはけがれ」として耳飾りを引き剥がし、「まじめなすがたで」とポテトたちを白一色にスプレー塗装する。しかしモルカーたちの復讐により恐怖に襲われたことで改心し、苦虫を噛み潰したような状態で白を落として飾りも返した。第3話ではモルカー用に鍋で煮込んだドロドロの給食を用意する(栄養は抜群)。以降はモルカーたちの個性をある程度反映しながら教官を務め、スクールの行事で応援したり、海底トンネルでモルカーが事故にあったと思った時には狼狽するなど、彼なりにモルカーを愛していることが示唆されている。卒業式では登壇したところをDJモルカーに弾き出され、盛り上がるモルカーたちの輪に入れず寂しそうな様子を見せるも、ひーによって説得され若い頃に経験していたカースタントを披露しモルカーや飼い主たちの注目を集めた。
モルカーの世界
作中では言語による説明が存在しないが、劇中描写からはモルカーと人間が共存する社会について窺い知ることができる。
ロケーション
多くのエピソードの舞台となっているのは「モルシティ」という都市である。
ビルが立ち並ぶ現代的な街並みであり、アニメショップが並ぶ秋葉原を思わせる街や渋谷のそれに似たスクランブル交差点なども存在するが、基本的な部分は無国籍にデザインされている。通行人のフィギュアも様々な人種のものが用いられている。
町中の広告看板には日本語と英語の表記が見られ、通貨単位は「円」。
行政単位などについては明確にされていないが、『あつまれモルカー!PUI PUIパズル』では原作中のプイプイレーシングにて優勝者を表彰した黒人女性が「この街の市長」と紹介されている。
郊外には山があり、その山頂に第2シーズンの舞台となるドライビングスクールが建てられている。
モルシティの外については具体的な描写が少なく、作中にはゾンビが徘徊する砂漠が登場している。
絵本『PUI PUI モルカー を さがせ!』には船が発着する港が描かれており、Nintendo Switch版ゲームには開発中の街「モルタウン」が登場するなど、メディアミックス作品では他の都市との交流があることも描写されている。
また、インド出身のモルカーがいることからインドが存在することも判明している。
建築
建築物は乗用車サイズのモルカーと共に生活することを前提に設計されており、住居には人間用のドアとモルカーの出入りのためのシャッターが併設され同じ空間に続いている。家族によってはモルカーに専用の部屋が与えられることも。
モルカー用の外付けパーツショップ、アクセサリーを販売する宝石店などモルカーと共に入店できる店舗もあり、出入り口はモルカーが通れるサイズに設計されている。
人間のみが利用するレストランなどには駐車場があるが、屋根付きのスペースは小さく、ほとんどのモルカーは露天駐車となる。
人間用の公衆トイレの横にはモルカー用トイレが併設されており、モルカーはトイレの場所を覚えて使用することができる。
交通
車社会であり、街にはモルカーが通行するための道路が整備されている。高架となっている道路も存在するが1車線の一方通行であり、そのため交通渋滞を引き起こすことがある。
交通標識は日本のものをベースとした独自のものが使用されている。
外壁が透明で海中の風景を見ることができる海底トンネルも登場する(が、登場回で破壊された)。
モルカー以外の交通手段は、ヘリコプターとモルカーが牽引する車輪付きのレッカー車が登場するのみで、鉄道などの公共交通機関は登場していない。
スタッフインタビューによればモルカーを輸送するための船舶や航空機は存在しているとのこと。
宇宙旅行も実現されており、作中にはモルカーを月面へ運ぶロケットが登場している(DS9話)。
法制度
パトモルカーを運用する警察機構が存在し、犯罪や交通違反の取り締まりを行っている。
盗難されるなどで意思に反して犯罪に利用されたモルカーが罪に問われることはない(2話)。
モルカーを運転するためには免許が必要であり、免許取得のためのドライビングスクールが存在する。ドライバーとなる人間には筆記試験・実技講習などが課され、モルカーも公道を走行するための訓練を受ける必要がある。免許証はドライバーとモルカーのペアに対して発行される。
免許証には交通違反の回数が記録され、違反3回で免許停止処分となる。また、重大事故を起こした場合には裁判が行われ、それまで違反がなくとも免許取消となることがある(DS1話)。そういった場合はモルカー・ドライバー共々ドライビングスクールでの再訓練を行い、免許を再取得する必要がある。
生物相
人間とモルカー以外の動物も存在し、作中には猫、鳥、サメをはじめとした魚類、蝶やハエなどの昆虫、月面に住むウサギが登場している。
また、過去の世界にはモルカーの祖先である巨大モルモットが生息しており、現代においても町中の看板や人間が視聴している動画内にモルカーではないモルモットの姿が確認できる。
直接の登場はしていないが、ポスターに描かれたイラストには犬やアヒルとみられる生物の姿もある。また、寿司ネタとしての海老・いくらが存在することも判明している。寿司モルカー(いくら)が乗せているのはいくら軍艦を模した帽子だが、寿司モルカー(海老)の海老が実物かイミテーションかは言及されていない。
葉1枚が人間の背丈ほどもある巨大レタスが存在する他、にんじん・トマト・きゅうりなどの野菜も現実世界のものと比べて巨大なサイズとなっている。野菜全般が大きいのか、モルカー用に栽培された大型品種であるのかは不明。
