SCAR/EDGE
以下はWikipediaより引用
要約
『SCAR/EDGE』(スカー・エッジ)は、三田誠/著、植田亮/イラストのライトノベル。富士見ファンタジア文庫刊。「にゅうっとグランプリ」金メダル受賞作品。
また、テーブルトークRPG「ダブルクロス」のサプリメント「ライブボックス」には、著者の三田自身が作成した、本作の舞台を再現した背景設定である「烙印よ、ダブルクロスに遊べ。」が収録されている。
ストーリー
烙印局の捜査官、土岐キズナはエリアナ女学院の理事長から、姉の未冬の奪還を依頼される。自分が巻き込まれた飛行機事故で死んだと思っていた姉は、テロリストに捕獲され、生き延びていた。
その依頼を受けに来たキズナを目撃した緋原・ちひろ・ランカスターも驚いていた。その少年は、以前に自分を救ってくれた少年だったのだ。
登場人物
土岐キズナ(とき きずな)
緋原・ちひろ・ランカスター(あけはら・ちひろ・らんかすたー)
土岐未冬(とき みふゆ)
織部沙代(おりべ さよ)
用語
魂成学(ソウルトロジー)
二十六次元以上の高次元において検出される特殊な波動を研究する学問で、魂成学ではこれを人間の「魂」と仮定している。
〈烙印〉
利便性を考え、利き手の掌へ施術されることが多い。
イメージとしては、SuicaやEdyを掌へ内蔵したようなものと言える。
烙印局
魂成学と〈烙印〉に関して独自の捜査権、裁判権を持ち、後述する“傷”の存在を社会に明かさないようにしている。
“傷”(スカー)・“傷”持ち(スカード)
“傷”を持つには、「欠落」と呼ばれる深い心の傷(親しい人物が死亡した、自分が死にかけたなど)が必要とされる。この心の傷が〈烙印〉を誤動作させることにより、“傷”が発現する。(例、土岐キズナの〈ダウンロード〉、織部紗代の〈死の予言〉等)
名もなき七人(ネームレス・セブン)
共同研究で魂成学を発表し、それと同時にインターネット上から姿を消した。
灰色脳(アッシュ・ブレイン)
他の六人全員に「この人にだけは敵わない」と言わしめるほどの才能の持ち主。
正体はちひろの母親(本名は作中では記載されていない)。魂成学が確立する前から“傷”持ちであった。ちひろが幸せで過ごすための世界を求めていた。
スノウ
正体は土岐未冬。詳細は前項を参照。
QED
理論や数式を介さず、問いを見た瞬間に解答が浮かぶことから、証明終了の意味を持つハンドルを名乗っていた。
正体は工藤義鷹。詳細は前項を参照。
イマキュラータ
正体はマザー・アズレア。ちひろ達が通うエリアナ女学院の理事長である。
サリエリ
笑い狐の別人格。
笑い狐(ラフ・フォックス)
サリエリの別人格。
二代目(セカンド)
正体は灰色脳が持ってきた魂を持つ人工知能(魂成学で判断すると魂を持ったことになる)。
レダー117
キズナはこの事故をきっかけに“傷”持ちとなった。
正確には未冬も生存者であるが、彼女はテロリストに捕獲されたため、死者の側にカウントされている。
実際は、QEDこと工藤が灰色脳を殺すために情報を流したために起きたテロ。
オケアーノス
超大型船舶としての機能も備えており、単独での航海が可能である。
既刊一覧
- 烙印よ、刃に囁け。 ISBN 9784829116524
- 烙印よ、虚ろを満たせ。ISBN 9784829117217
- 烙印よ、想いを蝕め。ISBN 9784829118108
- 烙印よ、絆を宿せ。 ISBN 9784829119075
短編
- 烙印よ、死を喰らえ。ドラゴンマガジン掲載
TRPG
- 烙印よ、ダブルクロスに遊べ。ダブルクロス2nd Edition サプリメント「ライブボックス」収録
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