小説

QED 河童伝説




以下はWikipediaより引用

要約

『QED 河童伝説』(キューイーディー かっぱでんせつ)は、高田崇史による推理小説。QEDシリーズの第13作である。

出版履歴
  • 2007年:講談社ノベルス、ISBN 978-4-06-182517-8
  • 2010年:講談社文庫、ISBN 978-4-06-276584-8
あらすじ

平成9年7月、相馬野馬追祭を見るため、福島に向かった奈々、沙織、小松崎。遠野で友人と会った桑原も合流する。一方、河童伝説が残る川で、小高製薬関係者の連続殺人事件が起こっていた。

登場人物

桑原 崇(くわばら たかし)

通称、タタル。萬冶漢方(漢方薬局)勤務の薬剤師。相馬旅行に同行するはずが、遅刻したために新幹線で先回りしようとした。しかし、その車内で寝過ごしてしまい、花巻まで行ってしまったため「河童」を訪ねてから難たちに同行することにする。
棚旗 奈々(たなはた なな)

ホワイト薬局勤務の薬剤師。相馬馬追い祭を見物するため、沙織・小松崎とともに福島へ行く。
小松崎 良平(こまつざき りょうへい)

通称「熊つ崎」。フリーのジャーナリスト。
棚旗 沙織(たなはた さおり)

奈々の妹。私大文学部卒業後、現在は出版関係会社に勤務。
神山 禮子(みわやま れいこ)

薬剤師。熊野の出身だが、わけあって故郷を捨てる。現在は、富岡大学付属病院の薬局に勤務。
御名形 史文(みなかた しもん)

毒草師。禮子とは古くからの知り合い。和歌山と東京を行き来して仕事をしているらしい。
出雲谷 拓蔵(いずもや たくぞう)

通称「海妖坊」。桑原の友人で遠野市在住。崇からは、「河童」とも呼ばれる。あだ名の由来は、数年前まで営んでいた骨董屋「海妖房」。

事件関係者

安岡 良一(やすおか りょういち)

小高製薬MR。富岡大学付属病院を担当していた。弟の死後、同じ強羅川で左腕を切り落とされ、死亡しているのを発見される。
安岡 昭二(やすおか しょうじ)

良一の弟。兄のコネで、雑貨の卸問屋に勤務。ストーカー癖がある。絞殺され、左手を切り落とされて強羅川から遺体となって発見される。
亘理 淳(わたり あつし)

小高製薬課長。中央薬科大学卒業。学生時代は演研。
中村 寿之(なかむら としゆき)

小高製薬部長。36歳。相馬市出身。会社からの独立を考えている。
岩沼 仁(いわぬま ひとし)

小高製薬常務。相馬市出身。
小藤 安夫(こふじ やすお)

直泉製薬MR。悪徳で有名。行方不明になっている。
小高 雄一郎(おだか ゆういちろう)

小高製薬社長。創業者にして先代社長・小高寛治の息子。
秋野 美恵子(あきの みえこ)

寿之の恋人。28歳。

警察

習志野 修平(ならしの しゅうへい)

千葉県警捜査第一課警部。
稲村 幸輔(いなむら こうすけ)

習志野の部下。
澤 武嗣(さわ たけし)

福島県警の刑事。