月面にはにんじんに似た植物が自生しており、モルカーが食べることができる。地球へお持ち帰りも可能。
砂漠にはゾンビが生息し、噛まれるとモルカーにもゾンビ化状態が感染する。モルカーのゾンビ化は病院で治療することが可能。これらのゾンビは人を襲う描写はないものの、モルカーに対して並々ならぬ憎しみを持っているのか執拗に追い回す。ただし、モルカー側が攻勢に出ると逃げる、別の食物を入手した直後はモルカーが脇にいても手を出さないなど感染する前にあった理性を備えている。
治安
銀行強盗や大量破壊兵器(メカシャーク)を所有する犯罪組織が市内で活動しており、後者に関してはメカシャークの整備工廠を備えたビルを保有している。
モルカーはドライバー不在時に勝手に出歩くこともあり、そのためか路上駐車に対するペナルティなどは描写されていない。一方でドライバーの手を離れたモルカーが強盗によって犯罪に利用される、誘拐されるなどの事件が度々発生する。
文化
モルカーを宇宙に送れる、モルカーをタイムマシンに改造する、自律して活動する巨大メカを開発するなど科学技術は非常に進歩が早い。 スマートフォンには「6G」の表示があり、モルカーが操作することが可能なチャットアプリも存在する。また、スマートスピーカーもモルカーの声に反応して動作する(12話)。
モルカー用の外付けパーツやアクセサリーが販売されている。また、たった1本で複数のモルカーを塗装できる染色用のスプレーも存在する。モルカー用のダンベル(「100g」と書かれている)やサンドバッグといったトレーニング用具、モルカーが操作可能なゲーム機などの玩具も登場する。
また、作中の看板からモルカーのトラブルに対処するロードサービスのような事業が存在することが窺える。
人間によってモルカーの参加を前提としたイベントが開催される(運動会や自動車耐久レース)。また、モルカー自身がイベントを開く場合もある(凍結した路上でのスケートやモルカーによる夜会)。
町中には数々のポスターが掲示されており、AKIRAやトランスフォーマーにモルカーが融合したような映像作品、メイド服の少女が登場するアニメや異世界もののライトノベルといったオタク向け作品が存在することがわかる。中でも変身魔法少女アニメ『魔法天使もるみ』は非常に人気が高い。
モルカーの活動は日々監視カメラによって記録されている。なお、アングル的に見れば、なぜそこにカメラがと言わんばかりにありえないような角度で撮影されている。なお、隠し撮りに近いがプライバシーという概念は無い。
海はゴミで汚染されており、生き物が食べてしまうことがある。しかも、それを人力で集めているという非効率さが目立つ。
基本的にモルカーと飼い主は共存している。が、希に何らかの理由でモルカーを放棄してしまう飼い主がいる(シェールの飼い主の一家)。
モルカーの私物に「100g」と書かれたダンベルやモルカーが操作可能なゲーム機が存在する。他にもモルカー用のメガネや帽子も存在する。
葉書や手紙は、免許証ほどではないが巨大な画用紙ほど大きく描写されている。ポストモルカーを始めとするモルカーに食べられると尻から出るが汚れることはない。
ドライビングスクール
敷地内にはS字クランクやバック駐車の練習場といった現実にも存在するものに加え、食べ物の誘惑に耐える訓練のための路肩にニンジンが植えられたコース、足腰を鍛えるための遊具などが設置されている。なおニンジンは作中でたびたびモルカーに勝手に食べられている。
また、モルカー用のVR訓練設備が存在する。
授業では講義や事故再現ビデオの鑑賞、実技練習などが行われる。モルカーに向けての講義は画像や映像を用いたものとなる。
通常の授業の他、ワーキングモルカーの仕事を疑似体験する授業や、海底トンネル訪問・月面教習といった校外学習も行われ、生徒だけでなく近隣のモルカーも参加可能な運動会(スポーツデイ)が開催されることもある。
捨てられたモルカーの保護施設やモルカーとオーナーを引き合わせるショールームも兼ねている。
基本、部屋が無いためモルカーは外で野ざらしの状態で雑魚寝する(ただし布団は支給される)。
食事が出されるが、生野菜ではなく見た目がおかしいスープのようなものである。
スタッフ
第1期 | 第2期 | |
---|---|---|
原案 | 見里朝希 | |
シンエイ動画、ジャパングリーンハーツ | ||
企画 | 梅澤道彦、秋吉顕 | |
スーパーバイザー | - | 見里朝希 |
監督・脚本 | 見里朝希 | 小野ハナ |
美術 | いわつき育子、開發道子、佐藤桂 佐藤華音、見里朝希、村松怜那 |
UchuPeople、パンタグラフ、スタジオビンゴ |
アトリエKOCKA | ||
音楽 | 小鷲翔太 | |
音響 | 野口あきら | 小沼則義 |
プロデューサー | 林郁美、森重宏美、中井洋次 | 上田陽子(制作プロデューサー) |
エグゼクティブプロデューサー | 杉山登、濵田健二 | |
アニメーション制作 | シンエイ動画×ジャパングリーンハーツ | UchuPeople |
製作 | モルカーズ | PUI PUI モルカーDS製作委員会 |
各話リスト
第1期
