RING (島袋光年の漫画)
題材:架空のスポーツ,
以下はWikipediaより引用
要約
『RING』(リング)は島袋光年による日本のスポーツ漫画作品。2004年から『スーパージャンプ』(集英社)で連載され、2005年6月3日に発売された第3巻を持って完結。
概要
主人公を中心に、輪投げに似た架空のスポーツ『リング』に青春を捧げる少年達の物語。児童売春で逮捕され、漫画家活動を自粛していた島袋光年の復帰第1作目である。
島袋曰く、「既存のスポーツを描いた漫画では、その道のプロに及ばない」という考えから、敢えて架空のスポーツを創作したという。ただし結果は本人曰く「どんずべりした」とのことで、「次連載の『トリコ』に関しては、誰もが共感できる『食』を扱った」と語っている。
あらすじ
登場人物
花形夏(通称:サマー)
本編の主人公。陸上の推薦で、山川学園に入学。夢に出てきた佐織あすかに一目惚れをする。佐織あすかの弟である佐織洋介と初経験であるRINGで対戦し、最後の土壇場で「ヴィクトリーシュート」を決めて、リング部の先輩などの注目を集めた。
強情で負けず嫌いな性格で、部員が少ないリング部に、他の部で長続きしなさそうな人材を強引に引き抜いた。その際、柔道部員との取っ組み合いに圧勝するなど、身体能力の高さは折り紙つきである。陸上で鍛え上げた足を買われ、クラブ紹介の際には様々な部から勧誘を受けた。
RING経験は全く無いが、幼少時から輪投げを得意としていたため、シュートの威力は高い。なお、一緒に縁日の輪投げをした事が、失踪した父親との唯一の思い出である。
佐織あすかの弟、佐織洋介とは犬猿の仲であり、しょっちゅう口論や喧嘩を繰り返している。
負けることが嫌いで、悔しいことなどがあると泣く“敗北アレルギー”を持っている。
父親が失踪しており、その暮らしは極めて貧しい。山川学園に入ったのも、推薦による学費免除を当てにしていただけで、当初はRINGどころか部活に入る気すらなかった。
佐織洋介(通称:洋介、弟くん)
時田清志郎(通称:トキ)
佐織あすか(通称:あすかチャン、あす姉)
赤太一郎(通称:レッド、赤ちゃん、赤チン)
泉(通称:チンピラコーチ)
ジョージ(通称:ジョージさん)
用語解説
スポーツ・輪(リング)について
概要
「輪(リング)」は、「輪投げをフィールド競技化したスポーツ」として作者が創作した架空のニュースポーツ。作者が同単行本のコラムで明かしたところによると、「サッカーの自由度をベースにして、バスケットボールやラグビーなどの要素を合成して創作した」という。なお、作者はこのスポーツを設定する際、フラフープやタイヤチューブなどを投げてテストプレイを行っていたという。
ルール
- リングの始め方は、ハンドボールと同じで「スローオフ」から。サッカーでいう「キックオフ」である。
- リングの運び方は上半身ならば、どこを使っても可。基本的には持って走るか、パスするかである。
- ファウルはバスケットなどと同じく、故意に足をかけたり、体を押したり、叩いたりなどはファウル。
- リングを持つのは敵・味方関係なく1人だけ。3秒以内であれば、ファウルにはならない。
- 「ゴールエリア」内でのファウルは、ファウルされた側のフリースローになる。
- ゴールラインより外側からシュートを決めると、通常得点に加え無条件で1本フリースローが貰える。(通称「ボーナスシュート」)
- 相手のゴールエリア内からシュートを決めると、通常得点に加え無条件で4本フリースローが貰える。(通称「ヴィクトリーシュート」)但し、リングの歴史上、公式の試合でヴィクトリーシュートが決まったことはたった一度しか無い。
シュートの種類
インスロー
アウトスロー
アンダースロー
バウンドスロー
ロデオスロー