SAKAMOTO DAYS
漫画
作者:鈴木祐斗,
出版社:集英社,
掲載誌:週刊少年ジャンプ,
レーベル:ジャンプ コミックス,
発表期間:2020年11月21日 -,
巻数:既刊15巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『SAKAMOTO DAYS』(サカモト デイズ)は、鈴木祐斗による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2020年51号より連載中。2021年、「次にくるマンガ大賞 2021」にてコミックス部門9位に入り特別賞U-NEXT賞を受賞。2022年、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて、6位に選出。2024年1月時点で累計部数は430万部を突破している。
ストーリー
かつて最強・伝説の殺し屋として裏社会では名を馳せ、恐怖と尊敬の目を向けられていた男・坂本太郎。しかし、ある女性に一目惚れしたことをきっかけにあっさりと殺し屋を引退する。その後、坂本は彼女と結婚して一児の父親となり、個人商店「坂本商店」を営む。今ではふくよかな体型の中年男性となったが、伝説の殺し屋としての腕は未だ健在でその腕前を生かして愛する家族や平凡な日常を守るため、様々な刺客と戦っていく。
登場人物
声はボイスコミックの担当声優。
坂本商店
坂本 太郎(さかもと たろう)
声 - 深澤純
本作の主人公。
1993年11月21日生まれ(DAYS45:扉絵)。かつて「最強の殺し屋」と呼ばれ、裏社会で名を馳せた男。妻と出会ったことで殺し屋を引退し、現在はふくよかな体型になり、のどかな町で個人商店「坂本商店」の店長をしている。寡黙で表情の変化に乏しく、大人しい性格。殺し屋としての腕前は現在も衰えておらず、「武器の性能に頼るのは三流の証」という信条から、周囲にある道具や状況を利用して巧みに戦う。妻と娘を何よりも大切に思っており、家族に危害を加える者には容赦しないが、妻との約束から不殺を貫いている。他の殺し屋たちとの戦闘でカロリーを多量に消費することにより一時的にスリムな体型になるが、すぐに元の体型に戻ってしまう。
朝倉 シン(あさくら シン)
声 - 伊藤節生
2000年6月7日生まれ(DAYS45:扉絵)。坂本の昔の部下で、他人の心を読む能力を持つエスパーの青年。DAYS1にて所属する組織からの命令で坂本の勧誘を試みるが拒否され、坂本が「何てことない日常」を守るために殺し屋を引退したことを悟る。その後組織に抹殺されかけるも、坂本に助けられ坂本商店の一員になる。
幼い頃に政府非公認の科学研究施設「ラボ」に預けられ、所長である朝倉の元で育った。そこで朝倉の実験薬を間違って飲んだことで、超能力に目覚めた過去を持つ。死刑囚・ソウとの戦いでは他人の運動準備電位を見ることによって、コンマ数秒先の未来を先読みする能力を開花させる。殺連の免許証には「朝倉 シン」と書いている。(DAYS 9)
陸 少糖(ルー シャオタン)
眞霜 平助(ましも へいすけ)
声 - 峯田大夢
2001年12月17日生まれ(DAYS45:扉絵)。身長180cm。跳弾を駆使する変則狙撃手の青年。「ピースケ」という名前のオウムを相棒にしている。直情的な性格で、情に厚く涙脆い。
射撃以外の能力は人並み以下であるため他の殺し屋からは見下されており、自身を解雇した組織を見返すために坂本の懸賞金を狙ったことがきっかけで店の常連となる。
坂本 葵(さかもと あおい)
坂本 花(さかもと はな)
日本殺し屋連盟(殺連)
プロの殺し屋400名弱を擁する構成員1000名以上の日本最大の殺し屋組織。通称「殺連(サツレン)」。 本部と関東支部と関西支部が存在する。殺連は、殺し屋の任務の管理・斡旋・その他諸々のサポート、任務で損壊した一般区域の修繕、新武器の製造・開発にいたり、多岐にわたる。
ORDER(オーダー)
殺連直属の特務機関/部隊であり、殺し屋界の最高戦力。殺連が選定した危険性の高い殺し屋の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序(オーダー)を保つ存在。後述する四ツ村暁とキンダカによってORDERが発足した。現在(第14話時点)の構成員は8名である。坂本は過去にORDERに所属していた。
南雲(なぐも)
声 - 汐谷文康
現ORDER。1993年7月9日生まれ(DAYS45:扉絵)。坂本とはJCC〜殺し屋時代の同期。武器は巨大な六徳ナイフ。
変装が得意で、細身の体躯ながらかなりの腕力と俊敏性で敵を仕留めるほか、心理的側面でもシンが心を読むことが出来なかった人物。
JCC時代から坂本や赤尾リオンと並ぶほどの高い実力の持ち主で、緊張感は無いが謎の多い人物。
