SILENT KNIGHT翔
題材:パワードスーツ・プロテクター,
以下はWikipediaより引用
要約
『SILENT KNIGHT翔』(サイレントナイト ショウ)は、車田正美による少年漫画。『週刊少年ジャンプ』にて、1992年第35号から1992年第48号まで連載。ジャンプ・コミックス全2巻。
概要
神人類として“エボリューション”能力に覚醒した少年・翔が、一般人を旧人類とみなして抹殺を企む謎の組織、ネオ・ソサエティに戦いを挑む物語。最終話では、次回に続くかのような展開のまま、「NEVER END」とのエンドタイトルと共に終了しており、物語の完結はしていない。
連載当初は数々の伏線となる描写がなされていたが、単行本ではその伏線を取り消すような描き直しが行なわれている。たとえば、ネオ・ソサエティの階級はシスター以外はチェスの駒と同じであり、登場人物のルック(チェスでは城兵もしくは戦車の意)は、連載時はとある前線基地を守る幹部的存在として描かれていたが、単行本ではルックが「城兵」ならぬ「城主」としてネオ・ソサエティの最高権力者とされている。 尚、本作は聖闘士星矢とはスターシステムのように容姿が酷似するキャラクターが複数登場している。ただし、読者には受け入れられなかった。
最終話のジャンプ巻末で車田は「GOOD-BYE」との作者コメントを残した。コメント通り、車田は本作連載終了後に『週刊少年ジャンプ』との専属契約を解消、その後は『スーパージャンプ』・『月刊少年エース』(角川書店)・『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)など、他社刊行のものを含む各誌に連載している。
登場人物
翔と仲間たち
翔(しょう)
主人公の中学生。13歳。ルーツはファルコン、階級はサイレントナイト。エボリューション能力に覚醒する以前から、ケンカ空手の天才児として名が知れており、「爆裂拳」という得意技を持っていた。ネオ・ソサエティとの戦いに巻き込まれ、以前から飼っていた愛鳥のハヤブサ・ピイたんを殺された怒りからエボリューションが覚醒。やがて自分の意志でエボリューションすることに開眼し、人の命を守って戦うために立ち上がる。地上最速の動物であるハヤブサがルーツであるため、スピード攻撃が得意。無限大の潜在力を秘め、神人類として覚醒したばかりとは思えない急速な成長ぶりは、アーサーをも驚愕させる。必殺技は爆裂拳をエボリューションで進化させて放つファルコンバースト。
※ルーツ、エボリューション、階級については#用語を参照。
紫鈴(シーリン)
皇虎(おうこ)
涼(りょう)
ネオ・ソサエティ
アーサー
クルーガー
チラノザウルス
トリケラトプス
ジャコビニ
タラン
ネーク
コウモリ
用語
エボリューション
旧人類(きゅうじんるい)
サイレントナイト
シェルター
シスター
城(しろ)
神人類(しんじんるい)
神人類の矢(しんじんるいのや)
連載時は「青龍の矢」と呼ばれており、四神に対応した4つのアイテムの一つという設定だった。
チャージ
ネオ・ソサエティ
ビショップ
フィール
ホーリーナイト
ポーン
ミッドナイト
ルーツ
ルック
反響
ライターのバーグマン田形は、エボリューションの設定は中二病心をくすぐられるが、設定のほとんどが『聖闘士星矢』の二番煎じであり、同作の単行本に紛れていたら別作品だと気付かないレベルだと称している。また、伏線を回収できずに打ち切られ、最終回が掲載された少年ジャンプ巻末の作者コメントで長いリーダー記号の後に「GOOD-BYE」一言のみを残し、様々な思いが込められたリーダー記号があまりにも重すぎたと評した。
脚注 出典
参考文献
- 『週刊少年ジャンプ』 平成4年35号-48号、集英社、1992年
- 車田正美『SILENT KNIGHT翔』全2巻 集英社、1993年
登場人物一覧 |
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