RYOKO (漫画)
漫画
作者:三ツ橋快人,
出版社:小学館,
掲載誌:週刊少年サンデー,
レーベル:少年サンデーコミックス,
発表期間:2016年10月19日 - 2019年6月26日,
巻数:全5巻,
話数:全43話,
以下はWikipediaより引用
要約
『RYOKO』(りょうこ)は、三ツ橋快人による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2016年47号より連載を開始し、2017年18号まで掲載。その後、同年19号から作者の病気療養のため長らく休載していたが、2019年8号より約2年ぶりに連載を再開し、2019年30号にて完結。本作は「新世代サンデー賞」史上初となる大賞受賞作品であり、三ツ橋のデビュー作である。
あらすじ
登場人物
殿場料子(てんば りょうこ)
膳(ぜん)
食材と戦っていた際に料子に助けられた少年。身寄りのない仲間たちと共同生活をしており、仲間からは「大将」と慕われている。変異細菌の感染者であり、触った食材を腐らせる能力を持つ。ただしどの程度触ったら食材が腐食するのかなどは本人も把握しておらず、謎が多い。食材らからは「細菌者(ジャーム)」と呼ばれている。白米との戦闘後、仲間とはぐれたため料子一族の近所に居候している。やや天然な性格だがリーダーシップを発揮する一面もあり、料子からは好意を抱かれているが本人は今一つ気付いていない。本名は膳夫丁(かしわで ひのと)といい、研究施設に保護されていた頃に大頭菜に出会い「膳」のあだ名をもらうが、施設で投与された薬の副作用で大頭菜の記憶はおろか自分の本名も喪失していた。
品品冷々(しなじな れれ)
殿場料夫(てんば かずお)
料子の母
白米(はくまい)
凩(こがらし)
制作と反響
三ツ橋の読み切り「RYOKO MEET MEAL」が2015年12月期の「新世代サンデー賞」で史上初となる大賞を受賞。当時の編集長であった市原武法が「今すぐに読者の皆様に届けるべき作品だと強く感じた」ことにより、三ツ橋は雑誌掲載の経験がないまま、新人賞の受賞作品を『週刊少年サンデー』本誌で連載することが決定となった。同誌で新人賞受賞作品が連載化されたのは河合克敏の『帯をギュッとね!』と藤田和日郎の『うしおととら』以来であり、「快挙」であると同時に、漫画業界でも異例の出来事であった。
2017年2月、単行本の第1巻が発売されたころには読者から「独特な絵柄」や「斬新な設定」、世紀末のような世界観が好評であった。そのため、本作が休載されていた期間には作者の三ツ橋への応援や、再開を期待する声が寄せられていた。
書誌情報
- 三ツ橋快人『RYOKO』 小学館〈少年サンデーコミックス〉、全5巻
- 2017年2月17日発売、ISBN 978-4-09-127504-2
- 2019年2月18日発売、ISBN 978-4-09-127556-1
- 2019年2月18日発売、ISBN 978-4-09-128893-6
- 2019年5月17日発売、ISBN 978-4-09-129160-8
- 2019年9月18日発売、ISBN 978-4-09-129333-6