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | アニメーター | タイトル カード |
キャスト | 声の出演 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 渋滞は誰のせい? | 見里朝希 | 佐藤桂 見里朝希 |
福地明乃 | 見里瑞穂 見里朝希 |
つむぎ (モルモット) |
2021年 1月5日 |
2 | 銀行強盗をつかまえろ! | 佐藤桂 高野真 見里朝希 |
見里朝希 | 佐藤桂 戸嶋優多 森永大貴 |
1月12日 | ||
3 | ネコ救出大作戦 | 小野ハナ | 高野真 見里朝希 |
村松怜那 | チャッピー (ネコ) |
1月19日 | |
4 | むしゃむしゃおそうじ | いわつき育子 見里朝希 |
見里朝希 | 高橋博海 | 1月26日 | ||
5 | プイプイレーシング | 佐藤桂、見里朝希 | 福地明乃 | - | 2月2日 | ||
6 | ゾンビとランチ | 小野ハナ | いわつき育子 | 見里朝希 | 2月9日 | ||
7 | どっきり?スッキリ! | 佐藤桂 見里朝希 |
村松怜那 | 2月16日 | |||
8 | モルミッション | 佐藤桂、見里朝希 | 見里朝希 | 2月23日 | |||
9 | すべってサプライズ | 村松怜那 | 3月2日 | ||||
10 | ヒーローになりたい | 見里朝希 | 高野真 見里朝希 |
見里朝希 | 3月9日 | ||
11 | タイムモルカー | 福地明乃 | つむぎ (モルモット) |
3月16日 | |||
12 | Let's!モルカーパーティー! | 佐藤桂 見里朝希 |
見里瑞穂 | 3月23日 |
第2期
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | アニメーター | タイトル カード |
キャスト | 声の出演 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ビル倒しちゃった! | 小野ハナ | 三宅敦子 垣内由加里 当真一茂 小野ハナ |
見里朝希 | 見里瑞穂 山下諒 |
見里瑞穂 山下タイキ 木内太郎 杉山里穂 河野茉莉 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
2022年 10月8日 |
2 | 白塗りモルカーの逆襲 | 高野真 | 橋爪伸弥 | - | 10月15日 | ||
3 | 食欲は正直 | 垣内由加利 阿部靖子 高野真 小野ハナ |
佐藤華音 | 10月22日 | |||
4 | バグってレスキュー | 三宅敦子 福地明乃 小野ハナ |
福地明乃 | 見里瑞穂 山下タイキ 杉山里穂 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
10月29日 | ||
5 | ラブレターはお尻から | 小川翔大 小西茉莉花 高野真 垣内由加利 三宅敦子 |
佐藤華音 | 山下タイキ 木内太郎 杉山里穂 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
11月5日 | ||
6 | 勝利を握れ!もぐもぐ大運動会 | 小川翔大 小西茉莉花 |
橋爪伸弥 | 見里瑞穂 山下タイキ 木内太郎 杉山里穂 河野茉莉 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
11月12日 | ||
7 | 恐怖の海底トンネル | 当真一茂 阿部靖子 |
福地明乃 | 山下タイキ 木内太郎 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
11月19日 | ||
8 | ダメダメなぼくら | 高野真 垣内由加利 当真一茂 小野ハナ |
村松怜奈 | よこえとも子 西山啓介 高橋博海 新川愛実 |
山下タイキ 木内太郎 杉山里穂 河野茉莉 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
11月26日 | |
9 | ドキドキ!月面教習 | 小川翔大 小西茉莉花 小野ハナ |
小光 | - | 山下タイキ 木内太郎 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
12月3日 | |
10 | あの子はだぁれ? | 小川翔大 小西茉莉花 当真一茂 垣内由加利 |
村松怜那 | 木内太郎 杉山里穂 河野茉莉 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
12月10日 | ||
11 | ペーターの悪夢 | 小川翔大 小西茉莉花 垣内由加利 久保雄太郎 米谷聡美 |
佐藤華音 | 杉山里穂 河野茉莉 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
12月17日 | ||
12 | グッバイ!ドライビングスクール | 高野真 三宅敦子 垣内由加利 当真一茂 |
小野ハナ | 見里瑞穂 山下諒 西山啓介 新川愛実 |
見里瑞穂 山下タイキ 木内太郎 杉山里穂 河野茉莉 つむぎ (モルモット) パイムータン (モルモット) |