JCC時代は元々諜報活動科にいたが、坂本や赤尾リオンがいた暗殺科に転科した。
豹(ひょう)
神々廻(ししば)
大佛(おさらぎ)
声 - 古賀葵
現ORDER。ゴスロリ調の衣装を着たミステリアスな雰囲気の女性。神々廻と一緒に行動することが多い。見た目にそぐわぬ怪力で、武器は電動丸ノコ。
坂本が抜けた後にORDERに入った新入りで、他のORDERメンバーとは違い、農家生まれの田舎育ちで殺し屋育成機関に入った経歴が無い稀有な人物。
ミステリアスな雰囲気だが、実際はマイペースで食べることが大好き。任務前後に神々廻に対し「トンカツ食べに行こ」「お豆腐食べたい」といった場違いな発言をしたり、サービスエリアに寄った際にお菓子を両手一杯に抱えるほど買っている間に南雲たちに置いていかれたことがある。また負けず嫌いで、南雲に任務の標的を取られそうになった際には、食べていたカツ丼を神々廻に押し付け任務に向かった。
篁(たかむら)
京(かなぐり)
現ORDER。すぐテンパる極度の引きこもりスナイパー。顔を見たことがあるものは少ない。
殺連関係者
殺連に所属している或いは関係している人物。
四ツ村 暁 (ヨツムラ サトル)
× (スラー)とその関係者
鹿島(かしま)
クラブジャム
死刑囚
スラーたちが殺連襲撃の為にOREDERを引きつける駒となった4人の死刑囚。
アパート
ミニマリスト
ダンプ
JCC編入試験受験生
推薦組
虎丸 尚(とらまる なお)
加耳 丈一郎(かじ じょういちろう)
JCC/日本殺し屋養成機関
生徒数は約1000人弱で全寮制4年制。訓練は熾烈を極め命を落とす生徒も少なくない。しかし優秀な生徒は在学中にライセンスを取得することもある。JCCは国内の殺し屋養成機関の中では最高峰に位置する。
教員
佐藤田 悦子 (さとうだ えつこ)
その他の人物
サカモトデイズの世界における一般人やその他人物。
陸 無糖(ルー ウータン)
中国マフィアの幹部で陸 少糖(ルー シャオタン)のコンシリエーリ(相談役)。戦闘能力は一般人並だが途轍も無い頭脳で幹部にまで上り詰めた男。
陸 少糖(ルー シャオタン)に対して異常なまでの過保護な行動と常軌を逸した尊敬と愛情の念を抱く。陸 少糖(ルー シャオタン)には、「ウータン」「変態おせっかいコンシリエーリ」と言われている。
×(スラー)に関する情報を交換条件に坂本にマフィア流(?)のギャンブル勝負を挑むも、部下の裏切りなど紆余曲折をえて敗北する。
坂本商店で臨時バイトをする傍ら×(スラー)に関する知りえた情報を伝え、中国で情報収集継続を行う。
尚日本通であったのか、坂本商店でアルバイト店員としての働きは至極真面目且つ理想的な店員行動であった。
金平 力(かねひら りき)
その他の殺し屋
ボイル
湯太郎 (ゆたろう)
樋口 (ひぐち)
書誌情報
- 鈴木祐斗 『SAKAMOTO DAYS』 集英社〈ジャンプ コミックス〉、既刊15巻(2024年1月4日現在)
- 「伝説の殺し屋」2021年4月7日発行(4月2日発売)、ISBN 978-4-08-882657-8
- 「ハードボイルド」2021年6月9日発行(6月4日発売)、ISBN 978-4-08-882685-1
- 「マシモ ヘイスケ」2021年9月8日発行(9月3日発売)、ISBN 978-4-08-882763-6
- 「車内ではお静かに」2021年11月9日発行(11月4日発売)、ISBN 978-4-08-882819-0
- 「死刑囚」2022年1月9日発行(1月4日発売)、ISBN 978-4-08-882879-4
- 「ツいてないね」2022年3月9日発行(3月4日発売)、ISBN 978-4-08-883072-8
- 「お安い御用」2022年6月8日発行(6月3日発売)、ISBN 978-4-08-883147-3
- 「三次試験」2022年8月9日発行(8月4日発売)、ISBN 978-4-08-883191-6
- 「ハードモード」2022年11月9日発行(11月4日発売)、ISBN 978-4-08-883292-0
- 「再会」2023年2月8日発行(2月3日発売)、ISBN 978-4-08-883429-0
- 「一本」2023年4月9日発行(4月4日発売)、ISBN 978-4-08-883449-8
- 「クランクイン」2023年6月7日発行(6月2日発売)、ISBN 978-4-08-883555-6
- 「追憶」2023年9月9日発行(9月4日発売)、ISBN 978-4-08-883633-1
- 「奇妙な痕跡」2023年11月7日発行(11月2日発売)、ISBN 978-4-08-883692-8
- 「世紀の殺し屋展」2024年1月9日発行(1月4日発売)、ISBN 978-4-08-883793-2