R15+じゃダメですか?
以下はWikipediaより引用
要約
『R15+じゃダメですか?』(アールジュウゴプラスじゃだめですか)は、作画:裏谷なぎ、企画・原案:岸谷轟による日本の漫画作品。『コミックDAYS』(講談社)にて、2022年4月4日から連載されている。公式Twitterや出版社には「R15じゃ」と略されることが多い。
あらすじ
1本目 - 18本目
19本目 - 35本目
36本目 -
登場人物
天羽 秋音(あもう あきね)
本作のヒロイン。
神木野高校1年生。1年6組所属。母親から厳しい束縛を受けていて、ドラマのキスシーンやR15指定のような過激な映画を今まで全く見たことがない。そのため非常に純情で、恋愛経験も皆無。母親が頑なに禁止している理由はまだ不明。また、家族は母親しか登場しておらず、父親の存在には触れられていない。
学業成績はクラスでトップであり、運動能力も高く、美化委員会の仕事もこなし、温和な人柄から人気者の美少女。料理も得意で、女子力は非常に高い。当然 異性からもモテるが、母から恋愛も禁止されているため交際経験はない。
母の言うことに従順に生きてきたいい子であるが、自分だけが性や恋愛を理解できず他者と話題と共有できないことに危機感を持ち始めていたところ冬峰と出会い、映画を通して交流を深める。その後 母親と一悶着あったが、映画研究会に入部を許可され、母が指定する特定の映画(『コンスタンティン』など)以外であれば観賞を許された。
冬峰 かおる(ふゆみね かおる)
本作の主人公で、映画研究会の部員。1年6組所属。
映画をこよなく愛する少年で、普段は部室の他に教室や通学中でも常に映画を観賞しているほど。中学時代には自主制作で映画を作ったこともある。
しかし映画に熱中するあまり他のことは疎かになりがちで、学業成績は悪く、コミュニケーション能力も低いため友達はいない。秋音とはクラスメイトだが教室で話したことはなく、クラスではいつも1人でいるため、本人は自身を陰キャだと認識している。後述の春名のことも同じクラスでありながら全く知らなかった。しかし部活中や好きなことに関しては饒舌になるため、そのギャップに秋音は驚いている。基本的に孤高な性格で他者にあまり心を開かないが、その分少しでも親しくなった相手のためには力を尽くす一面もあり、その点で周囲の女子から好感を得ている。
1番好きな作品に『シティ・オブ・ゴッド』を挙げており、ドラマ性の強い作品を好む傾向がある。グロすぎるスプラッター映画は苦手。一方で年相応に性的なことにも関心があり、初登場時は校内の部室でAVを観賞していたが、ただの過激な映画だと誤魔化した。
家族は冬香(とうか)という社会人の姉がいて、両親は共働きで家にいないことが多く、ほぼ姉と二人暮らしをしている。
胡桃沢 桜花(くるみざわ おうか)
映画研究会の部員。秋音や冬峰の1学年上の先輩の女性。
語尾に「〜かな」と付けて喋るのが口癖であるため、「かなこ先輩」という通称で呼ばれている(本名で呼ばれることはほとんどない)。
よく言えば明るく友好的な先輩だが、テンションが高く突拍子のない行動が多いエキセントリックな性格で、相手を舐めると48時間以内に観賞した映画を当てることができるという異様な特技を持つ。
映画を愛しているが、趣味が非常に偏っていてスプラッター映画やホラー映画をこよなく愛している。しかもそれを他者にも見せようとするため、冬峰からは苦手がられている。しかし部内では冬峰と最も付き合いが長く、彼の性格を熟知している。
破天荒なようで洞察力には優れているため、冬峰が悩んでいる際に的確なアドバイスをするなど先輩らしい一面もある。学業成績は良く、頭の回転も速いが、1学期末テストでは試験前には頑張り過ぎて当日の試験中に寝てしまったため、追試になった。また、部員の中ではトップクラスにスタイルが優れている。
夏凪 えな(なつな えな)
志木(しき)
梅木 幸太郎(うめき こうたろう)
作風
プランナーの宮本夏樹によると、作中に登場する映画は「刺激の強い15禁作品が中心」だが、一部を除き「映像のサブスクリプションサービスで視聴できるものがほとんど」である。本作は「見どころとなるポイントが異なるタッチで描かれて」おり、「ピンときた部分があれば、その部分はどこなのかを探しながら鑑賞できる」ため、「ネタバレとは違う、宝探しのような感覚で映画に向き合える」作品となっているが、「ラブコメもしっかりときめ」くよう描かれている。
登場映画
毎話で最後に映画紹介ページが掲載されている。主に本編に登場する映画を解説しているが、本編で映画タイトルが登場しない回もあるため、その場合は著者にピックアップされた映画が紹介される。R15+作品が多いが、例外もある。
☆…非R指定作品
★…本編には登場しない
番外編. 愛人/ラマン
書誌情報
- 岸谷轟(企画・原案)・裏谷なぎ(作画)『R15+じゃダメですか?』講談社〈モーニングKC〉、既刊6巻(2024年1月10日現在)
- 2022年7月13日発売、ISBN 978-4-06-528539-8
- 2022年10月12日発売、ISBN 978-4-06-529588-5
- 2023年1月11日発売、ISBN 978-4-06-530486-0
- 2023年4月12日発売、ISBN 978-4-06-531481-4
- 2023年8月8日発売、ISBN 978-4-06-532722-7
- 2024年1月10日発売、ISBN 978-4-06-534328-9