12月24日 |
放送・配信
第1期
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2021年1月5日 - 3月23日 | 火曜 8:00 - 月曜 17:00 | |
火曜 8:00 更新 | ||
2021年2月2日 - 3月23日 |
|
|
2021年2月23日 - 3月23日 | ||
2021年3月25日 |
第2期
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
2022年10月8日 - 12月24日 | 土曜 7:00 - 7:30 | テレビ東京 | 関東広域圏 | 『イニミニマニモ』枠内 |
2022年10月22日 - 2023年1月21日 | 土曜 6:00 - 6:30 | 山形テレビ | 山形県 | |
2022年10月30日 - 2023年1月22日 | 日曜 6:45 - 6:50 | 鹿児島テレビ | 鹿児島県 | |
2022年11月1日 - 2023年1月24日 | 火曜 7:00 - 7:30 | テレビ和歌山 | 和歌山県 | 『イニミニマニモ』枠内 |
2022年11月6日 - 2023年1月29日 | 日曜 5:30 - 5:36 | BSテレ東 | 日本全域 | BS/BS4K放送 / |
映画
2021年7月22日より、劇場版『とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー』と題し、テレビシリーズ全12話を3D・MX4Dで一挙上映(一部劇場は2D上映)。配給はTOHO animation。
数量限定の入場者特典として、キャラクターがデザインされた音の鳴るボール「ならせ!モルカーボール」がプレゼントされた。
興行通信社の調査による7月24日・25日の「全国映画動員ランキング」で初登場第9位を記録した。
当初は2週間限定での公開予定だったが、一部の映画館で延長上映が決まり、8月6日よりセカンド上映もされた。
2022年9月23日より、劇場版『ならせ!PUI PUI モルカー + DRIVING SCHOOL 予習編』を上映。第1期全12話に加え、第2期の第1話・第2話を順次先行上映(2D上映)。入場者特典には新デザインの「ならせ!モルカーボール2022」がプレゼントされる。こちらも当初は2週間限定での公開予定だったが、一部の映画館で延長上映された。
2024年1月23日、完全新作アニメ映画『PUI PUI モルカー』(仮)の製作が発表された。こちらはテレビシリーズ本編と違いCGアニメである。監督はまんきゅうで、柿原優子が脚本を手掛ける。また、見里は総監修として参加する。
関連商品
DVD / Blu-ray
サウンドトラック
2021年6月16日発売。DISC1にはテーマ曲およびテレビアニメ各話の本編音源を話数ごとに収録、DISC2には本編で使用された約90曲の全楽曲とポテト、アビー、テディ、シロモ、チョコの「めざましボイス」を収録。同年3月31日0時にはCDの発売に先駆け、全世界でDISC1の収録内容が先行配信された。
全作曲: 小鷲翔太。 | ||
# | タイトル | 時間 |
1. | 「モルカーのテーマ」 | |
2. | 「渋滞はだれのせい?」 | |
3. | 「銀行強盗をつかまえろ!」 | |
4. | 「ネコ救出大作戦」 | |
5. | 「むしゃむしゃおそうじ」 | |
6. | 「プイプイレーシング」 | |
7. | 「ゾンビとランチ」 | |
8. | 「どっきり?スッキリ!」 | |
9. | 「モルミッション」 | |
10. | 「すべってサプライズ」 | |
11. | 「ヒーローになりたい」 | |
12. | 「タイムモルカー」 | |
13. | 「Let's!モルカーパーティー!」 | |
14. | 「モルカーのテーマ」(エンディング) | |
合計時間: |
全作曲: 小鷲翔太。 | ||
# | タイトル | 時間 |
1. | 「渋滞はだれのせい? - タイトルジングル」 | |
2. | 「なんだろう? 1」 | |
3. | 「モルDM」 | |
4. | 「なんだろう? 2」 | |
5. | 「せつめいします」 | |
6. | 「どうしよう」 | |
7. | 「走れモルカー!」 | |
8. | 「銀行強盗をつかまえろ! - タイトルジングル」 | |
9. | 「平和なまいにち!」 | |
10. | 「強盗とパトモルカー!」 | |
11. | 「カーチェイス」 | |
12. | 「強盗のアジト」 | |
13. | 「パトモルカーの突入!」 | |
14. | 「平和なまいにち 2」 | |
15. | 「ネコ救出大作戦 - タイトルジングル」 | |
16. | 「ネコこわい 1」 | |
17. | 「大さわぎ 1」 | |
18. | 「ネコこわい 2」 | |
19. | 「大さわぎ 2」 | |
20. | 「暑いからパフェで冷やしちゃおう」 | |
21. | 「大さわぎ 3」 | |
22. | 「モルバカンス」 | |
23. | 「むしゃむしゃおそうじ - タイトルジングル」 | |
24. | 「ほのぼの 1」 | |
25. | 「ほのぼの 2」 | |
