TS学園の日常
ジャンル:トランスセクシュアル,TSF,コメディ,
舞台:中学校,
漫画:連載版
作者:カネコナオヤ,
出版社:キルタイムコミュニケーション,
掲載誌:ヤングアンリアルJINGAI,
レーベル:ヤングアンリアルコミックス,
発表期間:2019年11月13日 -,
巻数:既刊4巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『TS学園の日常』(てぃーえすがくえんのにちじょう)は、カネコナオヤによる漫画作品。『ヤングアンリアルJINGAI』(キルタイムコミュニケーション)にて連載中。「OTMS(オトメス)」と呼ばれる身体が一時的に女子化してしまう男子が在籍する男子校、天聖学園(通称TS学園)中等部を舞台に、生徒たちの日常を描く。Twitterで発表された「興奮すると女子化するTS体質持ち少年」シリーズの漫画版である。
あらすじ
天聖学園中等部に進学した幼馴染みの二人、敷島コータと高町ナギサ。OTMSのクラスメイト達に戸惑いつつも学校生活を送っていた二人だったが、ふとしたきっかけからナギサがOTMS体質に目覚めてしまう。クラスメイトたちとの交流を通じて成長していく二人だったが、次第に学園に潜むOTMSの秘密に近づいていくことになる。
登場人物
主人公
敷島 コータ(しきしま コータ)
主人公。アタマの出来はいまいちだが運動神経抜群の中学一年生。女子に対して緊張しがちで上手く付き合う事が出来ない気質で、気になる相手を執拗にからかったりする、いかにもな悪ガキタイプの元気少年だが、友情には篤く、ナギサを含む友人たちのために体を張る事を厭わない。
クラスでは珍しくOTMSではない普通の体質であったが、書籍版12話にて女性化を促進するクスリを誤って吸ってしまったあと一時的に女性化しており、OTMS因子を持っていることが明らかになった。その後しばらく再女子化する事は無かったが、第15話のラストで女子化し、本格的にOTMS体質となると共にFIX化寸前の状態であることが明かされた。トリガーはナギサと同じく性的に興奮する事。
重要人物
一条 チヒロ(いちじょう チヒロ)
コータの隣の席の生徒。左目の泣きぼくろが特徴。OTMS体質で作中で最初に女子化を披露しているが、トリガーは不明。成績優秀で面倒見のいいクラスのリーダー的存在だが、保険医の榊と共に学園の秘密を知っているらしく、後述の教育実習生の深見と「同級生」だったらしいことが示唆されているなど、ただの生徒とは思われない謎めいた人物でもある。
実は本当の年齢は三十歳を超えている。幼少期にネグレクトなどの影響でイマジナリーフレンドの少女「トワ」を持つようになり、OTMS体質に目覚めた際に女子化すると外見、人格ともトワに乗っ取られるという特異な体質になっている。
トワを抑え込むために服用しているOTMS体質抑制薬の副作用で歳を取らなくなり、完全な薬ができるまで十数年にわたって天聖学園に在籍し続けなければならなくなっていた。
クラスメイト
長谷川 ツバサ(はせがわ ツバサ)
坂本 スバル(さかもと スバル)
袴田 トウカ(はかまだ トウカ)
その他の生徒
方杉 ハルカ(かたすぎ ハルカ)
二子玉 ルイ/レイ(にこたま ルイ/レイ)
野崎 ケイ(のざき ケイ)
八嶋 セイ(やじま セイ)
教師・職員
榊 優香(さかき ゆうか)
用語
OTMS(オトメス)
作中時間の十五年前に初めて発見され、あらゆる学術分野の観点から研究されているが、現時点では男性の体内にある未知のタンパク質が女子化の因子になっている事以外はほとんど詳細が判明していないとされている。
作中の時間内では新生児の男子率とOTMSの発現率に相関関係が発見されており、将来的に「人間は全て男性として生まれOTMS体質を持つようになる」と予測し、現在のジェンダーの常識が通用しなくなる時代の到来を予言する学者もいる。
FIX(フィックス)
書誌情報
- カネコナオヤ『TS学園の日常』キルタイムコミュニケーション〈ヤングアンリアルコミックス〉、既刊4巻(2023年2月14日現在)
- 2020年2月27日初版発行(2月19日発売)、ISBN 978-4-7992-1345-2
- 2021年1月1日初版発行(2020年12月24日発売)、ISBN 978-4-7992-1447-3
- 2022年1月1日初版発行(2021年12月24日発売)、ISBN 978-4-7992-1588-3
- 2023年2月20日初版発行(2023年2月14日発売)、ISBN 978-4-7992-1741-2