26. | 「むしゃむしゃドライブ!」 | |
27. | 「ぎゅるぎゅる」 | |
28. | 「大さわぎ 4」 | |
29. | 「3、2、1、発射!」 | |
30. | 「スッキリ〜」 | |
31. | 「プイプイレーシング - タイトルジングル」 | |
32. | 「いちについて」 | |
33. | 「レーススタート!」 | |
34. | 「一方そのころ」 | |
35. | 「白熱のレース」 | |
36. | 「悲しみのモルカー 1」 | |
37. | 「優勝賞品」 | |
38. | 「悲しみのモルカー 2」 | |
39. | 「みんなでゴール!」 | |
40. | 「ゾンビとランチ - タイトルジングル」 | |
41. | 「ゾンビ襲来!」 | |
42. | 「一転攻勢 1」 | |
43. | 「一転攻勢 2」 | |
44. | 「ハンバーガーはおれのもん」 | |
45. | 「仲良くわけましょう」 | |
46. | 「ペール・ギュント 第一組曲 作品46 第一曲「朝」」 | |
47. | 「ゾンビになっちゃった!」 | |
48. | 「逃げろ!」 | |
49. | 「どっきり?スッキリ! - タイトルジングル」 | |
50. | 「トレジャーモルカーのテーマ」 | |
51. | 「冒険のあかし」 | |
52. | 「いきますよ 1」 | |
53. | 「ガーン! 1」 | |
54. | 「いきますよ 2」 | |
55. | 「旅立ちの前に」 | |
56. | 「いざ冒険!」 | |
57. | 「モルミッション - タイトルジングル」 | |
58. | 「囚われのモル」 | |
59. | 「ヘリコプターで来た」 | |
60. | 「ミッション開始!」 | |
61. | 「脱出するぞ!」 | |
62. | 「BATTLE」 | |
63. | 「まさか!?」 | |
64. | 「MISSION COMPLETE」 | |
65. | 「すべってサプライズ - タイトルジングル」 | |
66. | 「雪の日」 | |
67. | 「すべっておどって」 | |
68. | 「つるんつるん」 | |
69. | 「モルスウィング」 | |
70. | 「ヒーローになりたい - タイトルジングル」 | |
71. | 「いつかはヒーロー」 | |
72. | 「ガーン! 2」 | |
73. | 「魔法天使もるみのテーマ」 | |
74. | 「ガーン! 3」 | |
75. | 「ピンチ!変身してたすけなきゃ!」 | |
76. | 「タイムモルカー - タイトルジングル」 | |
77. | 「いにしえの地へ 1」 | |
78. | 「タイムモルカーのテーマ 1」 | |
79. | 「あやしくないよ」 | |
80. | 「いにしえの地へ 2」 | |
81. | 「侵入者だ!」 | |
82. | 「古代モルカーのテーマ」 | |
83. | 「寒い」 | |
84. | 「タイムモルカーのテーマ 2」 | |
85. | 「Let's モルカーパーティー! - タイトルジングル」 | |
86. | 「おつかれさま 1」 | |
87. | 「パーティタイム! 1」 | |
88. | 「モルDJ」 | |
89. | 「パーティタイム! 2」 | |
90. | 「おはよう?」 | |
91. | 「おつかれさま 2」 | |
92. | 「<めざましボイス>おはよう! - ポテトver.」 | |
93. | 「<めざましボイス>おはよう! - アビーver.」 | |
94. | 「<めざましボイス>おはよう! - テディver.」 | |
95. | 「<めざましボイス>おはよう… - シロモver.」 | |
96. | 「<めざましボイス>おはよう… - チョコver.」 | |
合計時間: |
書籍
監修:見里朝希、シンエイ動画
- 『PUI PUI モルカー ストーリーブック』フレーベル館、テレビアニメ各話を絵本化。
- 「PUI PUI モルカー 渋滞はだれのせい?」2021年4月13日、ISBN 978-4-5770-4980-8
- 「PUI PUI モルカー 銀行強盗をつかまえろ!」2021年8月6日、ISBN 978-4-5770-4982-2
- 「PUI PUI モルカー ネコ救出大作戦」2022年4月15日、ISBN 978-4-5770-5063-7
- 「PUI PUI モルカー むしゃむしゃおそうじ」2022年8月5日、ISBN 978-4-5770-5064-4
- 『PUI PUI モルカー モルだくさん! 公式キャラクターブック』フレーベル館、2021年5月21日。ISBN 978-4-5770-4981-5。
- ポテトたちモルカー、アニメの名場面、製作の裏側などを紹介。
- 『PUI PUI モルカー おてがみだいすきブック』講談社、2021年7月5日、ISBN 978-4-0652-4533-0
- 全ページオリジナルデザインのレターセット。
- 『公式 PUI PUI モルカー図鑑』WAVE出版、2021年8月16日。ISBN 978-4-8662-1356-9。
- 43体分のキャラクター紹介と、絵コンテを掲載。
- 『PUI PUI モルカー マグネットえほん』講談社、2021年9月10日、ISBN 978-4-0652-4570-5
- モルカーを貼ったりはがしたり、自由に動かして遊べるマグネット絵本。
- 『PUI PUI モルカーのプイプイハンドメイド』主婦と生活社、2021年9月10日、ISBN 978-4-3911-5617-1
- モルカーの羊毛フェルト、マスコット、編みぐるみ、刺繡などの作り方、キャラ弁など料理のレシピを掲載。
- 『PUI PUI モルカー と あそぼうブック』フレーベル館、2021年10月19日、ISBN 978-4-5770-5009-5
- 迷路、クイズ、絵探し、間違い探し、パズル、占いなど15のゲームととじ込み付録がついたアクティビティブック。
- 『PUI PUI モルカー いつでもどこでもモルカーポーチBOOK』宝島社、2021年10月27日(ローソン・HMV)、2021年11月1日(書店)、ISBN 978-4-2990-2053-6
- マルチに使えるモルカー(ポテト)型ポーチ付きの本。ポーチの内側にファスナー付きメッシュポケットや縦長のペンホルダーがついている。
- 『PUI PUI モルカー かるた』フレーベル館、2021年11月12日、ISBN 978-4-5770-5010-1
- アニメの名シーンをあいうえおかるた化。かるたの絵札を裏返すと、自分だけの道路を作れる対戦ゲーム「ならべて! つなげて! モルカーどうろゲーム」になる。
- 『PUI PUI モルカー ストーリーズ モフモフなおはなし、あつめました』、小学館ジュニア文庫スペシャル、2021年11月12日、著 / 佐藤結、ISBN 978-4-0923-1387-3
- アニメ全話のノベライズ(オールカラー)。紙書籍版にはシールが付属。
- 『PUI PUI モルカー ペーパークラフトブック』、小学館ワンダーライフスペシャル、2021年12月7日、ISBN 978-4-0910-6625-1
- はさみ不要のペーパークラフト、カードなどが作れるペーパークラフトブック。
- 『PUI PUI モルカー えあわせカードブック』講談社、2022年2月14日、ISBN 978-4-0652-7098-1
- 3つに分かれた全18台のモルカーのカードをめくってモルカーを完成させる絵合わせカードブック。作れるモルカーは全1458パターン。
- 『THE ART OF PUI PUI MOLCAR』徳間書店、2022年3月25日。ISBN 978-4-1986-5454-2。 (通常版)、2022年2月28日(限定版)
- 初期設定、デザイン画、絵コンテ、パペット・美術造形、アニメート、撮影メイキングなど、制作過程を網羅した公式アートブック。
- 一般販売に先駆け、2021年11月25日からシンエイONLINE STORE限定特典付き『THE ART OF PUI PUI MOLCAR』の先行受注を開始した。特典はモルカー声優・つむぎの声4種が収録されたボイスラバーストラップ。
- 『PUI PUI モルカー ミニコレクション』フレーベル館、手のひらサイズの絵本でモルカーを紹介。
- 「ポテト」2022年6月17日、ISBN 978-4-5770-5065-1
- 「シロモ」2022年6月17日、ISBN 978-4-5770-5066-8
- 「アビー」2022年10月21日、ISBN 978-4-5770-5067-5
- 「テディ」2022年10月21日、ISBN 978-4-5770-5068-2
- 「チョコ」2022年10月21日、ISBN 978-4-5770-5069-9
- 『PUI PUI モルカー を さがせ!』フレーベル館、2022年11月24日、ISBN 978-4-5770-5070-5
- 『PUI PUI モルカー』の世界が描かれたイラストの中からポテトや仲間たちを探して遊ぶ絵本。イラストは公式イラストレーター・まついあやの描き下ろし。
- 『PUI PUI モルペディア』2023年4月
- 『PUI PUI モルカー』と『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』に登場する全モルカーを網羅したキャラクターブック。
- 「PUI PUI モルカー 渋滞はだれのせい?」2021年4月13日、ISBN 978-4-5770-4980-8
- 「PUI PUI モルカー 銀行強盗をつかまえろ!」2021年8月6日、ISBN 978-4-5770-4982-2
- 「PUI PUI モルカー ネコ救出大作戦」2022年4月15日、ISBN 978-4-5770-5063-7
- 「PUI PUI モルカー むしゃむしゃおそうじ」2022年8月5日、ISBN 978-4-5770-5064-4
- ポテトたちモルカー、アニメの名場面、製作の裏側などを紹介。
- 全ページオリジナルデザインのレターセット。
- 43体分のキャラクター紹介と、絵コンテを掲載。
- モルカーを貼ったりはがしたり、自由に動かして遊べるマグネット絵本。
- モルカーの羊毛フェルト、マスコット、編みぐるみ、刺繡などの作り方、キャラ弁など料理のレシピを掲載。
- 迷路、クイズ、絵探し、間違い探し、パズル、占いなど15のゲームととじ込み付録がついたアクティビティブック。
- マルチに使えるモルカー(ポテト)型ポーチ付きの本。ポーチの内側にファスナー付きメッシュポケットや縦長のペンホルダーがついている。
- アニメの名シーンをあいうえおかるた化。かるたの絵札を裏返すと、自分だけの道路を作れる対戦ゲーム「ならべて! つなげて! モルカーどうろゲーム」になる。
- アニメ全話のノベライズ(オールカラー)。紙書籍版にはシールが付属。
- はさみ不要のペーパークラフト、カードなどが作れるペーパークラフトブック。
- 3つに分かれた全18台のモルカーのカードをめくってモルカーを完成させる絵合わせカードブック。作れるモルカーは全1458パターン。
- 初期設定、デザイン画、絵コンテ、パペット・美術造形、アニメート、撮影メイキングなど、制作過程を網羅した公式アートブック。
- 一般販売に先駆け、2021年11月25日からシンエイONLINE STORE限定特典付き『THE ART OF PUI PUI MOLCAR』の先行受注を開始した。特典はモルカー声優・つむぎの声4種が収録されたボイスラバーストラップ。
- 「ポテト」2022年6月17日、ISBN 978-4-5770-5065-1
- 「シロモ」2022年6月17日、ISBN 978-4-5770-5066-8
- 「アビー」2022年10月21日、ISBN 978-4-5770-5067-5
- 「テディ」2022年10月21日、ISBN 978-4-5770-5068-2
- 「チョコ」2022年10月21日、ISBN 978-4-5770-5069-9
- 『PUI PUI モルカー』の世界が描かれたイラストの中からポテトや仲間たちを探して遊ぶ絵本。イラストは公式イラストレーター・まついあやの描き下ろし。
- 『PUI PUI モルカー』と『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』に登場する全モルカーを網羅したキャラクターブック。
アプリゲーム
PUI PUI モルカー もぐもぐパーキング
内容はパーキングにひしめくモルカーたちをうまく動かして脱出させるという、ステージクリア型のパズルゲームとなっている。また、ゲーム内で獲得できる「モルコイン」を使って「モルガチャ」を回し、色々なモルカーを獲得することができる。獲得したモルカーは「モルカーずかん」に登録されて詳しい情報を見ることができ、「モルランド」に行くと獲得したモルカーたちが色々な場所で過ごしている様子を見ることができる。
また、「VIPモード」を購入すると数ステージごとに表示される動画広告がなくなるが、完全に消えるわけではなく、チャレンジモードの再プレイなどの一部機能では購入後も広告が表示される。
ゲーム内の3Dキャラクターモデルは見里朝希が監修している。
トラブル
ゲーム内で表示される広告の中には過激なものが表示される可能性もあり、一部のユーザーからは子供への悪影響を心配する声や、広告内容の精査をするよう要望が挙がっている。
このことに関して開発を担当したグッドラックスリーは、J-CASTニュースの取材に対して非常に申し訳ない思いと陳謝しつつ、広告の内容に関しては複数の広告配信会社を通じて出稿しているため基本的には関与しておらず、意図して流しているわけではないと釈明している。
また、広告はインターネットの行動履歴や位置情報、年齢などのデータを基に、ユーザーの趣味・嗜好に合わせて配信する「行動ターゲティング広告」という手法が使われており、開発側がすべての広告をチェックするのは現実的に難しいと対策の難しさを明かしている。
トラブル
このことに関して開発を担当したグッドラックスリーは、J-CASTニュースの取材に対して非常に申し訳ない思いと陳謝しつつ、広告の内容に関しては複数の広告配信会社を通じて出稿しているため基本的には関与しておらず、意図して流しているわけではないと釈明している。
また、広告はインターネットの行動履歴や位置情報、年齢などのデータを基に、ユーザーの趣味・嗜好に合わせて配信する「行動ターゲティング広告」という手法が使われており、開発側がすべての広告をチェックするのは現実的に難しいと対策の難しさを明かしている。
PUI PUI モルカー シャカシャカウォッシュ
あつまれモルカー!PUI PUI パズル
略称は『ぷいパズ』。同じ種類のモルカーを指でなぞって集める、ステージクリア型のパズルゲーム。ステージごとに決まった課題を既定のターン数以下で達成できればクリアとなる。モルカーにはそれぞれスキルが存在し、発動させることでパズルの手助けとなる。ストーリー的にはポテト、シロモ、アビー、チョコ、テディが「野菜パーティ」を開くために、仲間集めの冒険に出発するところから始まる。ゲームアイテムの「サラダ」をあげることでモルカーを育成できる機能や、インテリアで部屋をカスタマイズする機能があり、集めたモルカーの姿を見ることができる。インテリアはモルマネーで入手することができる。また、季節に合わせたゲーム内のイベントがあり、それに合わせた本作オリジナルのコスチュームのモルカーやゲストキャラクターも登場する。各エリアの最後にはボスキャラクターとして覆面の悪いやつら、テディのドライバー、DJモルカーのドライバー、悪いやつらのオヤブンが待ち構える。
2022年2月から新機能「なぞの立体駐車場」が登場しており、開放されている全てのステージをクリアするとマップ上に出現する。過去の様々なステージをプレイしながらフロアを進んでいき、フロアが上がるごとにモルマネーを入手できる。
PUI PUI モルカー どきどきDRIVING SCHOOL
アニメ『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』のゲーム化であり、アニメ同様ドライビングスクールを舞台にしている。モルカーを操作してドライビングスクール内のコースを走行しながらニンジンを集め、仲間のモルカーと共にゴールを目指すステージクリア型のゲームとなっている。コース内には障害物の他、クイズや絵合わせを行いニンジンを獲得する「もるみチャンス」などのギミックが存在する。ステージを進めることでレースゲーム「PUI PUI グランプリ」に参加することができ、1位を取ることで「モルガチャ」機能で新しいモルカーを獲得することができる。また、「モルチェキっ!」機能で獲得したモルカーたちを使って自分だけのオリジナルフォトを作成し、SNSに投稿することができる。
PUI PUI モルカー モルグランプリ ~ぷいっとRPG~
ゲームソフト
ジャンル | バラエティー |
---|---|
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 | グルーブボックスジャパン |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
人数 | 1 - 4人 |
発売日 | 2021年12月16日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
PUI PUI モルカー Let's!モルカーパーティー!
イベント
PUI PUI モルカーTOWN
Mogu Mogu モルカー RESTAURANT
反響
同作は子供向け番組のコーナーアニメでありながらも、口コミからTwitter上で話題となったほか、インターネット上では考察やファンアートが投稿されるなどの盛り上がりを見せた。
『ファミ通』の小林白菜は作品の魅力として、モルカーたちのかわいらしさに加え、ダイナミックなカメラワーク、起伏に富んだ物語などを挙げており、「作品としての完成度の高さがあるからこそ、人気が出たのではないか」と推測しており、1話辺りの時間が2分40秒と短かったために視聴者が気軽に繰り返し見たくなる魅力につながっていると話している。
また、小林はTwitter上での反響が爆発的に広がった理由として、モルカーが車であるがゆえに様々なファンアートを作りやすかったことを挙げている。
教育評論家の尾木直樹は「セリフがないアニメで、音楽や動き、表情の中から物語性を読み解いていくことは、子供の想像力を刺激する」「メッセージは、ひと言も言葉では説明されていない。教育の視点で見ると非常にいいこと」と評価し、本作に夢中になる大人に対し「コロナ禍に疲れた世相の影響も大きいのではないか」と分析している。
アニメーション史研究家の原口正宏は「モルカーの質感・仕草やけなげな姿、意表をつくストーリー展開、ハリウッド映画のパロディ満載の遊び心、優しい飼い主との心温まる交流、軽率で愚かな人間たちによって引き起こされる事件と、毒を効かせた社会風刺など本作の面白さを挙げていくとキリがないが、それらは全てスタッフの丹念な仕事によって『造形』された人形や小道具、舞台などの『そこに在る、さわろうと思えばさわれる実感』という3DCGでは味わえないストップモーションならではの本質的な魅力と結び合っている」と評している。
複数のメディアからは、視聴者にものの見方を考えさせる点が評価されている。
本作は海外展開されており、台湾では『PUI PUI 天竺鼠車車』と題して2021年2月2日から台湾電視公司で週に32回も地上波放送されている他、2022年4月9日にNetflixフランス法人の公式Twitterが多くの「?」の文字とともに『PUI PUI モルカー』の第1話を投稿したことでフランスで注目を集め、多くの声が寄せられた。
第1期最終話である第12話が放送された翌週の3月30日には「モルカー13話」などのワードがTwitterでトレンド入りし、「モルカーロス」を癒やそうとする試みが広がった。イー・ガーディアンによる、Twitterで頻繁に使用されたフレーズの独自調査「SNS流行語大賞2021」(調査期間:2021年1月1日 - 11月12日)ではアニメ・漫画部門の1位となり、Twitter上での本作の感想の一つ「人間は愚か」も全体のTOP 10入りしている。
「ガジェット通信 アニメ流行語大賞」では2021年の上半期および2021年の年間で「モルカー / PUI PUI」が金賞に選出されている。
2022年3月、第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の「ソーシャル・インパクト賞」を受賞した。審査委員の大山慶は、「贈賞理由」の中で「作者の商業アニメーション初監督作品となる子ども向けの短いテレビ番組が、口コミとネット配信により多くの層に届き支持されたことは、社会と映像業界に大きなインパクトを与えた」と述べている。